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インターネット広告業界の健全な発展への取り組みとセプテーニグループ 【後編】Septeni Edge #16

こんにちは。
セプテーニのPR担当の江里です!

「インターネット広告業界の健全な発展への取り組みとセプテーニグループ【前編】」では、これまでの活動を振り返ってそれぞれの思いをお話しいただきました。「インターネット広告業界の健全な発展」に取り組んだことでグループに大きな変化が生まれたわけではなく、この取り組みは、すでにグループの中にあったスタンスが明文化されたものであり、グループメンバーにとってはあたりまえのことだと認識されていたのが印象的でした。

前編はこちら

インターネット広告業界の健全な発展への取り組みとセプテーニグループ 【前編】Septeni Edge #16 | Septeni Door
こんにちは。セプテーニのPR担当の江里です! セプテーニには、セールス、広告運用コンサルタント、クリエイティブ、データ分析など、様々な領域で活躍するプロフェッショナルがいます。 この「Septeni Edge」では、そんな彼らにインタビューし、彼らが生み出すセプテーニのEdgeを皆様にお届けすることで、セプテーニのことをより知ってもらいたいと思っています。 ...
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後編では、インターネット広告業界の健全な発展に貢献するために、今後何が求められるのかをみなさんにお伺いしました。ぜひご覧ください!

――インターネット広告業界の健全な発展に貢献するために、JAA「デジタル広告の課題に対するアドバタイザー宣言」で取り上げられている各種課題に対して積極的に取り組むことは大前提ですが、それ以外で私たちはどのようなことに対応すべきなのでしょうか?

高野)
デジタルマーケティングでは、今後ますますデータの利活用が重要になりますので、データ領域においては取り組むべきポイントが多くあると考えています。たとえば現在データポリシーの整備を進めていますが、こういった会社としてのルールづくりをしていくのと同時に、デジタルマーケティングに関わるメンバーたちのデータに対する知識や理解を底上げしていかなければいけないと考えています。

甲斐)
現在は、データに関する案件はトレーニングを積んだ専門部署が中心になって対応していますよね。

高野)
そうですね。ただこの先、データを用いたマーケティングが一般的になればなるほど、データについてのあらゆる判断を現場が行うことになる可能性が高い。「このデータをこう活用して、こういう配信に活かします」となったとき、そのデータの扱いって良いのか悪いのか、そのジャッジを現場、特に管理職が適切にできるようになる必要があると考えています。

――ジャッジを正しく行うためには、何が必要なんでしょうか?

高野)
まずは当事者として、データに関する知識を積極的にインプットしようとする姿勢が必要だと思います。食わず嫌いせずに少しでも興味をもってみれば、いろいろと教えてくれる仲間がいるはずなので。
データは適切な扱いの元では大きなパワーを発揮する一方で、不適切な取り扱いをした場合のリスクが計り知れません。知識が足らないことが原因で判断を誤り、ユーザーやクライアントに多大な迷惑をかけてしまう危険性や、場合によっては法令違反となり自社だけでなくクライアントへも行政指導が入り、インターネット広告業界全体に負の影響をもたらす恐れもあります。
だからこそ、期待感と危機感をバランスよく持っておくことが大事だと思っています。

本間)
データまわりの知識のインプットは本当に大事だと思います。専門性が高い分野なので専門家に任せよう、と思いがちかもしれませんが、大枠の概念や抑えるべきポイントはしっかり自分の中に持っておくべきですね。社内では勉強会も開催されているので、積極的に知識を習得しにいってほしいです。個人的には、情報はこまめにアップデートしていくことをおすすめしています。この業界は本当に流れが速いので、この件は今度まとめて・・・と思っているうちに知識がどんどん古くなってしまう。
マーケティングパートナーとして、常にクライアントをリードできるレベルの知識や情報を持っておくためにも、日頃のアップデートが大切だと思っています。

甲斐)
僕は、情報の習得方法の一つに、パートナー企業との連携があると思っていて。デジタルマーケティングの領域はどんどん広がっているので、自分ひとりですべてのソリューションをクライアントに提供するのは難しいですよね。だからこそ自分自身への情報のインプット時に、あわせてどの会社さんがどの分野で最新の取り組みをしているのか等をリサーチして、どんどんお声がけするようにしています。
協力会社さんとのパートナーシップが強固になればなるほど、クライアントにもより価値のあるソリューションを提供できると思っているので、クライアントとパートナー企業と僕たちが、WIN-WIN-WINの関係になれるようにこれからもパートナーシップを築いていきたいです。

――他にはいかがでしょうか?

山崎)
先ほど話に出たデータまわりを筆頭に、デジタルマーケティングの領域はどんどん変化しています。広告の運用もどんどんプログラマティックになっていますし。そうなったときに、クライアントが我々に求めるものも今までとは大きく変わってきていますし、今まで当たり前とされていた業界の慣習的なものや取引の形態についても変革を求められるタイミングなのかなと思います。
クライアントにとっても僕たちにとっても最善な方法を考え模索する必要があると思っています。

――どのような形態だったら関係者が全員幸せになるんでしょうか?

山崎)
まだ僕たちの中でもこれ、という正解はみつけられていません。ただ、デジタルマーケティング全体のサプライチェーンを考えたときに、それぞれが適切に利益を得られるような仕組みや状態を作ることが、業界全体の健全化には必要なんじゃないかなと思います。しっかり取り組んでいる企業が健全に企業成長を遂げることで、業界自体がさらに活性化していく。クライアントに対して今以上の価値を提供するためにも、それが目指すべきところですよね。クライアントやパートナーのみなさまとも議論しながら、納得感と透明性をあわせもった方法を模索していきたいです。

本間)
そういった意味でも、先ほど「真面目」の話で山崎さんも話していた通り、もっと意識的に様々なチャレンジを繰り返していく必要がありますよね。Septeni Japanでは今期から、月に一度新たなチャレンジを称えるアワードを開始していますが、全社員から応募がくるくらい「可能性への挑戦」が増えるといいなと思います。

――みなさま、ありがとうございました!


note(インターネット広告業界の健全な発展への取り組みとセプテーニグループ 【後編】)https://bit.ly/3e8g3Hjからの転載


※本インタビューは、セプテーニグループが在宅勤務に移行する前に行ったものです。

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