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なにをやっているのか

SenSproutの事業は大きく分けて二つあります。一つは、大企業を含めた農業に新規参入したい方々に向けて、土壌水分センサー、灌水制御装置、ビニールハウスなどのハード面と栽培ノウハウなどの生産面も支援したソリューション「高機能ビニールハウスソリューション」の販売。もう一つは、野菜の流通です。 高機能ビニールハウスソリューションは、事業提携先である株式会社果実堂、株式会社果実堂テクノロジーと共同開発したソリューションです。果実堂さんが日頃から使っている土壌水分センサーと灌水制御装置が組み込まれたビニールハウスと、見える化された栽培ノウハウがセットになっており、実際に農業に新規事業参入する際に導入しやすいような形を作っています。 既にたくさんの土壌水分センサーや灌水制御装置が農業法人や農家さんへ導入されており、そこからのフィードバックをもとにハードウェア・ソフトウェアのエンジニアと研究者が協力して開発を遂行しています。エンジニアが現場へ出向いて調査や問題解決をすることもあり、スピード感を持って取り組んでいける仲間を求めています! ◎参考記事(弊社代表三根のインタビュー) ・東大工学部 研究室 からスタートしたプロジェクト 土壌水分センサー で農業人口の減少に立ち向かう https://synapse-magazine.jp/new-business/181029mine/ ・ビジネスモデルと起業の経緯、今後の展望 https://youtu.be/8yZv-fXIgnk

なぜやるのか

現在、日本の農業人口は約180万人。平均年齢も68歳ぐらいになっています。この先も50万人程度までどんどん減っていくといわれています。でも、農作物の需要は変わりません。そうなると、輸入に頼らなければならなくなりますが、安全性のことを考えると輸入農作物に対して懸念する人は少なくないでしょう。 結局、少ない農業従事者でいかに効率よく安全な農作物を作るかという話になります。我々はスマート農業機器やソリューションの提供を通じて、この課題を解決できると考えています。

どうやっているのか

弊社は東京大学 工学系研究科 川原研究室の研究内容を元にスタートしました。技術アドバイザーである川原圭博教授をはじめとする研究室メンバーと協力しながら開発を進めています。 また、東京大学 農学生命科学研究科 溝口研究室などから農学の視点でのアドバイスを受けることで、センサーの精度の向上に繋げています。 さらに、ベビーリーフの高度な生産技術を持っている熊本の農業法人 株式会社果実堂と事業提携し、生産ノウハウの見える化や自動灌水実験を進めています。 20~30代のメンバーで構成されていますが、皆、大手電機メーカーや、スタートアップ、コンサルタントなど様々な経歴の持ち主です。