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なにをやっているのか

SENRIを使用する顧客の営業スタッフたち
現地スタッフによる顧客オンボーディングの様子
私たちは、アフリカ・アジア計6カ国で企業向けに、営業・販促管理サービス『SENRI』を開発・提供しています。 『SENRI』は新興国における流通のデジタル化をサポートするSaaSで、製造業・卸の営業活動の管理や、受発注の管理をするモバイルとWebを組み合わせたサービスです。 『SENRI』には、技術で「千里」先を見通し、距離にかかわらず信頼関係を構築する手助けをしたい、という想いが込められています。 『SENRI』を使うことによって、製造業や卸の企業は、日々の営業・販促活動を可視化して評価できるようになり、時間がかかりミスも多かった受発注の管理も効率化できるようになります。 新興国のサプライチェーンの変化は早いです。そのような市場で、より効率的に営業・販促活動が管理できるようになると、企業はよりスピーディーに、より確実に、商圏や売上を拡大できるようになります。 2015年9月にサービスをリリースしてから、ケニア・ナイジェリアを中心とするアフリカでサービスを展開していましたが、2020年2月からアジア(インドネシア)での展開も開始。2020年8月時点で、120社を超える企業に導入いただき、前年比2.7倍ペースで成長しています。 現在もサービスおよび市場の拡大に急ピッチで取り組んでおり、より多くの国で、より強くサプライチェーンを支えられるサービスを目指しています。

なぜやるのか

顧客への導入トレーニングの様子
商品がうずたかく積まれるローカル市場
代表の永井が国際機関で働いている時に縁のあったアフリカで、現地の企業さんの力になることがやりたい、そんな思いから、現地調査をした結果、プロダクトの『SENRI』が生まれ、私たちは株式会社SENRIを立ち上げることにしました。 新興国のサプライチェーンでは、キオスクや街の小さなスーパーなど「伝統的小売店」が市場の70〜90%を占めています。そのため、日本と異なり受発注の自動化・電子化が遅れており、データベースも存在しにくい状況です。 その結果、製造業や卸の企業では、それぞれ独自にスタッフを雇い、顧客開拓から、お金のやりとり、モノのやりとりまでをマニュアルで行うオペレーションが主流となっています。 しかし、各企業にとって営業・流通のオペレーションの構築は容易ではありません。なぜならば、各社が共通して「信用できる取引先が分からない」「そもそもスタッフが信用できるか分からない」といった悩みを抱えているからです。 つまり、良い商品を作り流通させることよりも前に、そもそもサプライチェーンの中での信用の欠如が、企業にとっての悩みの種なのです。 そんな課題を解決し、「技術で『信用』の架け橋となり、新興市場の企業の可能性を切り拓く」ことをミッションとして、私たちはサービスの開発・提供を行っています。

どうやっているのか

エンジニア合宿(ケニア)の様子
東京のオフィスの様子(2021年3月引っ越しました!)
私たちは、アフリカ・アジア・日本で共通の3つのバリューで事業を行っています。 ■Earn Extra Mile for Customers: 私たちは、ただサービスを提供するだけではなく、顧客一社一社のオペレーションがより良くなるインパクトを与えることを目指しています。そのために、顧客の声を聞き、組織で共有し、考え抜いた上で、『SENRI』先まで顧客と伴走できるサービスを提供することを目指しています。 ■Be Assertive with Facts: 私たちは、ポジションに関わらず、チームが『SENRI』の距離を超えて考えを共有し、議論する組織でありたいと考えています。そしてその前提として、ファクトを集め、ファクトに向き合って考えることをそれぞれのメンバーが行う組織でありたいと考えています。 ■Drive Ourselves to be Better than Yesterday: 「『SENRI』の道も一歩から」ミッションの達成のために組織も個人も成長が必要です。私たちは、そのための一歩一歩の努力を日々積み重ねて成長していくことを目指しています。 ミッションの達成のためには、まだまだチームの力は微力で、これから継続的に組織を拡大していく必要があります。少しでも興味を持っていただいた方、ぜひ一度お話しましょう!