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リノベーションで叶えたい暮らしの復興


こんにちは!
リノベる株式会社の星野です。
本日は、総合職の鈴木さんのインタビューをお届けいたします!


■鈴木さんは宮城県の七ヶ浜町の出身ですね。

さっそくですが、どんな子供時代を過ごされていたんですか?

祖父が大工だったこともあって、

祖父の家へ遊びに行くとチラシの裏に図面を書いたり、日用大工をして遊んでいました。

頭の中に想像しているものを実際に形にすることが楽しくて。

なので、ぬいぐるみで遊んだりどこかへ出かけるのではなくて、

カンナやノコギリなどを使ってシルバニアファミリーの小さい家とかを作ってましたね(笑)


―シルバニアで遊ぶのではなくてシルバニアの家を作るのが遊びって、すごいですね!

実際に建築系の大学に進まれた鈴木さんですが、そのきっかけは子供時代の影響が大きいのでしょうか?

そうですね。祖父の影響はあると思います。

それともう一つ、高校1年生の時に東日本大震災を経験したことも私の中では大きいです。

津波で家が全て流され、自分のモノも全部なくなりました。

そして家族も津波に流され被害に遭い、祖母は震災で亡くなりました。

海しかない町ですが、幼いころからの思い出が沢山詰まっている場所だったので、

津波によってもう住めなくなってしまったのは本当に辛かったですね。

でも、この経験から人の暮らし方や、住む場所の大切さを再確認することができました。


その後、高校3年生になった時に進学を考えるようになりましたが、

最初は主に専門学校を見ていました。でも全然ピンとこなくて。

母に相談した際、「大学でやりたいことないの?」と聞かれたときもすごく悩みました。

そして悩んで初心に返ったとき、一番初めに思い浮かんだのが建築だったんです。

子供の頃から一番熱中したものって建築だったなと。

昔から図面を書くのも好きでしたし、

震災の影響もあって将来的に大学や社会に出て学んだことを復興に活かしたいと思い

建築を学べる大学に行きました。




【実際に被災した鈴木さんの自宅】


■就職活動を始めたとき何を軸に就職活動を行っていたんですか?

人の暮らしの選択肢を増やしていく仕事に就きたいなと思ってました。

なので住宅業界を中心に見ていました。

震災の経験と、大学で学んだ事をどう活かしていくか、

住宅業界の中でもハウスメーカーやデベロッパー、

不動産など様々ある中でどう絞っていくかが就活の最初のスタートでした。


■人の暮らしの選択肢を増やしていく上でなぜリノベーションに興味を持ったのでしょうか?

震災の復興といった面でリノベーションに興味を持ったのがきっかけですね。

復興というと街の再生などがあげられると思うんですが、

私の考える本来の復興は人の心がほっとする瞬間をつくることかなって思うんです。


実際に震災から5年が経過しましたが、まだまだ復興は終わっていない状態です。

みんな、自分らしい暮らしに戻ることがまだ難しく、

心からほっとできる瞬間はまだ少ないように感じます。

また、被災した人は二重ローンになってしまうなど

住宅を新たに購入するには、金銭的ハードルが高いんです。

お金もなくて土地もない、でも地元に残りたいってなった時に、

リノベーションは新築よりも手の届く価格でらしい暮らしを実現することができます。

なので多くの人にこのことを知ってもらい、

住宅購入の選択肢にリノベーションを入れてもらいたいと思っています。


マイナスだった状態をフラットに、そして自由度の高いリノベーションで暮らしの幅を広げて、

ゆくゆくは震災があったけど、リノベーションでらしい暮らしができている、

と胸を張って言ってくれる方が増えてくれると嬉しいです。


【インタビュー中の鈴木さん】


■では数あるリノベーション会社の中でなぜリノベる?

大学3年生の夏に参加したリノベるのインターンがきっかけになっています。

私は震災を経験した身として、リノベーション=復興のお手伝いと個人的に考えていて、

私が大好きだった街をよりよくしていきたいと思っています。


リノベるは、今はまだ主要都市での展開が中心ですが、

全国でショールームを展開をしていたりと、

多くの人にリノベーションを広めていきたいという気持ちが伝わってきました。

また地域にあわせた活動をリノベるができていることや、

暮らしを豊かにすることに重点を置いているので、

業界全体を変えていこうとしているところにも魅力を感じました。


―そうだったんですね、ところで鈴木さんは地元での就職は考えていなかったのですか?

1000%地元で就職をしようとしてましたね。(笑)

ですが、復興に貢献するためには、

まず私が主要都市に出てリノベーションに対するノウハウを身に着けるのが先だなと。

リノベーションを広めていくためには、きちんと私がリノベーションがどういったものなのか、

リノベーションの可能性を理解した上で、地元に還元していくべきだと思いました。

首都圏の方が物件も多いですし、自分がステップアップできる場があるなと思い

東京での就職を決意しました。

もちろん東京での就職には、環境の違いといった不安はありましたが、

私は挑戦したがりな性格なので就職で一度東京にきてみるのが自分らしいとも思ったんです。


■実際にリノベるに入社してみて

やってみたい!という気持ちを受け入れてくれる環境がリノベるにはあるなと思います。

自分たちでやりたい!と思ったものはその目的やゴールイメージが明確であれば、

挑戦する機会をもらえています。

さらに、悩みを相談しやすい社員さんばかりで

的確なアドバイスを頂けているのが更なる挑戦につながっているのではないかなと思っています。


■学生に向けてメッセージ

自分のやりたいことをできるだけ早く見つけてください。

学生時代は時間にゆとりはあると思います。

その中で、自分のことを見つめる時間ってすごく少ないと思うんです。

今の自分が何をやりたいのか、将来どんなことをやりたいのか、

振り返るタイミングが少しでもあるといいと思います。

寝る前や電車に乗ったとき、携帯を見るのではなく、

そんなちょっとした時間でもよいので、ぜひ自分と見つめあう時間を作ってみてください。






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