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なにをやっているのか

SandBoxは、「人類の新しい生き方」を創り出す企業です。 それは「フルダイブ」というテクノロジーを通じて、成し遂げられます。 フルダイブとは、視覚や聴覚などの感覚器官を介さず、脳の神経細胞(ニューロン)と機械で直接、電気信号のやり取りを行い、現実世界と変わらないレベルで、完全没入できる技術と定義しています。 脳は未だ解明されていないことが多い、人体に残された最後のフロンティアです。 脳機能の解明を通じて、マシンとの双方向通信技術を確立させ、現実世界と並ぶ、もうひとつの世界を創り出すこと。 それこそがSandBoxの目指す未来です。

なぜやるのか

本当の意味で、「新しい生き方」を創り出すのは並大抵のことではありません。 代表の菊地は、学生時代にインターネットの世界に支えられた過去があります。その時の経験から、もうひとつの世界の必要性を強く認識しました。 インターネットが発明されて以降、人々は世界と繋がれるようになりました。それは大きな進歩であり、多くのコミュニティが生まれました。ただ、この現実世界を軸として生きていることに変わりはありません。生き辛さを感じている人の多くは、自分の居場所が無いと思っていると考えています。 現実世界の縛りを無くし、生きる世界を自分で選べること。 自分が好きな世界で生きられること。 それがとても大切なことだと考え、実現させたい世界です。

どうやっているのか

菊地(写真左)、西村(写真右)
「フルダイブ」を実現させるには、脳とマシンの双方向通信を確立させる必要があります。 脳と信号のやり取りをするに辺り、大まかに分けると2種類の考え方があります。 <侵襲型> 脳に外科的手術を通じて、チップを埋め込む方法です。 直接的に信号のやり取りが可能になる為、リスクは高いものの精度が高い方法です。 <非侵襲型> 上記とは逆に、外科的手術を必要とせず、頭皮表面に電極を貼り付け、そこでやり取りをする方法です。 SandBoxでは非侵襲型に着目し、脳から情報を読み取り、解析するという部分に注力し、「脳波解析ソフトウェア」の開発を行っています。 そして解析ソフトウェアと、それに関わるコンテンツを通して、脳波に対する知見とデータを収集していきます。 結果、脳活動から思考や性格、健康状態などを判別できるようになると考えています。 その上で脳に信号入力にする際にはそれらのデータを活かしていくことで、フルダイブ実現へ向かうことができます。