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【設計事業部】「荒川区立尾久図書館」と教育事業部「自然学舎・仕事学舎」が「第17回キッズデザイン賞」を受賞



「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」でダブル受賞

株式会社類設計室(本社:大阪市淀川区、社長:阿部紘)の、設計事業部が設計した「荒川区立尾久図書館」、教育事業部の「自然学舎・仕事学舎」の取り組みが、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催するキッズデザイン賞の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」において「第17回キッズデザイン賞」を受賞したことをお知らせいたします。

今回、株式会社類設計室が受賞したのは、公園と一体となった散歩型図書館・世代循環をコンセプトに建物を設計した東京都「荒川区立尾久図書館」と、教育事業部の一過性でない本物の実践型教育プログラム「自然学舎・仕事学舎」の2作品です。当社では、建築設計・教育・農業分野の事業を行っています。そして複数の事業が共創・協働し、子どもたちの創造性を育み、主体的に学べる場づくりに挑戦しています。今回は、「建築・空間」と、「コミュニケーション」という異なる分野でのダブル受賞となりました。

これらの取り組みを「子どもたちの創造性と未来を拓く場」としてご評価いただき、心より感謝しております。
キッズデザイン賞の目的である「子どもたちが安全に暮らす・子どもたちが感性や創造性豊かに育つ・子どもを産み育てやすい社会をつくる」の達成に向け、協働者と連携し、子どもたちの生きる未来をつくってまいります。

「荒川区立尾久図書館」<建築・空間 公共施設>

【概要】
隅田川に繋がる広大な宮前公園の中に立つ当施設は、公共の地域図書館として、子どもからお年寄りまで全世代に愛され、地域の未来を考え動くことができる「人づくり」の拠点となることが期待されました。
「子どもにとって読書は、言葉、感性、表現力を高め、創造力を豊かにする上で不可欠」とする法の精神に基づいた、荒川区の方針のもと、区内中学生やボランティアの方々と共創し、計画しました。

子育てひろばやわくわくひろば等、各世代の居場所となるキューブ状の「ひろば」が組み合わさる建物外観やテラスに加え、建物中央「本のみち」には、木漏れ陽天井や岩石ベンチ、ブックキューブ等、感性を育む要素を数多く配置して公園と繋がる散歩道としました。公園内には保育園や遊具のある「こども広場」も併設され、これらと連携し公園と一体となって地域の新しい子育てを行う場としてデザインしています。
>>>類設計室HP「荒川区立尾久図書館」

「自然学舎・仕事学舎 実践的な学び場」<コミュニケーション 環境教育>

【概要】

「自然学舎・仕事学舎」は、大阪北摂の彩都にある自社所有林や奈良・三重の自社農場の恵まれた大自然を教室にした、自然体験・仕事体験プログラムです。小学生から中学生が、毎週土日に参加し、山林の中では自然探索やサバイバル活動、畑では、稲作・畑作から販売まで行います。一過性の体験ではなく、継続課題として本物の実践を大事にしています。チームで取り組み、異年齢での教え合いが生まれる体制を導入しています。自らの手で実践を繰り返し、「リアルに生きる」を体感しながら、遊び、学び、仲間と共に熱中・探求できる学び場を提供し、「将来に生きる力」を育んでいます。>>>自然学舎HP


キッズデザイン賞とは


キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。

子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。>>>キッズデザイン賞HP


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