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高校を中退した17歳、できたてベンチャーでのインターン物語〜番外編 学校は行くべきか〜

こんにちは!

SEKAISHAの笠巻です!

今回はインターン生の佐藤みちたけさんに、「学校は行くべきか」という議題について語っていただきました。

17歳で高校には行かないという決断をしたみちたけさん。

彼は大学に行くことについてこう語ります。

「あくまでも大学は目的ではなく、手段です」


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SEKAISHAでインターンをしている佐藤みちたけです。前回の記事では自己紹介をしました。

、、、ええ。これを読んでくださっているあなたが何を思っているのか僕には想像がつきます。

「序章の次が番外編って早すぎん!?!?」

それは僕も思いました。めっちゃ思ったんですけど、書きたくなったので、番外編を書こうと思います。

教育に興味がある方は、この記事を読んだ後に、自分の考えと比べてもらうだけでも、楽しいと思いますので! よかったら、最後まで読んでください...!

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「学校に行くべきか」についての僕の考えを書いていこうと思います。

小中高に共通することなのですが「行って楽しいのなら行った方が良い」と僕は思っています。

そもそも、人間の究極の目的はなんだと思いますか。お金持ちになること? 有名になること? 異性にモテること? 

僕は「幸せになること」だと思っています。お金持ちになりたいのも、有名になりたいのも、異性の人にモテたいのも、どれを「幸せ」と感じるかは人によって違うかと思いますが、「幸せになりたい」という欲望から、様々な欲望や願望に繋がっていると考えています。

そこで「学校に行くのかどうか」を考えた時に出る結論は1つしかありません。

「学校に行くのが幸せなら行けば良いし、幸せでないなら行かなくても良い」ということです。

「学校に行って友達と遊べる」や「授業が楽しい」など、学校に対して明るい感想を抱くのであれば行った方が良いと思いますし、逆に「学校に行けばいじめられる」「授業がつまらない」などと暗い感想を抱けば、無理をして行く必要はないと思います。

ちなみに、僕が学校を辞めた理由も「学校に行くことが嫌になったから」でした(詳しくは前回の記事を読んでいただけると...! )。

「それは頭ではわかっているけれど、実際に行動するとなると怖い...」と思う人も多いのではないでしょうか。僕は怖がる必要は全くないと思います。

小中学校に行かなくても通信制高校や定時制高校という手がありますし、高校に行かなくても高卒認定試験を受ければ「高卒と同等の学力を持っている」という証明になるので、そこから大学に行くこともできますし、就職することだって不可能ではありません。選択肢は確実に増えていっています。

その先にあるのが大学です。

よくネットを騒がしているのが「大学に行くべきかどうか」問題。

僕の考えでは「医者になる」「専門領域の研究がしたい」「将来、海外で何かがしたい」と思う人以外は行かない方が良いと思っています。

なぜかというと「この3つのこと以外は他で代用できるから」です。

医者になるのは、大学に行って資格を取らないといけないし、専門領域の研究は個人でやるよりも大学でやった方が資料やお金などのリソースがあるので、圧倒的にコスパが良いです。また、海外に行く時に必要なVISAを取るには、学歴が必要です。

そのため、この3つの理由では大学に行った方が良いと思うのですが、それ以外の理由は「オンラインサロン(インタラクティブなファンクラブのようなもの)」などで代用できるからです。日本で一番大きいオンラインサロンの人数は12,000人です。他にも5,000人のオンラインサロンなども多数あり、オンラインサロンは大学よりも多い人数の方と密に関わることができます。それに加え、触れ合える人の年齢や職種はバラバラなので、様々な価値観で物事を考えられるようになります。

僕が大学に行かない方が良いと思っている理由はもう1つあります。「圧倒的なコスパの悪さ」です。

難関大学に入るための授業を除いた勉強時間の平均は4,093時間。それに加え、大学に入るまでに塾代として平均200万円が必要と言われています。そこからさらに、大学の単位を取るための最低時間が1,400時間、入学金や授業料などで国立が300万円、私立が500万円必要といわれています。

なんとなく「大卒」を手に入れる場合の約5,500時間と500万円というお金があれば、もっとそれ以外のことができると思いませんか?

例えば、プログラミングを5,500時間もやれば、職には困らないレベルになっている可能性が高いですし、世界一周をすることだってできます。世界各国を周り、様々な価値観に触れたり、様々な経験やつながりを手に入れることができるはずです。

そう考えると圧倒的にコスパが悪いのです。

そもそもなぜ「(難関)大学に入ること」が美徳とされてきたのでしょう。

それは「大企業に入ること」が人生を送る上で最も安定しており、自分のステータスになっていたからです。これまでの時代はそうでした。

ですが、これからの時代はそのような時代ではありません。インターネットが普及している現代はまさに変化の時代。日々起こる変化にどれだけ対応できるのかが大切になってきます。そう考えると、舵が重い大企業は波に乗りづらい企業です。また、これからは「個」の時代と呼ばれるような時代になっていくため「〇〇社の△△さん」から「△△さんは〇〇社の人だったんだ」というようになります。「会社」が自分のブランディングにならないのです。ブランディングになるのは自分の価値のみ。そうなった時に大企業にいて、何もスキルを身につけていない人は生きづらくなるでしょう。

一方で学歴は足枷にはならないし、大学は、自分と同じくらいの地頭の良さの人と簡単に巡り会えます。

また「自分のやりたいこと」が高校生の間にわからなかった人は考える時間として、大学にいくことは選択肢のうちに入れても良いと思います。ただ、5,500時間も自分と向き合えば、自然とやりたいことは出てくるとは思いますが...笑

それでも決められない人は高校生のうちに休学などをして、何かアクションを起こせばいいと思います。考えていても机上の空論になってしまうかもしれないし、行動して初めてわかることもあるからです。

大学に行くべきかそうでないのかは、まずは自分がやりたいことを考え、そのやりたいことは大学に行く必要があるものなのかどうか(行った方がコスパがいいのか)を考えてから、決めれば良いと思います。

結局は、自分が幸せになる手段として大学が最も適していれば、大学に行った方がいいということです。あくまでも大学は目的ではなく、手段です。

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