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入社2年目のワタシが気になる会社のやばい話を聞いてみた

こんにちは、ラフアンドレディ株式会社の広報担当の田川です。

今年で8期になるラフアンドレディですが、入社二年目のワタシが

今回はあまり聞く機会のないラフアンドレディの創業から現在に至るまでを

取締役の桑折にインタビューしてみました。

起業のきっかけとベースができるまで



[ワタシ]

単刀直入に聞きます!創業のきっかけを教えてください。

[桑折]

実は起業自体は小さいころからの夢だったんですよね。

けど、きっかけとしては前に勤めていた会社が、リーマンショックの煽りで倒産したことですね。

その会社はSESと受託と独自システムの製造販売をしてて、規模でいうと100人のメンバーがいました。

給与の未払いが続いてメンバーの生活は傷ついて、結構辛かったですね。

[ワタシ]

えーーーーー!?そうなんですか!?やばくないですか!?

[桑折]

そうなんですよ(笑)

とは言いつつ、殆どのメンバーが辞めていく中で、

それでも何人かは残ってシステムを作り続けていました。

今思うとやばいですよね(笑)

でも、そのやばいメンバーだからこそ、

最後まで残り続けたメンバーがバラバラになるのは勿体ないよねって話しを

同じ事業部に残っていた何人かでしていたんですよ。

それが今のラフアンドレディの役員3人なんですけど、

最終的には10人になりそのメンバーで起業してできたのが今のラフアンドレディ。

[ワタシ]

なるほどーーーーー。そんな壮絶な経験をされていたなんて…(汗)

それで起業するのはすごいですよね?失敗することは怖くなかったんですか?

[桑折]

こわいのはこわかったです。

でも最後まで諦めず、つらい時期を共に乗り越えたメンバーだから、

絶対に大丈夫だろうと思いました。

[ワタシ]

信頼があったからということですね。実際起業してどうでしたか?

[桑折]

最初は3.3平米の小さなオフィスからスタートしました。(笑)

2畳もないくらいのレンタルオフィスを借りてそこには2席だけで、僕と経理がそこで作業をしてました。

他のメンバーは営業周りや、バラバラの常駐先での勤務でした。

軌道に乗るまでは暫くそんな状態が続きました。

[ワタシ]

3.3平米!?2畳ってすごいですね(笑)

想像つかないです…

そっからどうやって軌道に乗せたんですか?

[桑折]

軌道に乗せてくれたのは、前の会社で最後まで頑張っている姿を見てくれていたお客様が

安定的に仕事をくれたことと、

そのお客様が困っている案件でシステムを諦めずに粘ってくれた社員が評価され、

それがラフアンドレディとしての安定に繋がりました。

[ワタシ]

ちゃんと頑張っている姿を見てくれている人がいたんですね。

エンジニアとして楽しむ


[ワタシ]

なにか目標はあったのでしょうか?

[桑折]

2011年の創業時、私たちが掲げた目標は、

「社員がいくつになっても、会社に所属していなくても、自ら生きていけるスキルを身につけること」

ということでした。

[ワタシ]

それって、ラフアンドレディを辞めて他の会社で働いたとしても、という事ですか?

[桑折]

そうですね。エンジニアが「安心して長く働ける環境」をつくりたい。

一般的なITエンジニアの待遇や職場環境やスキルアップ環境が決して恵まれていると

言えないのであれば、私たちがその問題を解決していこう。

そうすることで、社員だけでなくその家族も充実した生活が送れるようになるだろうと思いました。

[ワタシ]

何故そのような目標を立てたのですか??

