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若手エンジニア2人にインタビュー!#2:みんなで作り上げる勉強会

SEEDS COMPANYではメンバーひとりひとりが成長できるように、積極的にエンジニアの勉強会を行っています。その企画・運営を担当する星さんと山内さん。
若手エンジニア2人にインタビュー!#1:エンジニア勉強会のはじめかた』では勉強会を始めたきっかけをお話しして頂いたので、今回はどのように勉強会を作り上げているのかを伺ってみました。
※この記事は3月に行ったインタビュー内容の記事でございます。現在(2020年4月22日時点)はテレワークでのオンライン勉強会を行っております。

SEEDS COMPANYの若手ふたり。業務では別のチームだが勉強会の企画・運営では息の合ったコンビ。
星 貴公(写真右)x:eee バックエンドエンジニアメンバー
山内 智奈美(写真左)HITO-ManagerのDevOpsメンバー

『勉強会はどういう目的でやるのか?』をゼロから考えました。

勉強会を行うにあたり何を参考にしたんですか?

山内:
最初に星さんと勉強会をどう進めようかの話し合いを沢山しました。
私が参考にしたのはQiitaですね。片っ端から勉強会の記事を読み漁って、星さんに情報共有をしていました。例えば『勉強会はどういう目的でやるのか?』みたいなところから、ゼロから考えていきました。

星:
あとは他社の社内勉強会のブログなどを探して、運営者としての心構えとか、実際開催したコンテンツ、やってみてどうだったなどを山内さんと一緒に探して、自分たちにあった方法を模索していました。

山内:
そうですね。実際に他の会社の勉強会見に行ったりとか。

星:
うんうん。

山内:
この前他社様の勉強会に参加したら、たまたま星さんも同じ勉強会に参加していてばったり。って事もありましたね(笑)

星:
奇跡的に同じ勉強会に参加していたっていう(笑)

―今までも勉強会にはよく参加していたの?

星:
いえ、今までは勉強会に積極的に参加したことはなくて、今回勉強会運営をきっかけにいろんな会社の勉強会に行くようになりました。今では隔週で行ってます。
自分の勉強が中心なんですけど、ほかの方はどういう感じで勉強会を運営しているのかなども観察しています。

山内:
最近ではオンラインで勉強会をやってるところも結構あって。
今って多くの会社がテレワークになっているじゃないですか。なのでオンライン勉強会も参考にしたくて参加していました。

―色々と参考にしていたんですね。

山内:
わたしたちが企画・開催したハッカソンで、SEEDS COMPANYのエンジニアの枠を超えたSEEDS COMPANYのメンバーが、2チームに分かれて開発を進めていきました。
テーマは、「シェイシェイカー」という、感謝の気持ちをコメントにしてweb上で送りあう仕組みの改善。より使いやすくするためにslackで送りあう仕組みに進化させました。

LTをやってくれる人を募集して毎週開催しています。

ハッカソン以外にはどんな勉強会を開催しているのですか?

星:
そうですね…正直まだ開催したコンテンツは少なくて、LTともくもく会とハッカソンの3つですね。

―LTって言うのは"Lightning Talks(ライトニングトーク)"であってますか?

星:
はい"Lightning Talks(ライトニングトーク)"ですね。
普通のLTって10分~15分くらいなんですけど。
SEEDS COMPANYは全然ライトニングじゃないですね。皆さん結構長くお話ししてくれています。

山内:
確かに長いですね!凄く感心してます。

星:
普通に1時間とか発表してくれる方もいらっしゃるし、すごく勉強になるので感謝しています。
でもそれってLTなのか?って言われてると困ってしまいますね。(笑)
一応今はLTとして発表してもらってますが今後呼び名が変わるかもしれないです。

―LTのテーマは発表者が自由に決めれるんですか?

星:
もちろんです。
発表する為には自分でちゃんと理解している得意なテーマでないといけないので、発表者の方が持ってきてくれたテーマを発表してもらっています。
先程も言いましたが、LTとは言うものの発表時間も1時間くらい設けてるので好きな時間お話ししてもらえます。
発表者自身が今まで学んだ事のアウトプットの場にもなると思うので、発表側聞き手側双方に有意義な時間になっていると思います。

―約1時間お話ししてもらうとなると、準備とかも含めて結構工数を割くよね?
そういう所はマネジャーに注意されたりはしない?

