ベンチャー企業で働く覚悟とは？

リゾートワークス採用担当の長尾です。

弊社は今年で3期目のスタートアップベンチャー企業です。
そのような会社の採用を担当している中で今回のお伝えしたいテーマは、

「ベンチャー企業で働く覚悟とは？」です。

なぜこのようなテーマにしようと思ったのか？

私はリゾートワークスの親会社である株式会社リアライブに2期目を迎えるときに中途で入社しました。
当時は社長と副社長、営業社員が在籍する3名の会社でした。
リアライブは11期目を迎えようやく50名以上の規模になりました。

そんな私は現在、創業3年目のグループ会社のリゾートワークスの中途採用も兼任で担当しています。
同じベンチャー企業で働いていても11期目の会社と3期目の会社は見えている景色が違います。
一度、スタートアップベンチャー企業で働いてきた経験があるからこそ、
伝えられることはあるのではないかと思いこのテーマにしようと決めさせて頂きました。

ベンチャー企業で働くとは？

私にとって創業から11期目を迎えているような「ベンチャー企業で働く」とは、
ある程度整った環境の中で成長実感を感じながら働けるということだと思います。

しかし、これはよく言う「ベンチャーだから成長できる」ということではないです。

経験豊富な事業責任者が近くにいて、事業戦略を考えて落とし込んでくれる組織で働きます。
そのため、自分の意志や主体性があるメンバーはどんどん成長しますが、
そうでないメンバーはある程度の居心地の良さに甘えて成長が鈍ります。
つまり、成長できる環境を自分の力でモノにするかしないかで、
その後の実績や成長に大きな差が出てくる環境でもあると思います。

一方で、私にとって創業間もない「スタートアップベンチャー企業で働く」とは、
先が見えない中で働く事だと思います。

会社のMissionやVisionに共感して入社しているものの、
達成に向けた道筋を創っている最中ですので、中々先は見えにくい環境です。

過去に「先が見えない」という理由で退職したメンバーがいましたが、
それが創業間もないスタートアップベンチャー企業の環境になると思います。

そんな環境だからこそ、
できる・できないではなく、【やるか・やらないか】

この選択において迷う暇もなく【やる】を選び、
自分が選択した道を【できる】ようにするために、
どうするかを考えて【行動】する事だと思っています。

ベンチャーだからリスクがあるとか、先が見えないから難しいではなく、
まずはそれを、やれるように・できるようにすると決めて動く事。
見えないなら自分が創る事が必要になると思います。

ちなみに、私は慎重派で石橋を叩いて渡るタイプであり、失敗しないで進めるために
計画を練って繰り返しイメージをしてから動きます。
そのため私自身、恐らくベンチャー企業向きではないと思っています。

それでも創業間もない会社に入社して約8年間在籍できた理由は、
先が見えない環境で過ごせたからこそ、とにかくチャレンジして、
分からないことがあったら出来る人に聞ききながら諦めず、
鈍間な亀のように一歩一歩進められてきたからだと思います。

後から優秀なメンバーが入社してきても慌てずに、
この経験を活かしながら、仕事に対して誠実に向き合ってきたから
続けられたのだと思います。

スタートアップベンチャー企業で身に付いたこと

求職者様からは「実際にここまでの道のりはどうでしたか？」とよく聞かれます。
その時は正直に「辛かったです。もう一度あの環境に戻れと言われても戻りたくないです。」
と伝えています。

仕事は楽しむことが出来れば理想ですが、
それが中々できないのが仕事だと考えます。

もちろん仕事のすべてが苦しいものではないので、
様々な方法で仕事を常に楽しめている方もいると思います。

しかし、私にとって仕事とは苦しかった経験がほとんどでした。

「仕事は楽しむもの」という言葉もありますが、
それが本当に実現できている人は、きっと、
「苦しんだ先に楽しさがあるもの」と言いたいのだと解釈しています。

先が見えなくて当然で、とにかく目の前のお客様に選ばれ続けるために、
誠実に向き合ったり、新しいチャレンジをしたりして信頼を勝ち取ることに注力していました。

しかし、新しいことを考えチャレンジすれば様々な壁にぶつかります。
特にスタートアップベンチャー企業ではぶつかる壁の数が多いのですが、
それでも自分がやるしかない環境だからこそ、落ち込んだりネガティブになったりする前に
自然とポジティブな考えに頭を変換する力が身に付くと思います。

それがスタートアップベンチャー企業で身に付いたことです。

やればできる！

リゾートワークスは創業して間もないないスタートアップベンチャー企業です。
無いものづくしの環境でも自分が選んだ道に責任を持ち、
暗闇の中でもがきながら結果を出し続けるために何が必要かを考え、
中長期的な勝ち筋を自ら創る環境です。