今回は、新卒の澤海渡さんと、インターン生の吉田舞雪さんにお話を伺ってみました。
左:プロデューサー
澤 海渡
>PROFILE
早稲田大学卒。学生時代に一般社団法人FORAにて探究学習のコンテンツの開発・書籍執筆を手がけたり、カウンセラー/コーチとして1000人以上のカウンセリングを行うなど、多方面で活動を行う。また、日経ソーシャルビジネスコンテスト、ディップ株式会社主催のビジネスコンテストでの最優秀賞など、数多くの受賞・採択経験を持つ。物事や人の本質を見抜く鋭い洞察力を評価され、インターン時代からランニングホームラン株式会社のブランディングを任されていた。プライベートでは、11歳年上の妻と10歳の娘がいる。
右:インターン
吉田 舞雪
>PROFILE
不動産テックのスタートアップからキャリアをスタートし、マーケティング業務やコミュニティ運営、広告運用、IS、CS等を担当すると同時に独学でデザインを勉強し、グラフィックを中心とした制作を行っている。ランニングホームラン株式会社では、企業が世の中に広まっていくためのサポート側に立ちたいという想いから、自社のSNS運用を中心とした広報業務を担当。戦闘スタイルは「まずやってみる、即失敗、即改善」。3人姉妹の次女。
ー初めに、ランニングホームラン株式会社(以下RHR)への入社を決めた経緯についてお聞かせください。
澤海渡(以下、澤):僕は、ライフワークとして、「人の心の闇を開放する」コンテンツの制作を行っているのですが、その活動の中で、自分の活動を「言語化」するスキルが必要であると感じていました。それと同じタイミングで、プライベートで妻と娘ができたことから、フリーで活動するのではなく就職をすると決めました。その就職活動の中で、僕のエントリーにレスポンスをくれたのがRHRだったのですが、会社での面談の際、代表の恩田さんが、僕のライフワークである「人の心の闇を開放する」という話に理解を示してくれたんです。その時に、入社するならここしかないと感じました。
吉田舞雪(以下、吉田):私は、RHR以外に、別のスタートアップ企業にも業務委託として入っているのですが、その中でたまたまデザイン業務をすることになりました。私はデザイン自体は好きですが、デザインを極めたいわけではないし、かといって起業がしたいわけでもない。逆に、誰かが作っている企画やサービスを世に出す手伝いがしたいと思い、ブランディングに挑戦してみようと決めました。一度別の会社で少し働いてみたのですが、その会社はどちらかというとスピード重視という感じで、自分とは合わないかもしれない、自分はもうちょっとこだわりを持った、思考に癖のある会社が向いているかなと思ったんです。最初にZoomで恩田さん、澤さんと面談をしたときに、「流れている時間の速度が丁度いいな」「自分が思っていることを齟齬なく伝えようとする言葉選びをする人たちだな」と感じ、この会社に決めました。
ーなるほど。お二人は入社後、RHRでどのような業務を行っているのでしょうか。
吉田:私はまだインターンとしてRHRにジョインして1か月ですが、主にRHRを外に発信していく広報的な立場として業務を行っています。具体的には、会社のtwitterやfacebook等の運用、そしてRHRがローンチしたオウンドメディア『I am CONCEPT.』のInstagram運用などです。
澤:僕がRHRで行っている業務は大きく三つあります。一つはRHRのブランディング。もう一つはオウンドメディア『I am CONCEPT.』の編集長。三つめは社内初の「プロデューサー」という立場で、地方創生ブランディング等の案件を担当しています。
ー今までは、RHRはディレクターやコピーライターといった肩書で活動しているメンバーばかりでしたが、プロデューサーというのはどのようなことを行うのでしょうか?
澤:僕は、物事のゼロから0.5くらいまでの段階、つまり本当に始まりの部分のフェーズを創造することを得意としています。ブランディング業務においては、事業や会社の本質の部分を活かすための企画を立ち上げて走らせ始める部分ですね。インターンとして入社した当初、実は僕はWEBマーケティング業務を振られたのですが、最初に会社のランディングページを見てバッサリとダメ出しをしたんです。50枚くらいの資料を自分で作って、どうして今のランディングページではいけないのかプレゼンしました(笑)。そうしたら、代表の恩田さんが「じゃあRHRのブランディングを任せるよ」と丸投げしてくれました。そこから、社内外のプロジェクトの企画提案を行うようになりました。
ーブランディング会社のブランディングを新入社員(当時はインターン)に任せるって、すごいですね(笑)。では、実際に働いてみて、RHRはどのような会社でしたか?働きやすさはどうでしょうか。
澤:僕は学生のころから様々な活動をする中で事業の立ち上げやフリーでの活動も経験しているのですが、自分に起業は向いていないな、と感じていました。経営やビジネスのことまで考えてしまうと、自分の表現したいことが置いてけぼりになってしまうからです。RHRに入って、プロデューサーという立場で仕事をしてみて、表現したいものに忠実になれるこの役職が本当に性に合っているなと感じます。プロデューサーは、企画を発案して、その後の実務はディレクターさんなどに投げてしまうので、ある意味仕事を増やすのが仕事、というような側面もあるのですが、そんな僕を受け入れてくれる会社の度量は本当にすごい。僕は偏った人間なので、得意分野以外のことはすごく苦手だったりするのですが、そんな自分の短所は受け入れてくれつつ、伸ばすべき部分を考えて仕事を振ってくれる。自分で声を上げさえすれば重要な仕事でも新卒の僕に任せてくれる。恩田さんをはじめとする皆さんのおかげで本当にのびのびと仕事ができています。
吉田:最初は会社からアサインしてもらった広報という仕事ですが、今はインターン生に会社の広報を任せるというのは、双方にとってすごく効率がいいなと思っています。今、私と澤さんが行っている「ブランディング会社をブランディングする」という業務は、それを通してRHRという会社をより深く理解することができて、なおかつブランディング業務の一連の流れを実務を通して学ぶこともできる。また、私たちが作ったコンテンツを会社に残すこともできる。
また、私は基本的にリモートで業務を行っていて、会社の皆さんとはまだあまりお会いできていないのですが、そんな状態でも皆さんとしっかりコミュニケーションが取れて働きやすいなと感じるのが、社内の交換日記の存在です。会社にリモートワークが導入され始めた数年前ころから導入されたらしいのですが、会社の行動指針をトピックとして、グループチャットに社員が順番に文章を投稿するんです。本当にびっくりしたのですが、皆さん本当に丁寧に文章を書かれるんです。自分が思っていることや感じていることを、素通りせずに立ち止まって文章に起こしている。それを読むことで、そこまでお会いしたことがなくても人柄が伝わってきて、そのおかげで業務に関するやりとりも安心して行えています。すごくいい会社に入ったなと思っています。
澤:本当にありがたいですね。
ーありがとうございました。これからもお二人の活躍を楽しみにしています!