山内:
全くないですね(笑)

星:
そうですね。

山内:
開催日時や時間など、全部任せてもらっているので・・・逆にマネジャーからzoomのURL発行しようか?とか、その時間ミーティングと被って参加者が少なくなりそうだからこの時間でやった方がいいよ?とか、細かい所で協力して頂いていたりします。

星:
確かに今日までに『今忙しいからそんなんやってる場合じゃない!』みたいな事は一度も言われたことないですね。

山内:
なかったですね全然。むしろ積極的に勉強会やってほしいっていう感じでした。

星:
なんだったら忙しい時もやってました。それでも皆さん参加してくれましたね。

―なるほど。
今はどれくらいの頻度で開催しているの?

星:
今はLTをほぼ毎週開催していて、もくもく会などもどんどん増やしていくつもりです。ですが最近はテレワークになっているので、もくもく会は開催するのが難しいですね。

山内:
なので今はテレワーク中でも出来る勉強会を模索中です。

―LTの発表者は自主的?それとも指名制?

星:
基本的に、LTをやってくれる人を募集してます。
とは言っても、なかなか『やります!』って言ってくれる方ばかりではないので、やってくれそうな方に『ちょっとやってみませんか?』みたいな感じで声掛けてます(笑)
でも全然強制感はなくって、もしよろしければくらいの気持ちでお誘いしてます。

―そうなんですね。じゃあ私が『やりたい!』って挙手したらすぐにでもって感じ?

星:
そうですねウェルカムです。
中には、『どんな事を話したらいいですか?』みたいな質問をされる方もいるので『こういう話をしていただけませんか?』と、山内さんと一緒に考えて提案したり、発表者の方がやり易いように意識してお手伝いもしています。
前回は山内さんにもLTやってもらいましたもんね。

山内:
そうですね。30分くらいお話しさせて頂きました。

業務ですぐに役に立って、勉強会をやってよかったと実感しました。

実際に勉強会で学んだものは役に立っている?

山内:
役に立ったなって実感したことは何度もあって、1つはコミュニケーションのところで役に立っています。参加者ひとりひとりどんな人なのかっていうのが、働いているだけでは全然分からなかったんですけど、そういうのが把握できたり、他のチームの人がどういう業務をしているのかだったり、SEEDS COMPANY全体のどのポジションの人が、どんな仕事をしてるのかが把握できて、コミュニケーションを取る際にとても参考になっています。

2つ目は技術的な話で、ハッカソンのおかげで今まで触れたことがなかった言語に触れて、体験できたり話を聞いたりできたっていうのが大きいですね。ハッカソンで同じチームだった方がJava Scriptの解説をしてくれたんです。その後にたまたま業務中にJava Scriptに触れる機会があって、解説を聞いていたおかげですぐに理解が出来たんです。その時が一番実感した瞬間だったかもしれません。

あとは他のチームの方たちが業務中にどんな技術を使っていて、どんな手法で開発してるのとかっていうのを、マネジャーがLTで話してくれたんです。きっと業務中だとそんな会話にならないし、ゆっくり話を聞く機会もあまりないと思うんですけど、LTでそういう話が聞けたのがとても貴重な体験でした。

最後は、新しいものを運用するとか立ち上げるっていうことの大変さが、今回勉強会の運営を任されてわかりました。

星:
山内さんがお話ししてくれた内容とほぼ一緒になってしまうかもしれないですが、勉強会で技術的な事はもちろん学んだんですけど、普段なかなかお話する機会がない方が何に関心があるのかとか、どんなお仕事をされているのかとか、どういう事を考えながら仕事に取り組んでるのかっていう事をハッカソンやLTで知ることが出来て、それが一番の学びになったと感じます。

あとこれも山内さんに言われてしまったんですけど、やっぱり運営をする難しさですね。
今まで、何かを0から立ち上げて運営するという経験がなかったので、やってみて難しいんだなっていうのを色々と学びました。

あと企画の方のLTでリスクマネージメントの話を聞いて、リスクとの向き合い方とか、リスクは裏を返せばチャンスなんだとか、そういう考え方って自分の仕事にも直結するなと思って。
これからやるアクションに、どんなリスクが潜んでいて、それを回避する方法とか、これをやることによって何を得られるのかとか、そういう物の考え方をするようになりました。

―勉強会を通しての学びや発見が、直接業務で役に立っているんですね!

星:
はい!
エンジニア以外の方のLTもどんどん開催していきたいので、村田さん(インタビュアー)もよかったら、今度是非LTをやってみてください(笑)

―機会があったら是非(笑)

今回は2回にわたってエンジニア勉強会の話を、星さん山内さんから伺いました。
まだ若手のふたりが中心になり勉強会を企画運営していくのはとても難しいことだと思います。
ですが、ふたりはそんな状況も勉強の一環として積極的に取り組んでいました。
そして何より、その話を楽しそうに私に話してくれました。
今後もバラエティーに富んだ勉強会を一緒に作り上げていきたいと思います。

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