1
/
5

なにをやっているのか

事務所での相談風景・カウンセリングは1時間以上に及ぶ・来訪者は1日10人以上
在日難民の方を招いたトークイベント・年に数回開催
グローバルな課題である「難民問題」。しかし、日本では多くの人にとって、「難民」は身近な存在ではありません。 この問題を知っていただくための広報、およびファンドレイジングを遂行するにあたっては、目まぐるしく変化する国内外のトレンドとJARの支援現場を俯瞰することが求められます。そこから、いかにして人々の心を動かし、共感を生み出すことができるか、その結果として、寄付という形で支援の輪に参加いただくことができるか―。そんなことを日々チームで考え、アイディアを出し、実践します。 また、広報においてもファンドレイジングにおいても、単に「正しいこと」「良いこと」を示すだけでは、変化を起こすことはできません。団体内外の方々とも協働し、結果を生み出すための戦略と技術を高いレベルで実現することが必要となります。 大切にしていることは、「難民」を的確にわかりやすく伝えることと同時に、「難民」を一括りにせず、一人ひとりの姿を届けること。そしてその成果を最大化するために挑戦を続けること。私たちのチャレンジに参加してくださる方を、お待ちしています。 認定NPO法人 難民支援協会 ディレクター・事務局長 吉山 昌 広報部コーディネーター 田中志穂

なぜやるのか

「なかなか難民として認定されることがないまま日本に滞在している難民の苦渋を傍観するにたえず、同じ人間として支援したい」 1999年7月に設立した当時の想いです。 残念ながら、16年経った今も、難民を取り巻く環境が大きく改善したとはいえません。それでも、私たちは、当時の想いを大切に、相談に訪れる難民一人ひとりに向き合うという姿勢を持ち続けています。同時に、より効果的かつ総合的に難民が持つニーズに応えるためにはどうしたらいいのか、常に新しいことにも取り組んでいます。 すぐには解決するめどが立たない「難民問題」だからこそ、あきらめずにやり続けること、そして、常に新しいことに挑戦し続けることが大切だと思っています。

どうやっているのか

難民支援協会のスタッフとインターン
難民支援協会は、約20名のスタッフと、インターン、ボランティアで活動しています。 こんなバックグラウンドのメンバーです。 ・創立メンバーである代表理事の石川えり、石井宏明、吉山昌 ・企業からの転職者(メーカー、IT、ベンチャーなど) ・「難民」というニッチな問題に学生時代から関心を持ち、インターンを経てスタッフ ・企業での定年を経て財務や会計など専門分野で活躍しているパートスタッフ ・年齢は20代半ばから30代後半。その後が少し飛んで、50代、60代。 支援の現場は、なかなか先が見えない苦しい状況だからこそ、団体自体はカラッと明るい雰囲気です。 広報・ファンドレイジングを担う広報部は、スタッフ4人と、インターン数名、多くのボランティアとともに活動しています。 特に、今回のポストは、社会人ボランティアを巻き込んで、一緒にファンドレイズをしていくことに力を入れて取り組んでいます。