なにをやっているのか
私たちリネットジャパングループ株式会社は、「ビジネスの力で社会課題を解決する」をコンセプトに、リユース・リサイクル事業、海外事業を展開する会社です。
2000年7月の設立以来、収益を稼ぐ本業のビジネスに、社会貢献の仕組みを組み込んだ継続可能な事業モデルを目指しています。
■事業内容■
・「NET OFF」ブランドで展開するインターネット/リユース事業
宅配買い取りのパイオニアとして「本・ゲームソフト・ホビー・ブランド品・家電」などの買い取りとECサイトでの販売を行っています。
・小型家電リサイクル事業
「ReNet.jp」ブランドで展開する”都市鉱山”リサイクルをテーマとした事業です。
日本で使用済みとなる小型家電の重量は年間65万トンで、その中には28万トン分の有用な金属が含まれています。パソコンや携帯電話などから有用な資源を取り出し、その金属はオリンピックの金メダルにも使われています。
・グループホーム事業
障がい者のための事業です。リサイクル事業に基づくパソコンの分解工程を、知的障がいの方の仕事として確立。雇用を創出しながら、自立生活支援に必要な住まいを提供します。
・カンボジアでのマイクロファイナンスおよび、技能実習生送り出し事業
成長著しいカンボジアにおいて、現地の方々の経済的自立につなげて貧困問題の解決を目指すべく、マイクロファイナンス事業を展開。
また、社会の様々な分野においての技術レベル向上が更なる発展のカギを握っています。外国人技能実習制度を利用した人材(自動車整備士から職種を拡大予定)の提案と、受け入れ企業様への定着サポートを、弊社グループの現地送り出し機関・提携監理団体と一体となって行っています。
■実績■
2014年に小型家電リサイクル法のもと、環境省・経済産業省両大臣の認定を取得。全国の市町村と提携し、法律にもとづく適正ルートとして宅配便を活用した回収・リサイクルを推進しています。(大臣認定第0024号)
また、2016年には東証マザーズに上場しています。
■今後の展望■
私たちは、社会課題をビジネスの力で解決することに存在意義を見出しています。リサイクル・リユースにおいては、オリンピックメダルの制作実績が注目を集めました。こうした活動は世界に広げられる文化だと考えています。
また、次の社会課題に関するビジネスを10以上立ち上げることで、新しいビジネスモデルの構築も目指します。
なぜやるのか
■ビジネスを通じて「偉大な作品」を創る■
「偉大な作品」とは、収益を稼ぐ本業のビジネスの中に社会貢献を組み込んだ志の高い仕組みのことで、後世に永く受け継がれていくものです。
本業で頑張って収益を上げることが社会貢献につながり、また、社会に貢献することで本業も後押しされる、相互に支え合う関係で事業を発展させていきます。
■事業を始めた経緯■
弊社代表は、前職のトヨタ自動車在職中から新規事業に携わっており、自らの手で事業を企画し、立ち上げる面白さに魅了されていました。そうした中、ブックオフコーポレーションの「起業家支援制度」の第一号として会社を設立します。
ブックオフ四日市店の社長となって以降、社外の循環型システムをネットと宅配でつくるべく、「トヨタ生産方式」を参考としたオペレーションを導入。店舗を使わないスタイルを構築します。
■ビジネスの力で社会課題を解決する■
カンボジアはGDPの成長もさることながら、人口は1,600万人を超え、首都プノンペンは全人口の約13%にあたる200万人が暮らす都市として成長しました。一大都市としてビジネス・ショッピングの基盤開発が大規模に行われ、今ではアジア有数の車の渋滞地域ともなっています。
カンボジア政府との話では、整備不良車による交通事故が死亡原因の上位にあるとのことでした。
そこで、カンボジアで整備士を育成することから海外事業をスタート。マイクロファイナンスの金融ビジネスを組み合わせながら中古車販売・リースを展開し、年間1,000台を超える規模で成長しています。
どうやっているのか
■収益と社会性が両立した事業モデル■
独自のビジネスのなかに社会課題の解決を組み込む、ユニークな事業経営が特徴です。
さまざまな参入障壁の高さもあり、レッドオーシャンとは無縁の領域で活動しています。
会社にとって利益を追求し、成長していくことは当然のことです。しかし、利益や株価の数字が上がればいいとは考えていません。私たちの事業により、社会にどう貢献していくのかを追い求めていきます。
また、リユース・リサイクルでは許認可を得ているほか、他社には真似できないであろう物流の仕組みを構築しています。勢いだけの無謀なチャレンジでなく、高いビジネススキルや着実な実務、地道な努力を積み上げることで、現実の課題を解決しています。
■活躍中のメンバー■
ざっと数えて国内で100名、海外で400名の正社員と、500名近い国内パート・アルバイトスタッフが活躍しています。
日商で1,000万円分の業務を行うことから、コツコツと地道な作業を好む方が多い傾向です。配属先のマーケティング部門は、そうした草食系のうえにクレバーな方が揃っており、データを活かした施策を考えることに長けています。
■オフィス環境・働き方■
オフィスは名古屋本社と東京支社のほか、大府商品センター(第1・第2)、スマイルファクトリー名古屋があります。
今回募集のマーケティング職は、東京・渋谷での勤務となります。工場スタッフが無休で作業・販売にあたっていることから、リモートワークは思案の段階です。