1
/
5

なにをやっているのか

私たち株式会社さかうえは「損をしない農業」を提唱し、ITを活用して契約栽培農産物や国産飼料などを生産し、「農業で幸せを創る」をコンセプトにした農業法人です。 【主な事業内容や特徴】 「農産物生産事業」を柱に、 「農業コンサルティング事業」 「M&A事業」 の3つを展開しています。 【当社のユニークな特徵】 ・市場に頼らない、契約栽培事業 ・国産・牧草用飼料の生産事業 ・農業の見える化を実現するITシステムの活用 など 経営センスを持った若い世代の人材育成、組織マネジメントにも力を注いでいます。 https://jfaco.jp/archive/interview09.html 【今後の展望やビジョン】 大きく2つあります。 1つは「野菜メーカー」になること。生産から流通、販売まで担う企業を目指します。2つ目は、将来は世界に向けて輸出し、グローバルでも展開していくことです。日本の農業生産のリーディングカンパニーであり続けます。

なぜやるのか

■暗黙知が当たり前の農業文化を変革してきた 従来の農業では主に代表者の主導による経験と暗黙知を頼りに生産を行なってきたところがほとんどでした。そうした状況の中、組織を運営していく上で経験や知識を他の人間も使えるように再現性を高めれば、似た作業を容易に行なえるようになり、生産性が高まります。 現代表の坂上隆が家業の農家を引き継いだ際、先代とは大きくやり方を変え、より生産性の高い方法を取り入れていったのです。 創業から“損をしない農業”を提唱し、顧客のニーズを優先した契約栽培を実践。品質の担保や安定供給といった顧客の要求や社会の変化にすぐに対応できるさまざまな仕組みを作ってまいりました。今では数字とデータに基づいた、先進的で柔軟性の高い農業生産を実現していると自負しております。 ■農業で社会課題を解決したい 鹿児島県大隅地域は農業がとても盛んな地域です。さかうえは農業法人として地域に働く場、人が価値創造に勤しむ場を提供します。人財育成に注力し、農業を通して「自己の成長を志す」若者を積極的に受け入れ、優秀な農業者、そして経営センスを身につけたリーダーを育成します。 農業は大自然の恵みから収益を得る仕事なので、自然が豊かでなければ収益を上げることができません。さかうえは企業という性質上、収益を求めます。しかし、「ピーマンの生産量で日本一を目指す」といった目標を掲げる理由は自己中心的な動機、あるいは「自社だけが儲かればよい」などの経済合理性だけを追求するものではありません。 「大自然の恵み」と「地域社会へ貢献」することまでを含めてトータルで判断しています。そのために、契約栽培を主体とした安定的な取引を基盤にしています。また、安定的な取引はおいしく、安心、安全な農産物生産への基礎でもあります。

どうやっているのか

【私たちの特徴やカルチャー】 ・創業20年、従業員数は約50名前後 ・20代~30代前半の社員が多く、現場のリーダー陣の多くがこの年代 ・独立志向のメンバーも多く、ほとんどが県外出身者 ・従来の農業従事者のような、職人気質が強い会社ではありません ・野菜好きが多いです 農業界は高齢化が進んでおり、若い世代によるお互いの切磋琢磨の機会はそう多くはありません。そうした業界の傾向に反してさかうえは、このような年齢構成となっています。 リーダー陣によって担当農産物の収量計画や予算の策定・管理が行なわれており、現場での裁量権も大きく、責任ある仕事が任されています。打ち合わせやミーティングなどの仕組み、ルールや規程を作るなど業務を日々改善して、今後も続く会社の規模拡大に備えた取組みを行なっています。 全国から集まり、新卒や第二新卒、中途採用で業界未経験からさかうえに入社した社員も多く、そういった方が打ち解けやすい雰囲気であることも当社の魅力の1つだと言えます。 【仕事の進め方】 オフィスがあり、朝礼時と一日の仕事終わりに事務所に集まってタスクを報告します。生産量や進捗を見える化できる弊社独自のシステムに、日報や作業内容を記録します。一方、コンサルタントなどのビジネスサイドのメンバーは、他の会社と変わらない動きをします。 現場メンバーは基本的にじゃがいもやケールなど作物単位でチームを組みますが、場合によっては別のチームの手伝いもします。1チームあたり3〜20人弱単位です。 農地は鹿児島県の市内に限定していて、農地は借りています。会社を中心に、遠くてもクルマで20分ほどの距離です。 ■評価制度 MBOなど独自の評価基準が職位ごとにあります。評価項目は、たとえばリーダーシップや規律性、主体性、コスト意識、積極性、コミュニケーション能力、リスク・タスク管理などがあります。 ■社内制度 休日にはバースデー休暇が取れます ■イベント BBQなどイベントも行ない、野菜の繁忙期に合わせて年4回ほど集まる場を作っています。 ■プライベート 飲むのが好きな人は多いです。ピーマンやキャベツ、ケールなど作物チーム単位で週末にプライベートで集まっていることもあります。