スポーツで得られる「感動」「快感」を届けたい。0からやり直して手に入れた「自分が創りたいモノ」に本気でチャレンジできる環境と仲間。
根っからのスポーツ好き!本気でやりたいと思ったらすぐ動く。
物心ついた時からサッカーが好きで、一言で自分を表すならサッカー小僧がそのまま大人になった感じです。当然、サッカーだけやっていればいい訳ではないので大学へ進学し、同好会ですが4年間サッカーを続けつつ、学業に励みました。そして就職活動を行い、最初はスポーツとは関係のないデベロッパー(不動産業界)に就職しました。 ここまでは普通に生きてきて、正直この頃の私は「仕事」「働く」ことに対する意識が薄く、スポーツは「するもの」として考え、ライフスタイルの中で楽しむものとしていました。そのため「スポーツを仕事」にする意識がありませんでした。もちろんプロ選手として生活できれば最高ですがそんなプレイヤーにもなれず・・・
営業職として入社後、研修を受け、実際に業務を始め、同期に負けじと日々数字を追いかけていましたが、それは「義務」だからです。自分はここに勤めているから成果を出さなければいけない。会社員としては当たり前の事です。ただしそこに「自分の意思」はありませんでした。 本当に自分が良いと思っているサービスか、創りたいモノか、と聞かれるとそうではありませんでしたし、営業をしていても「なんで自分はこの商品を売っているのだろう?」と感じてしまったのです。もしかしたら世のビジネスマンで同じような疑問を持っている人は大勢いるかもしれないですね。おそらく葛藤しながらも割り切って仕事をしているのだと思いますし、そういった方々を否定する訳ではなく、むしろ尊敬しています。良い意味でそこに感情は無く、仕事なので成果を出すのは「プロ」だからです。 そういう意味でいうと私はわがままな訳ですが、この経験があったから本当にやりたい仕事、創りたいサービスがはっきりと見えたのです。 やりたい事がはっきりしてからの行動は早かったです。冒頭でもお話しした通り、スポーツをするのが好きな私は「スポーツをする場」を日本全国に提供したいと考えました。Doスポーツと呼ばれている分野です。ただし、スポーツ業界の求人はあまり表に出ることがなく、業界について知識不足であることが明確だったため、スポーツビジネス講座を半年間受講しました。当時、まだスポーツビジネスという言葉が出始めた頃で、そのスポーツビジネス講座も私が1期生でしたが、不安はありつつも前向きな気持ちしかなかったです。 そして現在の会社と出会い、採用試験を受けて入社することになりました。 転職を考え始めてから入社まで約1年ありましたが、明確な目標と軸があったので1年間常に「とりあえずやってみる」精神で突き進みました。そこに「待った」はありません。
日々成長できる環境に感謝!
現在も10数名の規模ですが、入社当時はさらに少なく私が6人目の社員、会社も設立5年未満といわゆるベンチャー企業でした。ベンチャーと大手のメリット、デメリットを比較する事がありますが、大切なのは個人が仕事に求めているもの、どういったキャリアを積みたいかを考え、自分に合った選択をする事だと思います。 その点でいうと私は今の環境がとても居心地が良く、合っていると感じています。大手であれば当たり前にある社内システム、業務フォーマットが初めから用意されているわけではなく、さらに言うとBIKE、RUNのイベント企画・運営に特化していますが、日本に同業者が数えるほどしかいません。 つまり仕事のやり方を自分たちで0から考え、フォーマット化し、効率的に運用できるよう仕組みを作らないといけないのですが、おそらく大手や熟成した業態では、先人が築いた「システム」「フォーマット」があります。数年、数十年の試行錯誤の末に出来た「ノウハウ」をすぐに学べるのは大きなメリットです。 「ノウハウ」を築くところから始まる職場環境はそれだけ失敗も多いですが、その分学びも多く、何より全ての行動が能動的になります。
スポーツ×地域。ディレクターの役割。
クライアントはスタジアム、スポーツ施設、自治体、メディア等、様々ですが、最近「地方創生」「スポーツツーリズム」という言葉を耳にすると思います。簡単に言うとスポーツで町おこしをしましょうってことです。特に自転車は近年のブームやエコ・健康促進の面からも自治体からとても注目されていて、全国各地の自治体から自転車イベント開催のご相談をいただく事が増えてきました。 「外から観光客を呼び込みたい」「宿泊数を伸ばしたい」「まずは知名度をあげたい」など一括りに目的は「観光誘致」が多いですが、各地域かかえる課題には微妙に違いがあり、さらに難しいのが地域全体を巻き込んだ町おこし事業であることに加えて、自転車イベントは生活道路を活用するので、その分、地域の方々が深く関わってきます。言葉だけでは伝わりにくいかもしれませんが「開催地」も1枚岩ではない事が多いので、開催地内の方々の関係性を理解し、意図を汲み取り、適切な判断をしなければいけません。これも全てディレクターの仕事です。 その一方、社内では1つのプロジェクトに対して4,5人のチームが組まれます。ディレクターがチームのリーダーであり、開催地との調整に加えて、企画の立案、チームマネジメント、進行管理、現場の統括と、0から100全てを把握・管理していきます。初開催であれば最初に話を受けてから、本番を迎えるまで平均して1年半はかかります。調整に時間がかかると数年かけてやっと開催できるプロジェクトから、逆に半年など短時間で仕上げなければいけないプロジェクトもあるので、1つとして同じプロジェクトはありません。それでもしっかりと形にするのがディレクターの腕の見せ所ですね。
現在の立ち位置と今後の展望
私は入社1年半でプロジェクトリーダーを担当させてもらい、入社5年が経った今は年間で5,6程度のプロジェクトを受け持っています。ある程度任せてもらえるようになり、私自身も業務に慣れてきたことから新しい事にチャレンジする機会が増えています。さらに毎年新しい仲間も増え、営業職ではないので直接競い合う訳ではないのですが、日々切磋琢磨しています。休日には一緒にレース出たり、サイクリングに行ったりと素晴らしい環境と仲間に囲まれていると感じています。何より全員スポーツ好きなので気が合いますね! 開催地も増えてきているので、1つの目標として私のふるさと群馬でイベントを開催したいです。こればっかりは巡り合わせやタイミング等もありますが、虎視眈々と狙っています。たぶん初開催できた日には泣くと思います! また、イベントは単発で終わると「町おこし」としては正直意味がないので、10年、20年と継続させ、地域のお祭りのように根付かせて、日常的に県外からスポーツ愛好家が訪れる地域を増やしていきたいです。
私たちの仲間になってくれる人を探しています。
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