自己満足のための資格取得のススメ

こんにちは！

エス・エー・エス株式会社の海田です。

6月になりました。
梅雨入りですが、早くも35℃近い気温となっていて、この先の本格的な夏が心配でもあります。

さて私事ですが、先日AWSの認定資格「AWS Certified Solutions Architect - Professional」を更新できました！

2021年に初めて取得して、3年目の更新時期となり無事に取得することができました。詳細は以下個人ブログにもまとめましたので、興味のある方は是非！

ちょうど6/20,6/21の幕張メッセで「AWS Summit」が開催されており、その「認定者ラウンジ」に入れるか入れないかの瀬戸際でしたので(笑)、無事に認定を更新することができてよかったです！
「AWS Summit」では毎回「認定者ラウンジ」という、AWS認定を持っている人だけが入れる区画が提供されています。フリードリンクやお菓子がもらえたり、ドット絵の記念ステッカーがもらえます。先日も後輩と一緒に入って休んできました。（記念ステッカーはAssosiateだけ頂きました。Professionalのステッカーも欲しかったけど既に完売でした・・。）

そこで今回は資格取得について思うことを書いていきたいと思います！

【資格取得のメリット～客観的評価】

ITパスポート、基本情報、応用情報などの国家資格、AWSやAzureなどのベンダー系資格など、ITエンジニアとしてIT系の資格を取得することは、一つの「客観的な指標、評価」となるので個人的にはとてもオススメです。特に新人の方々や異業種からキャリア入社された方々は、できるだけ早く興味のあるIT資格をGETしておくのはいいことかと思います！自信にもつながりますし、案件参画判断や現場面接等でも基本的にはプラスにしか働きません。

もちろんいろんなご意見はあるかと思います。

• 資格なんて暗記であり、取得してもすぐ忘れる
• ベンダーの収入源となるだけのビジネスである
• 実践では全く役に立たない
  ・・・などなど

たしかに、すごく人脈があって、ずば抜けたスキルがあって、それが誰にでも即座にわかる場合は、資格なんて客観的指標はいらないのかもしれません。
しかし初めからそんな環境に置かれた人物はまずいません。誰でも最初はゼロベースであり、そこから積み重ねてそのような魅力（オーラ）を徐々に纏っていくのかと思います。資格はその魅力の一要素となり得ます。なのでほとんどの方にとって資格は、人脈拡大、スキル向上、客観的評価向上というメリットがあるので、取得することをオススメします。

これは客観的・・つまり「自分以外の人間から評価される時に役に立ちますよ」という観点で、資格取得のメリットを伝えています。

・・と、ここまでは一般的な資格取得のメリットですね。

【資格取得のもう一つのメリット～自己満足】

資格取得にはもう一つのメリットがあると自分は思っています。それは「自己満足」です。
「自己満足」という言葉は、あまりポジティブなイメージとしては使われないのかもしれないのですが、昨今の複雑な人間関係や世界情勢において、「自己満足を感じている状態」でいられるというのは、実は結構大切なことなんじゃないかと最近思い始めました。
そして資格取得は、（こと仕事面、スキル面において）その自己満足状態を満たす一つの手段でもあるかなと感じています。これは決して「自己満足だから意味がない」ということを言いたいのではなく、「自己満足で資格取得したっていいじゃん！」という考え方です。
「誰かに評価されるために資格を取得するのではなく、自分が満足するために資格を取得する」って結構いいことなのでは？・・と自分は思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。

自分の満足のために・・となると、資格取得に対する向き合い方も変わってくるのかなと思います。小さな子供が、積み木やパズル、逆上がりや自転車を夢中で頑張っていくように、「できるようになりたい！」という純粋な思いで向き合ってみると、意外と苦しくもなく、その成長していく（少しずつできるようになっていく）過程ですら楽しめるのかなと思います。

そして「自分は○○資格をこのように取得し、その結果こんな満足感を得られました！」みたいなノウハウをアウトプットすれば、自然と誰かの助けにもなっていくと思います。たしかに最初は自分の満足のことだけを考えていたけれども、結果的には他人にも良い影響を与えられるようになれて、それは巡り巡って他人からの評価として返ってくるのかなと思います。

さらに、その時に返ってくる評価のレベルも違います。
「あの人は○○資格をもっているから」という資格有無ベースの機械的な評価ではなく、「○○に関する説明がわかりやすいから」とか、「○○に関して相談しやすいから」みたいに、より人間的な観点で評価されていくのかなと思います。これは結構いい流れかなと思っています。

「誰かのためではなく、自分の満足のために」資格を取得する。そんな自己満足を得られる自分にぴったりの資格を探してみる！というのもいいのかもしれません。もしかするとそれはIT系資格ではないかもしれないけれど、それはそれで別に構わないと思います。自己満足なので。
それに将来的に全くITと無関係、無駄になるということはないかなと（勝手に）確信しています。

来月から夏休みで、受験生は夏期講習に入る頃ですね。
我々大人も、この夏、なんてもいいから何か一つお勉強してみませんか？
「自己満足」のために！

読んで下さってありがとうございました！

以下、参考リンクです。