1
/
5

SanctuaryJapan創業ストーリー

「人がドンドン辞めていく。。。」

そして、誰もいなくなった。


あれは創業して半年が過ぎた頃です。

従業員全員がいなくなり、絶望と無力感で何もする気が起きませんでした。


私は、1浪して第一志望校である慶應義塾大学商学部に入学したものの、授業に全く面白みを感じず、1年半はホストやサパーなど夜の仕事をやっていました。

高校生の時から、ホリエモンや起業家をテレビで観て、起業したいという想いをずっと持っていました。

そして、「どうせやるなら、学生の内にやろう!」

そう心に決めていました。

そのために夜の仕事を辞めてインターンをしようと探していたところ、たまたま友人の紹介であるベンチャー企業を紹介されました。

社長が当時25歳ぐらいで、19歳で年商3億円を達成しているというとんでもない方でした。

会って話を聞いた瞬間、電流がビリリと走り、

「この社長の元で働こう!

ここで働けば学生起業できる!」

そう確信し、仕事人生が始まりました。

その時は20歳、大学2年の時です。


その会社は完全歩合制の営業で、金融商品を扱う会社でした。

そう、ゴリゴリの営業です。

当時は本当に必死でした。

初月は毎日のように睡眠時間3時間でした。

必死でやった結果、1ヶ月目で100万円の売上を上げ、2ヶ月目でNo.1を取り、猛者が揃う中月間No.1を何度も取りました。

11ヶ月目でプレイングマネージャーとして部下の教育も任され、最終的にグループで年商4000万円になるまでに至りました。

あの当時は365日毎日仕事、鬼のように毎日仕事をし、周りからは付き合いがわるく冷たいやつだと思われていたでしょう。

それぐらいストイックにやっていました。


2年が経ち、起業して上手くイメージができてきたので、起業することに決めました。

決めてから、「では何をやろう?」

周りで若くして起業している友人・知人はほぼITでした。

いろんな人に話を聞いたり、調べたりした結果、「ITをやろう!」

そう決め、そこから短期間で会社を起こせるようにプログラミングスクールに通い猛勉強。

受験生並みに毎日缶詰で勉強の日々を送っていました。


無事学生の内に起業し、大学は中退しました。

そこから、インターン生を集め、初月から売上は好調。

タワーマンションに住んだり、美味しいものを食べたり、パーティーを開いたり。

あの時は有頂天になっていました。


だが、そこからが墜落の始まりでした。


天狗になり、人の扱いが雑になる。

感謝の心を忘れて、自己中心になる。


完全に我を忘れていました。


そんな人間に付いてくる人などいるわけがなく、1人、また1人と辞めていきました。


焦る。焦る。焦る。


最後の方は焦るを通り越して、無気力で何もする気が起きなくなっていました。


その後は、友人の紹介でビジネスパートナーを紹介してもらい、立て直すことができました。

友人には本当に感謝しています。


その挫折を通して、今から振り返ると本当に丸くなったと思います。

それからもいろんな人に揉まれて、いろんな人に支えられて、3年10か月続けてこれています。


今では、「感謝の心・素直な心・謙虚な心・信じる心・やり遂げる心」を「5つの心得」として社訓にしています。

毎日忘れずに心に留めておくために。



最後に

起業して成功したい人は、睡眠時間3時間の努力を続けられる覚悟と行動ができないと、成功できないと思っています。

ビジネスは甘くないので。

また、「感謝の心・素直な心・謙虚な心・信じる心・やり遂げる心」は、成功する上で、人として成長する上で不可欠です。

自分自身の経験から、確信を持って言えます。

そして、人は人によって磨かれる。

毎日必死に頑張っていれば、必ず誰かが助けてくれます。

世の中は実に面白いです。

株式会社Sanctuary Japanでは一緒に働く仲間を募集しています
5 いいね!
5 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

大川 賢太郎さんにいいねを伝えよう
大川 賢太郎さんや会社があなたに興味を持つかも