[桑折]

技術者出身ということは、技術者のよくある悩みも共感できるからこそ、

それを解決していこうと思いました。

社員の嫌がることを会社として押し付けることも絶対したくないですし。

でもプライベートはプライベートで充実してほしいし、そこまで仲間同士でベタベタするつもりもないんです。

仕事の時間って一日の3分の1を占めるわけだから、人生で家族と過ごす時間よりももしかしたら

会社にいる時間の方が長いかもしれない。

そうなったときに一緒に働く者同士、仲間の人生も大切にしたいじゃないですか。

それに、人生の中での人間関係は大事にしてほしいですから。

コミュニティとして楽しむ

[ワタシ]

目標達成のために実際なにか取り組んでいることはあるんですか?

[桑折]

ありますね。

SESは他社に常駐するので、やりたいことがあっても、やりたいことができる現場に

実際は入れていない人が割と多いんです。

そんな現状があるから、ラフアンドレディに入社してくれる人にはなるべくやりたいことを

やってほしいと思うので、できる限り本人の要望に沿って現場探しをしますね。

SES業界は皆、様々な企業に普段は常駐しているので、他の業界に比べて社員同士の交流機会が

圧倒的に少ないんですよ。

なので、ラフアンドレディでは月に一度「帰社日」を設けています。

帰社日はよくある話ですが、ただ帰社するだけはつまんないから、

なにか社員がやりたいことがあれば、それを企画してやったりしてますね。

例えば、富士急ハイランドに行きたいという人がいたので多数決を取って富士急に行ったけど

強制ではないのと、乗れない人も楽しめるように乗れないチームの企画もちゃんとして当日行きましたし。

あくまでみんなが平等に楽しめるように。

あとはBBQとか、気になるお店にみんなで食べに行ったり、

普段一人では行きにくいけど、みんなとならという事でオペラや寄席、サバゲーに行ったりとかしましたね。

[ワタシ]

そういう取り組みをすることでなにか変化ってあったんですか?

[桑折]

この業界の技術者って結構自分から何かを発信するという事において

めんどくさがる人が多いんです。

だから、そういう所は得意な人たちが進んで企画してくれます。

実際にやってみるまではみんなめんどくさがるのですが、

いざ、やり始めるとなんだかんだでみんな結構楽しんでやってますね。

それにラフアンドレディのメンバーってみんな仲はいいけどマイペースだから

お互いを押し付け合うことがないので、

入社したばかりの人でもすぐに馴染んで打ち解けていますね。

それはこういう取り組みをし続けた結果の変化なのかなと思います。

楽しくシンプルな社会を

[ワタシ]

ラフアンドレディがこれから目指す理想の姿はありますか?

[桑折]

みんなマイペースなので自由ですが、集中しなきゃいけないときは

創業メンバーが先陣を切って引っ張っていきたいです。

経営方針を決めるときも、あくまでワンマンではなく、3人の合意で意思決定するようにしています。

理屈も大事だけど、理屈だけでは進まないように、倫理観を入れるためにも、

この役員三人の三角形な距離は保ちつつやることが大事だと思ってます。

恥ずかしながら、まだまだ会社をつくっている段階です。

ラフアンドレディの仲間たちが日々ITシステムの基盤を作っているけど、

いつかこの力を世界の70億人を近くに感じるシンプルな社会を作るために使いたい。

10年後、20年後、世界の70億人を近くに感じるシンプルな社会(仕組み)をつくること

それが私たちの考える目標であり、ミッションです。

[ワタシ]

ありがとうございました!

◆わたしが聞いて分かった事◆


①その時の貴重な体験を共にしたメンバーで起業したことで信頼関係は他社には負けない

②技術者としての悩みなども技術者として充実したライフワークが送れるよう考えられている

普通だったら、会社の知られたくない部分なども、ためらうことなく教えてくれました。
会社の経営方針、将来へ向けての計画なども、包み隠さず教えていただき、
逆にここまで答えてくれのるは潔いなと思いました。

とてもポジティブな考え方で、それは滅多にない経験をしたからこそできることなのかなと。
今回はそういった普段は絶対に聞けないことを聞けて、ラフアンドレディのラフさの理由がよく分かった気がします。

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