株式会社リプロモでディレクターさせていただいております、船水と申します。
今回は弊社で作ったキャラクター「KOKEくん」のPR活動を行った時のことをご紹介させていただきます。
KOKEくんとは?
KOKEくんとは、実際に存在する苔をモチーフにしたキャラクターで、8種類のキャラクターがいます。
「苔から生まれた不思議な生き物」として、KOKEくんを主役にした漫画やアプリなどを公開しておりました。
KOKEくんの中で、主役と言える存在は
こちらの「ゼニゴケ」というキャラクターになります。
KOKEくんをPRする活動でも、このゼニゴケをメインに行っておりました。
4コマ漫画まであります。
KOKEくん4コマ一気読みリンク! 第1話~100話(無料)
KOKEくん公式サイト
実際のPR活動
では実際にどのような方法でPR活動を行ったかを紹介します。
早速ですが以下の写真をご覧ください。
こちらがKOKEくんをPRするために生まれた、
「リアルKOKEくん」
となります。非常にシンプルなネーミングセンスです。
実際にやった活動も、とてもシンプルで電車で原宿・渋谷などの若者が多い場所に向かいます。
この格好で
次に、原宿・渋谷などを歩きます。
この格好で。
※2人に見えますが1人です。社長の考案による自作コスプレです。
そしていろんな人と写真を撮ります
この格好で
と、実際にやっていた活動は実にシンプルなものとなります。
シンプルな活動ながらも反響があり
そんなことをしていたら
テレビで紹介されたり
エレキテル連合とコラボしたり
アニメになったり
漫画になったり
と、様々な活動を行うことができました。
最終的にこの結果得られた成果としては
・全国放送のテレビでの取材 × 2回
・有名女性誌での紹介 × 数十誌以上(KOKEくんの紹介)
・ラジオの出演 × 3回
・有名人のSNSでの投稿 × 数十回
という計り知れない、露出効果を生み出すことができました、
そのおかげもあってか、KOKEくんはヴィレッジヴァンガード100店以上でのグッズ販売、クレーンゲームの景品化、絵本の発売を行うことができました。
このように、SNSとキャラクターを活用することで見事にバズを生み出すことが可能となります。
さて、紹介が長くなりましたが、本題です。
そう、Wantedlyは求人のための媒体です。
ただいま、当社では、新しいリアルコケくん担当者を絶賛募集中です!!
これであなたも原宿の人気者です。
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嘘です!リアルコケくんは現在募集してません!
リアルコケくんは募集してませんが・・・
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最後にすこしだけまじめなインタビューをご紹介…
ーーどのようなプロジェクトに携わっていますかか?
船水:機械学習を活用した新たな手法で店舗比較サービスをリリースし、検索結果に変化を与え、より世の中を便利にしたいという理念のもと、サイト製作のディレクションを主に行っています。まだメンバーが少ないので様々な雑用も引き受けています。
ーーどんな人に向いている仕事ですか?
船水:理念やプロジェクトの将来性は非常にインパクトがありますが、実際の業務は非常にコツコツ系で色々なジャンル別にたくさんの外注ライターさんに指示を出しコンテンツを作成していただき、その内容が問題がないか確認する作業を行っています。自分はそういう作業が嫌いではないので日々コツコツと積み重ね作業を地道に行っています。
ーー応募を検討している人へのメッセージをお願いします。
船水:去年スタートしたプロジェクトですが、順調に伸びているためとてもやりがいを感じています。これから市場の拡大が期待できる分野ですので、まだまだ大きくなると思います。スタートアップの立ち上げに興味のある方はやりがい十分ではないかと思いますので是非興味のある方はエントリーしていただければと思います。
リアルコケくんの活動に関するインタビュー
ーーどういう経緯で始まったのでしょうか
満を持してリリースしたKOKEくんが、思ったほど拡散せず。もう背に腹は変えられないという感じで、社長本人を含む数人で、この格好で街に繰り出すという感じでスタートしました。実際に街に繰り出すとかなり反響があり、一度、街に繰り出すだけでTwitter上でかなりの写真がアップされリツートされることがわかりました、そこで、継続的に曜日を決めて同じ場所に繰り出すことで、そのエリアの有名人になることを目指すことになりました。
ーー大変だったことはなんですか?
あるとき社長がテレビ局に営業にいく計画を立てて、片っ端からキー局の番組にアポを取り始めました。スーツを着た社長と、この格好の私ですべてのキー局に行きました。もちろんテレビ局のアポを取った担当者にはこの格好で行くと言っていませんので、ある局は受付で警備の方に止められアポがあったので良かったもののかなり不安になりました。
ーー記事のタイトルにある「苦悩と栄光」とは一体どのようなものでしょう?
正直、不安やストレスはかなりあるのですが、それとは裏腹にテレビ出た影響で街を歩いていると、遠くから声をかけてくれたり、写真撮ってくださいという人が次第に増えてきました。やってることはむちゃくちゃでしたが実際に反響がでてくるとやはりちょっと嬉しい気持ちになってきます。ただ会社に戻って着替えていると、だんだん虚しくなってきて、本当にこれでいいのだろうかと悩んでいました。
ーー今振り返ってどう思いますか?
結局、ある程度の目標を達成した段階で継続的なリアルコケくん出没プロジェクトは終了し、私はもとの業務に戻ることができました。あれからもう数年立ちますが今思い出すと、ほんとに当時はよくやったなと思います。正直もう一度やりたいかと言われると断固お断りしたいと思います。
ただ、当社の最大の強みは、この突進力といいますか、自分たちの信じたことであれば、周りがどう言おうと実際にやって結果を出すところにあるのかなと思います。なのでこの行動がなければ今の自分ないかもしれませんし、長い目で見たら結果的には面白い人生経験を積むことができたと言えるかもしれません。
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