先月の6/17(金)に、Sekappyではnote placeをお借りしてメンバーが一堂に集まる全社会を行い、役員発表や自社プロダクトの新機能テストといった様々なコンテンツが展開されました。
その全社会において、Sekappyの顧問である佐々木 大輔さんによる勉強会「Web3 Quick Tour」が行われました。
もともと、Sekappyでは多数の参加者が集まる勉強会が毎月開催されており、メンバーは新たな技術への関心を高く持っています。
そんな中、全社会で佐々木さんが登壇してくださるとあって、社員はみんな熱心に講義に聞き入っていました!
本記事ではその模様をレポートします!
佐々木大輔さんによるIT勉強会特別編「Web3 Quick Tour」レポート
まずは佐々木大輔さんの自己紹介から勉強会はスタート。佐々木さんは現在スマニューラボの取締役研究員として活躍されています。
『マジック:ザ・ギャザリング』のファンでもある佐々木さん。カードゲーマーが集うSekappyでの掴みとして《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》Foilを好きなカードとして挙げ、メンバーの間に笑顔が生まれ、一気に緊張感が和らぎました。
今回の勉強会のお題は「NFTとはなにか?」という内容。最初はその根本的な疑問に対して分かりやすく一般的に高額で取引されるNFTのデジタルアセットを例示し、実際にはそれ自体はNFTではなくブロックチェーン上に記載されている内容がNFTであることを説明いただきました。
NFTとは「Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)」の略であり、代替不可能な構造を持っています。ビットコインなどで大流行した「ファンジブルトークン(FT)」の暗号通貨とは異なるものだということも併せて分かりやすい例を用いて語っていただき、NFTについてよく知らなくともその概要が頭に入ってきます。
また、NFTについてのよくある誤解もここで解いてくださいました。世間では、例えばNFTアートは「複製不可能なデジタルデータである」と表現されることがあります(私もそう誤解していました…)。より正確には、NFTは画像などデジタルアセットをどれだけコピーしても「その購入者が自分であることを証明できること」が肝要であることを語ってくださいました。
その後講義は、実際にNFTのマーケットプレイス「OpenSea」などの説明から、現在トレンドとなっているNFTを証明書として使用する、所有者に対する追加のサービス=Utilityについての内容に移ります。
(https://opensea.io/collection/a-wizard-of-tonoより引用)
実際に佐々木さんが作成され販売中の商品を例に出し、実際にNFTを通じてどのようなUtilityがデザインできるかを示してくださいました。
そして、それをさらに推し進めた「Loot (for Adventurers)」というNFTについての説明に突入します。
「Loot (for Adventurers)」で販売されているのは「Bag」(鞄)という名の8行のテキスト。「Bag」の中身は防具であったり武器であったり、アクセサリーであったりします。そして、この「Loot (for Adventurers)」とは別の第三者が、この装備を使ってゲームを作ろうというプロジェクトが進んでいるというのです。
(https://twitter.com/hyperloot_/status/1531954824543375360より引用)
例えば、「HyperLoot」というサービスは「Loot (for Adventurers)」にビジュアルを与えるために作られました。そして「HyperLoot」に参加した所有者は、専用のDiscordサーバーに入ることができます。
そのサーバー内では、実際に「HyperLoot」を使用したゲームを創り出すプロジェクトが進んでいます。
あくまでも「Bag」は8行のテキストでしかありませんが、そこからこんなに大きなプロジェクトに参加できるのがNFTの魅力!
最後は、NFT練習コンテンツと、佐々木さんご自身が運営されているメディアのご紹介をいただき、勉強会は幕を閉じました。
本来は二時間以上かかるという講演を、30分にまとめていただく駆け足の勉強会となりましたが、メンバーは最後まで熱心に耳を傾けていました。
佐々木大輔さんには、本勉強会に向けて多大なるご尽力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、佐々木大輔さんの勉強会レポートはいかがだったでしょうか?冒頭に書いた通り、Sekappyでは毎月社内勉強会を開催しており、多数の参加者が集まっています。
もし、この記事をご覧になった方の中で、Sekappyの勉強会や、Sekappy自体に興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度話を聞きに来てみませんか?
弊社一同、お待ちしております!
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