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2024年、個人的に印象に残ったIT関連ニュース

こんにちは!
SAS株式会社の海田です。

12月のはじめに、家族で中山競馬場に遊びに行ってきました。
レーストラック内にここは本当に競馬場なのかと思うくらいの公園やアスレチックがありました(20年ぶりだったので記憶があいまいなんですが、昔からありましたっけ・・?)。場内もとても綺麗で、普通に家族で遊べるテーマパークみたいになってましたね。パパママは馬券を買ってレースを楽しみ、子供たちは施設内の公園で思いっきり遊ぶみたいな・・これも今の時代の一つの休日の過ごし方なのかなとも思いました。先日の有馬記念も大接戦でしたね!レガレイラおめでとう!

そんなわけでもう年末ですね。本当に早いですね。

今年も毎月TechBlogを書いてきまして、様々な発見や経験を重ねることができました。読んでくださって本当にありがとうございます。そこで今回は、今年1年、気になったITニュースを振り返ってみようと思います。あくまで私主観です。

1.Googleの生成AIサービス「Gemini」リリース(2024/2)

Googleの生成AI「Gemini」を試してみる | SAS Tech Blog
こんにちは!エス・エー・エス株式会社の海田です。2月になりました。関東でも雪が結構降り積もったかと思えば、20度超えの温かい日もありました。気温の寒暖差が激しい今日この頃ですね。1.Google...
https://www.wantedly.com/companies/sas-com/post_articles/889653

GhatGPTCopilotが広く知れ渡るようになってきたころ、Googleも新しい生成AIのサービス「Gemini」をリリースしました。もともとあったサービス(Bird)をリニューアルした感じですね。詳しくは2月の記事をご覧ください。8月くらいに発売したGoogleのスマホ「Pixelシリーズ」でも「Gemini」機能搭載を全面的にアピールしていましたね。また前回記事作成時はまだ絵は描けなかったのですが、今はimagen3というサービスを利用してテキストから画像を生成することができるようになっているようです。

最近だと、ChatGPTが月額3万円(200ドル)の新プラン(ChatGPT Pro)も出してきましたね。気軽に使うにはちょっと踏みとどまってしまうような価格ですが、利用された方はいらっしゃいますか?


2.新ブランド「CopilotPC」の誕生(2024/5)

これからのノートPCについてワクワクした話 | SAS Tech Blog
こんにちは!エス・エー・エス株式会社の海田です。先日、小学校の運動会がありました。昔は運動会と言えば、お母さんが朝からお弁当を準備して、丸一日かかって実施していた記憶がありますが、(地区によるの...
https://www.wantedly.com/companies/sas-com/post_articles/906367

これはとてもワクワクしましたね。スマホでは有名だけど、それまでPCとしてはほとんど採用されていなかったクアルコム社製Snapdragonを使ったノートPCが急遽登場しました。そして同時期にMicrosoftがAIPCとしての新基準を発表(40TOPS以上ないとCopilotPCとは認めない)し、それまで当たり前のように搭載されていたINTELやAMDのSoCはことごとく基準外となってしまいました。

当時ブログを書いてから3か月後くらいには、やはり予想していたように、INTEL,AMDも40TOPSを超えるSoCをリリースしてきました。AMDは8月に「Ryzen AI 9 HX 370」、Intelは9月に「Core Ultra 9 288V」をリリースしました。ともに40TOPSを優に超えており、それらを利用したコスパの良いノートPCも誕生してきているようです。タスクマネージャーでもNPUが登場するようになりましたね。

またIntelはCoreUltra200Sシリーズになって、長年ずっと実装してきた「ハイパースレッディングテクノロジー(HT)」を実装しないという決断をしたのも個人的には大きなニュースでした。HTは2002年くらいから使われてきた技術で、1つの物理コアを仮想的に複数コアに見せる技術です。OS側からは処理を割り振れる窓口が増えているように見えるので、結果的に同時処理を依頼しやすい(CPUが暇な時間を短くしやすい)というメリットがあります。廃止の理由の詳細まではわかりませんが20年以上実装されてきた技術でしたので、とてもびっくりしました。

3.CodeCommitの新規受け入れ停止(2024/7)

コードリポジトリとして利用されていたAWSのサービスCodeCommitですが、2024年7月より新規作成ができなくなってしまいました。諸々条件があるようなのですが、基本的に新規作成のAWSアカウントにおいては、作成することはできなくなっております。

CodeCommitはCodeシリーズの一員であり、CodeBuild,CodeDeploy,それらをつなげるCodePipelineとの相性も良かったのですが、今回の件で、コードリポジトリだけは外部のサービスを利用せざるを得ない状況となっています。AWSのCodeCommitのトップページにも、青帯で「新規のお客様にはご利用いただけなくなりました・・」という記載がありますね。

大体サービスとしては有名なGitLabGitHubがありますね。今後はこれらを利用する形となる動きが予想されますが、AWSとしてもCodeCommitに代わるリポジトリサービスを新たに出してくるのか、現時点では不明ですが、気になる部分です。


4.「Apple Intelligence」発表(2024/6)、新SoC M4チップ搭載のMacBookPro発売(2024/11)

毎年AppleはiPhoneMacBookを発表しており、大体Airはに、ProとiPhoneはですね。私はMac使いではないのですが、このニュースは毎年楽しみにチェックしています。

Appleの生成AIサービス「Apple Intelligence」は大々的にリリースされたものの、日本語対応が来年春以降ということもあり現時点では国内での浸透が難しそうですね。「Apple Intelligence」の頭文字で「AI」となるのもまた面白いところです。

一方M4チップ搭載のMacBookProに関しても11月に発表されて、この発売を機にAirを含むほぼすべてのMacBookの標準搭載メモリが8GB→16GBに拡張されました。(今まではMacBookのメモリ増設は+8GBで3万円の追加料金が必要でした。今回の標準搭載メモリ増大による価格改定はなかったので、実質airに関しては3万円値引きみたいなものですね。)生成AIにはメモリも必要となってくるので、そのための施策なのかもしれません。


今年私が気になったニュースを4点ほど挙げてみました。皆様の中で気になったニュースはありましたでしょうか?技術の進化はすごいのですが、円安もすごいので、PCパーツやAWSなどのクラウド利用料、またChatGPTの生成AIの月額利用料など、ドルが基準となる価格に関してはなかなか厳しい状況が続きます。サブスク系については仕方ないですが、モノに関しては欲しい時が買い時だからすぐに買うべきか、タイミングを見計らって新調時を決めるのか・・冒頭話した競馬のように、未来のことはだれにもわからないから迷いますね・・。まあでもそんな風にあれこれシミュレーションして悩む時間もまた面白いのかなと思っています。

今年も1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。
よいお年を!

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