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1投稿で100万ドルを稼ぐInstagramer。一方で数いいねしかつかない企業アカウント... Instagram の運用はどうしたらいいのか

こんな記事を見かけました

1投稿100万ドル! インスタグラム投稿料金ランキング、トップ20
インフルエンサーマーケティングの市場規模は、2020年までに50億〜100億ドルになると予測されている。インスタグラムの予約投稿ツール「Hopper HQ」はInstagram Rich List of 2018を発表、トップインフルエン
https://www.businessinsider.jp/post-176339

カイリー・ジェンナーさん( @kyliejenner ) は、フォロワー数 1億1500万人で、なんとスポンサードポスト、つまり広告での投稿で1投稿あたり100万ドルだそうです。

桁違いすぎてなんだかもう...
全体的に、アーティストやスポーツマン、そしてセレブタレントが多いですね。この辺り、やはり人気になりやすいのはメディア露出が多い人達なんだなと思います。

一方で、企業のアカウントというのは、もちろん全く種別は違いますが、どうにも人気が出ないものです。。特に現在人気のSNSはInstagram等、企業に割と向いていない物が多いですよね。(Snapchatとかも一時期流行ってましたが)基本は若者が、若者同士で楽しむSNSが人気です。日本でもTikTokが流行ってきていますね。

とはいえ、企業としてもそういった人気SNSで露出は増やしたいものです。Facebookはまだ親和性があるなと思いますが、Instagramに手を出そうにも、なかなか上手くいかないケースが多いのではないでしょうか。弊社にもご相談をよく頂きます。

sparcc 株式会社 の遠藤さんは、このように書いています。

企業がやる Instagram がたいていダサくなる理由|遠藤 結万|note
ある方から「なぜ Instagram が失敗するのか?」という相談を受けたことがありました。 (どう見てもインスタグラマー感のない僕に相談する時点でヤバい気がしますが) 僕はその時、「御社で一番Instagramを使ってそうな人に任せてみればいいんじゃないですか?」と答えました。 これは、まあ大抵のデジタルマーケティングが失敗する理由を回避するためなのですが、今日はその話について。 よくある流れ こんなやりとりが本当にあるかはともかくとして、こういうことはよくあります。 その結果、こうなります。 かくして
https://note.mu/yumaendo/n/nf3dbf236a581

一部引用させていただきます

大事なことは、一番そのプラットフォームを普段から使っている人に判断を任せることです。

例えば自分が普段、あまりSNSを使わないのであれば、思い切って若手を登用することも考えて見るべきでしょう。

SNSは、それぞれ独特の空気感を持っています。
古くだと、掲示板、2ちゃんねる。現在だとTwitter等も。なんJとかもありますね。
それぞれ、なぜか用語が生まれていたり、会話方法もたくさん生まれます。ROMとか>1とかRTとかストーリーとか色々あるンゴ

Instagramは新機能追加が盛んですね(余談ですが、アップデートが多いサービス・ツールが一番良いツールを決めるバロメーターだと自分は思ってます)

新機能が出る度に、また文化が生まれます。

そういったのは、やはり「自身が楽しんで利用する事」が大事です。
普段から使っている人でないと、この感覚は掴めないと思います。
グッドデザインカンパニーの水野さんの本のタイトルに「センスは知識からはじまる」と書かれていますが、同じ事だと思います。

センスが良い、のではないんですね。センスを磨いている努力をしているか、していないか、の差です。
これはやはり「自身が楽しんで学んでいる」事につきると思うのですが、同様に、その空気感に楽しんで触れている人でないと、好感が得られないのです。

普段自分が使っているFacebookで、自分の周りの同じ世代や同じタイプの人達に向けた投稿のノリで、Instagramに投稿したとしても、全く響かない。
なぜなら場違い感が凄いから。。。

センスと空気感(ノリ)って、僕は似ているものだと思っていて、
何十年ぶりに会う友人の飲み会に遅れてかけつけた時に、昔のノリのまま突撃したら全く空気感が違っていて場をしらけさせてしまった、みたいな感じですかね。デザインや広告でも、暗黙のルールみたいなのがやはり存在していて、それを悪い意味で外してしまうと、何も共感を得られない事が多いです。

Instagramで成功させたい。
FacebookやTwitterのアカウントを作って運営したい。

これの答えは、「何を」「誰に向けて」を決める事がベターではありますが、「誰がやるか」「誰が出来るか」が、手前の段階で必要なのかもしれません。
いなければ、まずは個人アカウントを作ってセンスを磨く事から始める事が重要であり、それも難しければ、「出来る人を雇う」という選択肢も、場合によっては必要ですね。

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