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なにをやっているのか

LOKA FOOD & BEVERAGE
我々はカンボジアで食品輸入卸事業を中心として、主に3つの事業を展開しています。 - 食品輸入卸事業 肉魚介類・飲料を中心に、カンボジアの飲食店やホテル等へ新たな製品の提案を行っています。現地では手に入らない製品や現地ならではの課題に応えています。 S.E.A.T.S Inc.が運営する食品輸入卸事業のブランドLOKA FOOD & BEVERAGE(http://loka-food-beverage.com/)は「カンボジアレストラン協会」の正規会員です。 当社では、独自のマーケティング活動に基づいて周辺国のパートナー企業様との協業によりオリジナルの商品を展開しております。オリジナル商品は「LOKA」マークを目印として、随時ラインナップを増やしております。 また現在週に3回、日本から鮮魚を直輸入してカンボジアに届けています。 カンボジアでも日本食のマーケットは拡大を見せており、今まで食べられなかった日本産の新鮮な鮮魚の流通に貢献しています。 レストランを中心にホテルやスーパーマーケットなど、累計で300件以上、月々100件ほどの顧客から注文をいただいています。 - 農業生産事業 カンボジアのカンポット地方に計6.5ha 農地を所有し、胡椒を中心とした農作物を生産しています。試験的な作物も含めて中長期的な視点で農産物の生産を計画しています。 カンボジアでは入手が困難な日本の野菜も試験栽培に成功し、本格的な量産に向け力を入れています。 - サービス全般 税務申告サービス支援、その他事務代行サービス、税務申告、経理代行サービスをはじめとする事務代行サービスを提供しています。今までのビジネスを通して得たノウハウを生かして、法人設立や銀行開設といった現地で事業を開始するうえで必要なことについての相談も受けています。 特定の領域に縛られるのではなく、会社の理念に基づいて幅広くビジネスを展開しています。

なぜやるのか

カンボジアの風景
世界遺産アンコールワット
Happiness of all stakeholders for the Cambodian development - すべてのステークホルダーの幸福の追求によりカンボジア王国の発展に貢献する 上記が私たちの創業当初から変わらない理念です。 私たちがカンボジアで事業を検討し始めた2013年当時、経済が急速に発展しているカンボジアにおいて無数の可能性を感じました。 これまでもそしてこれからも、私たちはその可能性がさらに広がり、機会が増えていくと信じています。 このような環境において、弊社が事業の展開を考えるうえでも最も大切にしていることは、顧客・従業員・仕入れ元・地域社会・株主など、すべてのステークホルダーの幸福のために正しく事業を発展させていくことです。弊社の事業活動によって、すべてのステークホルダー、ひいてはカンボジア王国の発展に少しでも貢献していきたい。そのような意志をもって”カンボジアとともに”成長していきたいと考えております。  カンボジアはインドシナ半島の中心に位置し、タイ、ベトナム、ラオスと国境を接しています。世界遺産のアンコールワットで有名な国ですが、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中ではラオス、ミャンマーに並んで今後もっとも発展して行く国の一つと言われています。カンボジアは若くて廉価な労働力が豊富、フン・セン首相率いるカンボジア人民党による政権が長期継続、政治が安定して、外国からの投資の受け入れ体制が良いことなどから、賃金コストが上昇してきたベトナム、タイ両国との分業体制が取りやすい地勢的条件も、投資を後押しされています。日本企業にとってASEAN域内での最適生産を担う有力国の一つと言えます。 私たちはカンボジアに拠点を置きながらも、事業活動の視点は常に東南アジア全土を見据えています。東南アジアは全土で約6億人が住み、一大経済圏として魅力的な市場となりつつあります。この場所で増加する様々な需要に対して、タイとベトナムの間に位置するカンボジアという場所で、「新しい何か=価値」の創造を追及します。特に流通の分野に携わり様々な情報に触れることによって、新たな需要を探ります。それらの需要をビジネスとして事業化して発展させていくことでビジョン(From Cambodia to South East Asia , keep on generating something new)を実現していきます。

どうやっているのか

定期的なミーティングでは、ポジションに関係なく活発に発言が飛び交う
多様なメンバー
S.E.A.T.S Inc.は30名弱のまだ小さな会社ですが、社員の全員が8の行動指針をより高い次元で実現できるよう日々努力しています。仕事への向き合い方・考え方がバラバラでは、同じ方向に向かって仕事をするうえで大変な障害になります。国籍・文化・価値観の異なるメンバーが共に働き、ひとつの方向に向かって進んでいく上で、大切にしていること、共通する価値観を明確にしています。 【S.E.A.T.S Inc. 8 Action Policy】 1. Think of Purpose(本質的に考える) あらゆることについて、「目的は何か」という視点を忘れません。’’そもそも’’その目的を達成するために今の方法が最適かどうか、目的を見失っていないか、という意識を常に持って日々の仕事に取り組む必要があります。 2. Collect information and Connect information(情報を繋げて価値を生む) 情報(=知識、ネットワーク)が価値を生む源泉であることを理解しています。私たちは、入手する情報を増やし、保有する情報を役立てることを念頭に行動しています。 3. Changes for the better(より良く変化し続ける) 変化は更なる改善へのステップです。「変化」を恐れて「変わらないこと」を良いとは考えません。変化の結果「改悪」であれば「改良」となるようにまた変化するのみです。 4. Minimize cost, Maximize performance(最小のコストで、最大の成果を) 会社のリソースは有限です。社員ひとりひとりが費やすコストを抑え、成果を高めていくことを意識すること、即ち生産性を改善する意識を持っていることが大切です。社内では、「より効率的に、より効果的に」と言い換えることもあります。 5. Understand, Act, Agree(理解、行動、納得) 上司から新しい指示を受けた場合には、3つのステップで指示を実践します。 (1)理解…指示された内容は正しく理解するまで、具体的に質問を繰り返す必要があります (2)行動…指示の意図も含めて理解したら、次は行動してみることが重要です。行動する前に「やる、やらない」を判断することは、特に担当者の段階ではすべきではありません。 (3)納得…行動のあとに、具体的に納得できる点とそうでない点を見極め、納得できない点について改めて上司と相談します。 6. Try and Error and Report back やったことのないことに挑むことを躊躇してはいけません。激動する市場においては挑戦の連続です。その先に更なる成長が待っていることを理解していると、挑戦そのものを楽しみ全力で取り組むことができます。 ただし、同じミスを繰り返していては成長はありません。 そのために、新しい事にトライした結果どうだったか、次はどうするのかを社内に共有する事で、1人1人の挑戦が会社のノウハウとして蓄積していきます。 7. Communication with Imagination 「誤解のないコミュニケーションはない」。私たちの情報伝達に対する理解はここから始まります。カンボジア人同士、日本人同士ですら、意思疎通はしばしば誤って行われます。それが異なる国籍同士で、互いに第三言語である英語を用いてであれば当然のことです。誤解があると分かっているからこそ、二重三重にも丁寧なコミュニケーションが重要です。さらに、行動を起こすときは、その行動がその後どのような影響を与えてどのような結果をもたらすか、相手はどのようが受け取るか、について意識的に想像します。そのうえで、とるべき行動を事前に吟味し変化させることが大切です。 8. Fast gains Trust(迅速さが信頼を得る) 他者から信頼を得るために最もシンプルなことの一つが「迅速さ」だと考えています。素早いアウトプットを繰り返し細かな修正を重ねることで、目的とする成果を引き寄せます。