どうも、タソガレです。本記事では先日弊社オフィスにて開催された社員限定イベント「GP名古屋2018優勝記念!! 行弘選手・山本選手・佐藤選手トークショー」の様子をレポート形式でお届けいたします!
行弘賢選手(アイアンワークス、チーム「Musashi」)、山本賢太郎選手(Team Cygames、チーム「Musashi」)、佐藤レイ選手(BIG MAGICプロ、チーム「Kusemono」、弊社社員)のお三方による貴重な会の一部始終をぜひご覧ください!
※Twitter投稿動画でも一部会の様子をご確認いただけます!
開幕はシャンパンオープン!
イベントはまず簡単な自己紹介、そしてシャンパンオープンからスタートします。途中司会者、というか私が行弘選手のシャンパンを誤って開封してしまう(!)というとんでもない失態をかましつつも、心の広いお三方のおかげで朗らかな空気で抜栓が行われます。
それでは行弘選手、山本選手、佐藤選手のグランプリ優勝を祝しまして……乾杯!
行弘選手はお酒が苦手ということで、代わりにジンジャーエールを注がせていただきました。余韻もそこそこに、さっそく今回のグランプリに関するトークショーへと移ります。
スイスラウンドをどのように勝ったのか
まずは本戦でどのようなシールドデッキを組んだかの解説に入ります。1日目は佐藤選手がイゼット、山本選手がディミーア、行弘選手が緑多色(白黒緑)を担当。プール自体はかなり良いものが回ってきたようで、7-1という好成績で難なく初日抜けされています。
そして本戦2日目のシールドプール。完成度の高いボロスとサードデッキとして組まれたセレズニアはさておき、最も時間をかけたのはディミーアの調整だったそうです。単純に枚数だけを見れば青黒のみで組めそうなプールでしたが、チームのアドバイザーポジションである行弘選手が《任務説明》や《つぶやく神秘家》とのシナジーを検討した結果《イゼットのギルド門》による赤、《溶岩コイル》のタッチを決めたとのことでした。
ビデオを見ながらのプレイオフドラフト振り返り
スイスラウンドのお話を一通り伺った後は、プレイオフのチームドラフトにおける行弘、佐藤両選手のピック譜をビデオにて振り返ります。まずは準決勝の行弘選手のピックをフィーチャー。
チームドラフトのコツとして「下家と意図的に色を被せる」テクニックを紹介する行弘選手。一般的な「空き」のシグナルになるであろう《ディミーアの偵察虫》などを意図的に流しつつ、自分は《つぶやく神秘家》などの単体で強力なカードをピックし続けることで、相手のパワーを下げつつデッキの完成度を高めることができるとのお話でした。
そして話題は決勝戦の佐藤選手のピックに。
《薔薇たてがみのケンタウルス》というなんとも言えないカードからピックをスタートした佐藤選手ですが、その後しっかりとセレズニアとしての立ち位置を確立。対アグロや対コントロール用のサイドも取りつつ、最終的に《希望の夜明け》という爆弾カードを獲得することでデッキの完成度を大幅に高めることに成功します。
ピック終了後のチームメイトとの情報のすり合わせにより、三原選手がボロスであることを突き止めた佐藤選手。その結果メインボードから《正義の一撃》や《押し潰す梢》を投入し、三原選手の主戦力である《空騎士の軍団兵》を的確に捌くことで最終戦を制することができたとのことでした。
お酒とピザとチームシールド実践!
トークショーが終わった後は、お酒とピザを交えた祝勝会タイムに突入します!
なんとここで弊社の川崎慧太より、お三方にドンペリのサプライズ(もちろん自腹)が!お酒に目がない山本選手と佐藤選手は思わず大喜びです。
場の空気も温まってきたところで、お三方にはその場で『ラヴニカのギルド』チームシールドを実践していただきました!
レアを中央に集めた後、それを青→赤→白→緑→黒の順でぐるりと囲むことで、ギルドごとの強弱を俯瞰しつつ3人での検討を行うお三方。「ディミーアはパーツが揃いすぎてるから《破滅を囁くもの》をゴルガリに渡そう」「ボロスは基本やりたくない寄りだけど、ここまでカードが出てるなら十分戦えるよね」など、グランプリ優勝チームによる貴重な生会話を堪能させていただきました。
その後は改めてお三方を交えたフリータイムに。細かいテクニックやプロマジックの現状など、普段はなかなか伺うことのできない内容について、ここぞとばかりに社員から質問が飛び出します。
もちろん、カードへのサインもばっちりしていただきましたよ!
ますますのご活躍をお祈りしております!
最後には参加者全員で集合写真を撮影!
行弘選手、山本選手、佐藤選手。この度は貴重なお話、本当にありがとうございました!
お三方のますますのご活躍を社員一同、心からお祈りしております!