なにをやっているのか
40年以上にわたってロックの最前線を伝えている洋楽誌『rockin’on』(1972年創刊、月刊誌)、日本最大級の売上を誇る邦楽誌『ROCKIN’ON JAPAN』(1985年創刊、月刊誌)、あらゆるエンタテインメントの今を自由に扱うインタビューマガジン『CUT』(1989年創刊、月刊誌)、従来になかったアングルで芸術表現への新たな視点を切り開くアート雑誌『SIGHT ART』(2014年創刊、不定期刊行)等を刊行しています。
日本最大級の動員を誇る『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』(2000年第一回開催、2019年33.7万人動員)のほか、屋内での年越しフェス『COUNTDOWN JAPAN』(2003年第一回開催、2019年18.8万人動員)、都市型野外フェス『JAPAN JAM』(2010年第一回開催、2019年11.1万人動員)といった大型音楽フェスティバルを企画制作しています。
弊社は、洋楽ロック批評・投稿誌『rockin’on』の
出版社としてスタートしました。
ユーザー目線に立って40年歩み続けた結果、
日本最大級の売上を誇る邦楽誌『ROCKIN’ON JAPAN』や
あらゆるエンタテインメントの今を自由に扱う
インタビューマガジン『CUT』等の出版事業、
また、夏の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』や
年末の『COUNTDOWN JAPAN』を始めとした音楽フェス・イベント事業、
最近ではアーティストマネジメントやアパレル事業にも進出し、
音楽を軸とした、世界のどこにも存在しなかった
メディア企業へと成長しています。
なぜやるのか
ロゴ・マークの「❜(アポストロフィ)」は、rockin’onの「現在進行形」です。このロゴ・マークとともに、ロッキング・オンは世界に類例のない音楽メディア企業を目指し、大きく飛躍します。
「No.1」「ハイクオリティ」「批評性」を行動規範として掲げ、ロッキング・オン・グループと音楽文化の永続のため、挑戦し続け、変化し続けることを楽しみます。
雑誌の読者、フェスの参加者、Webのユーザーなど
すべてのお客様の「欲望」にこそ絶対的な正義があり、
その「欲望」に本質的な答えを提供することが、
企業としての使命だと考えています。
これは、グループ創立以来一貫して変わらない思想です。
「ユーザーの潜在的な欲望」を探求し、これを商品/サービスに表現することで、
ユーザーに新しい感動と興奮を与えます。
こうした企業活動を通じて、音楽文化の永続的な発展に貢献します。
どうやっているのか
2000年、ロッキング・オンはイベントを始めました。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』は、初回は6万490人の動員でした。20周年を迎えた2019年は、5日間の開催で合計33万7000人のオーディエンスが真夏のひたちなかに集まりました。
夏の季節感と、野外の解放感こそがフェスだ、という考え方から、スタート当初は「冬の屋内でフェスは無理」という意見が多かった『COUNTDOWN JAPAN』。その考え方への挑戦から歴史は始まり、現在は年越しの恒例行事にまで成長しました。
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』が、スタートして数年間、
「トイレ・フェス」という異名で呼ばれていたことを
覚えている方はもう少ないかもしれません。
他のイベントでは見たことのない、何百と並べられた仮設トイレの光景に、
このフェスはそんなあだ名をつけられていたのです。
なぜロッキング・オンはそんなことをしたのか?
それは、フェスというイベントに集まる参加者にとって、
「トイレ」という一見見過ごされがちなインフラが
とても大事だということを知っていたからです。
イベントのプロではなかったわたしたちですが、
参加者としてのリアルが何であるかは知っていました。
だからわたしたちは、わたしたち=参加者にとって過ごしやすいイベントを作ろうとしたのです。
ロッキング・オンの理念とは、そういうことです。
メディアであれば読者、イベントであれば参加者、
つまり、音楽の聴き手であるみなさん/わたしたちにとって、
音楽ともっと深く強く向き合うためのプラットフォーム、環境を作ることです。
音楽という素晴らしい表現とよりいっそう出会える場を作り、その自由をさらに謳歌させていきます。