SES企業が考える、SESの闇の部分
こんにちは!ルートゼロ東京支社長の岡本ですー☺
2月も終わりまして、ルートゼロとしては5期目が終わり3月から第6期がスタート致します。
弊社ルートゼロはSES事業をメイン事業として展開しておりますが、第6期では新規事業として超実践主義のプログラミングスクールを開校する予定です。
※スクール事業については後程、取り上げて詳しく記載致しますね!
そこで!!!
SNSでよく上がってるようなSESについての話を題材にし、ぶっちゃけベースで考えを話したいと思います!
ルートゼロに興味を持っていただいているエンジニアさんへの考えを公開することはもちろんの事。こういった情報を発信していくことで転職やいろんな制度にちゃんと業界全体で疑問をもてるようになれば自社だけでなく業界全体の健全化にもなると思っております!
◆案件ガチャ
SESは案件ガチャです💦(え?)
ただ、ここは就活も同じかなと思います。
正確な数字を取れるわけでもないのですが、SESのほうが期間的な契約になり得る為、業界として案件ガチャの確率が悪いのかもな、、、って印象です。
が、ここはSES営業が介入する事により、確率はよくできますし、万が一聞いてた話と違う案件や○○ハラな人がいる現場などでしたら問答無用で会社が守ります!
よって、SESは担当になる営業がエンジニア思いであればあるほどに、良いガチャになっていくのではないかと思います!!
◆プライム案件や商流、同じ会社の社員がいるのかどうかについて
※プライム案件:エンド企業直接契約の案件
これは”もちろん良いに越した事はないよね”って思います!ただ、ここだけで決めるものでもないです!
案件を決めるポイントは大きく4つだと思っていて、
◆単金(給料) ◆業務(何をするのか) ◆通勤距離 ◆働きやすさ(人間関係)
プライム案件や商流が変われば?・・・・単金が変わります。
同じ会社の社員がいるのか?・・・働きやすさが変わります。 ※絶対ではありません、他社さんの上司でもすごく面倒見の良い方の実例をいくつも見てきました。
もちろん細かく言い出すと一人ひとり違いますし、4つ全てが希望のものが1番良いのは大前提ですが、大きく2つに分けれるかと思います。
◆やったことないけど、やりたい事ができる案件に入りたい方
→経験がない分、沢山の選択肢が期待できにくいので、本人の希望にあわせて『業務(何をするのか?)』以外の部分を妥協する必要がある可能性がある、、、
◆できる事を活かして、希望の条件の案件に入りたい方
→『給料ほしい!』『近い場所で働きたい!(リモートワークしたい)』『残業が少ないところで働きたい!』など、経験がある事で探すなら、業務以外の部分もどんどん希望に近くできると思います。
3年以上の実務経歴がある方でしたら、そもそも業界全体で人材枯渇している状態なので、やりたい事に関わりながら、昇給していくって事もできてくるようになります。
しかしながら、駆け出しで開発案件に入りたいエンジニア層は人材が飽和しているので、商流などこだわる必要があるのかという点は疑問ですが、商流やチーム体制に対してどのような考え方をもったSES企業なのかという意味で質問すれば、その企業のキャリアアップに関する考え方が垣間見えるかもしれませんね!
◆精算幅について
2月明けなので、SESの精算幅に関する情報がSNSなどでも溢れていますね💦※2月は稼働日が少ないため欠勤なしでも会社間で決められた精算幅を下回ることがでてくるからです。
SES業界では精算幅という契約条件があり、『140時間~180時間』や『150時間~190時間』ときには『固定』というような項目があります。
これに該当する稼働時間(勤務時間)なら一定の金額で、これを下回ると会社の入金額が時間に応じてひかれるといった契約です。
精算幅は会社間の契約条件なだけで、社員雇用の条件とは全く別なので”精算幅が下回りそうなので有給とらないで!”とか”2月で稼働が少なくて精算幅が下回りそうだから残業して”とか起こるようですので、この辺の対応がどうなっているか確認するのは”SESの闇”フィルターになるかもしれませんね!
精算幅の話が会社との関係を悪化させていることは絶対的NGだと思いますが、
精算幅を考えて動いてくれる(会社の売り上げを考えてくれる)エンジニアが会社への貢献をプラスアルファするというのが理想的だなと私は思います!
さて、今回は『案件ガチャ』『案件の選び方(商流やチーム体制)』『精算幅』についての考えを書かせて頂きました❕❕
最後になりますが☺
SESは闇だ!!!といってSES全体を否定する方を強く否定したいと思っておりません!
他業界と比べ長く業界にいる方や、エンジニアさんに話を聞けば聞くほど、実際にそういった過去がある事を痛感しますし、転職者様からそのような環境だった事を聞くこともあります。。
だからこそ、こういった情報をどんどん発信して、SESがちゃんと選択肢の一つになれば良いなと思っております!!!