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2時間で書いたWantedlyブログが2日間でランキングで1位になるまでにやったこと

そんなに読まれるとは思いませんでした

つい出来心で書いたブログが予想の斜め以上(17,000PV超え)に読まれたので、せっかくの機会なのでどのようにしてブログを書いたか振り返ってみようと思います。Wantedlyブログを書いてる方の何か参考になればと思います。

↓問題のブログ

正社員で10回転職した方法で一番多かったのは、意外にも人材紹介経由ではなく◯◯◯◯だった。 | 株式会社リフカム :

まずは作業を3ステップにわけました

ステップ1:企画を練る(普段から考えてるので工数不明)

何を記事にするか「うーん」と妄想します。

ステップ2:記事を執筆する(工数2時間)

とりあえず記事を書かないことには、はじまりません。

ステップ3:記事を広める(工数1時間)

みんな~見て見て~こっちこっちー


では、それぞれ詳しく見ていきます。

ステップ1:企画を練る

わたしがいきなりスラスラ記事が書ける売れっ子スーパーマンであればそれでも全然いいと思うのですが、当然そんなはずもなく。

かといって、そのまま思いついたネタを書くのではなく、いくつか(3つ以上)思いついたネタを挙げてみて、「より多くのターゲットに刺さりそうか?」「自分がオリジナリティを出して苦なくかけそうか?」「今どきな旬のネタか?」の3点で評価して、今回は自分の転職回数をネタに自虐ネタを展開してまずは「興味を惹く」ことを狙いにしました。

そして「せっかく書くなら自社ブログで一番PVを稼いで注目されたい!」というよこしまな目的もありました。ちなみにこれまでのリフカム社内での最高PVは、リフカム社長清水の、こちら↓の4,134PV(執筆時点)


ステップ2:記事を執筆する

タイトルを考える

原稿の内容も大事ですが、同じくらいタイトルも大事です。各アイデアが思いつかないときには、先にタイトルから考えるのも1つの方法です。

例えば他にはこんな感じで他にも執筆のネタを考えていたのですが

例:「44歳妻子持ちが社員10人のスタートアップに入社したらやるべきたった1つのこと」

例:「翌月社員に払う給料が無いとわかった時にスタートアップの執行役員が見えていた景色」

ポイントとしては読者にとってわかりやすく、そして長すぎず、短すぎないようにするのが良いでしょう。

大体は、はやりの定番スタイルみたいなのがありますので、Wantedlyランキングや、はてなのホッテントリを眺めて、それらしく興味をそそりそうなタイトルをつければOKです。

※昔、ホッテントリメーカーというサービスがあったのですが、使えなくなってるみたいですね(懐)



今回はタイトルにズバリ「リファラル採用」と入れるか迷ったのですが、聞いたことがない単語の時点で「自分には関係ないな」となって読まれないのを避けるために伏せ字にしてみました。また、これ以上長いとランキング表示の際に「...」と切れてしまうので、45文字以内くらいが良さそうですね。

読者の共感を得る

タイトルで興味を持ってもらえたら次に中身です。今回は転職経験者をターゲットにしましたが、Wantedlyブログなので基本的にはインターンを探している学生か、転職を検討している社会人が読んでおり、特に後者が多いと考え、また、転職回数も1回だけでなく複数回経験していることを想定して導入部分を書き共感を得るようにしました。

最初に読み手にとって興味が無いことがズラズラと書いてあると、それだけで興味が失せて離脱してしまうので要注意です。

また、あまり専門的なキーワードは使わずにわかりやすい文章を心がけました。

図版(イラスト)いれる

ずっと文字が並んでいると読みにくくなり、結果離脱されてしまうため、目安としてはPCで見ているときに、1~1.5画面中に図版が1つは見えているくらいがよいと思います。

むやみに図版を入れるのではなく、「テンポよく入れる」という点が大事です。

もちろん、書いてあることと関連性のある画像を入れるのが良いですが、ない場合には、最近はフリー素材がたくさんネット上にあるので利用できます。

かわいいフリー素材集 いらすとや

いらすとやさんの素材はビジネス用もたくさんあるので使い勝手が良いのですが、使いすぎると単調になるのでリアルな人物写真なども織り交ぜていきます。

トップ写真も丁寧に選ぶ

トップの写真はタイトルと同じくらい大事ですが、ここをいらすとやにするわけには行かないので、できれば一眼レフなどのカメラで撮影したものが良いでしょう。

今回はカメラマンに撮影してもらったものがちょうどあったので、社名の宣伝もかねて使用しました。

画像が荒かったり、無関係なものが写っているものは避けましょう。また、人にフォーカスした記事であれば、やはりその人がフォーカスされた写真だと、すぐに「ああ、この人が書いたのか、この人について書かれてるのか」とわかりやすいですよね。

文章量が多くなりすぎないようにする

地味に大事なことですが、ついつい長くなりがちなので読むのに疲れないよう、ほどほどの長さにすることを心がけたいです。

自分が強く興味を持った内容であればいいのですが、万人受けするものであれば、そんなはずはないので、ブラウザの右側にあるスクロールバーが小さくなりすぎていないようにしたいです。

どうしても長くなってしまう場合はやはり図版をはさむか、引用や太字にするなどして緩急をつけましょう。

記事のゴール

今回は採用は目的とせず、「リファラル採用」と「株式会社リフカム」の認知度向上だったので、ブログの最後には応募ではなく、サイトへの誘導をゴールにしぼりました。あれこれ欲張りたくなりますがブレるのでできるだけゴールはシンプルな方が良いです。

また、読んでいる途中でサイト外へいってしまってそれきりにならないように、文中のリンクは読んでもらいたいニュースと、他社のリファラルの事例のみとしました。

ステップ3:記事を広める

いよいよ記事が完成したら公開です。

公開するタイミング

まずは、公開するタイミングですがいつでもいいわけではありません。特にSNSにシェアなどをする場合は、当然、SNSを見ている人が多いタイミングが良いでしょう。

今回は、GWが明けた2018/5/7(月)の午前8時という、「さあて、これから仕事、がんばるぞー、っと、その前にSNSでもチェックするかあ、おや?なになに、転職回数10回?なんだこれ?!」みたいなのを狙いました。

※これが、深夜の午前3時とかであれば結果はどうなるかは、ご想像のとおりです。

公開した先、メディア

Wantedly上で公開したら全力でシェアを期待したいところですね。私自身のネットワークですが

・社内Slackへ投下・・・社員20名
・Facebookへ投下・・・友だち数1,313名
・twitterへ投下・・・フォロワー数632名

ここまででFeed急上昇ランキング1位にランクインしました。

ですが、これだとまだまだ100PVくらい。社長に届きません。。。

効果があるかわかりませんが追加で他のネットワークにも公開してみました。

・eightのフィードへ投下・・・すべての名刺1,639人
・NewsPicksで自分でPick・・・288フォロワー
・自分ではてなブックマーク・・・涙ぐましい

とにかくあれこれやってみることですね。

結果編

初日の夜は1,000PVくらいでWeeklyで2位でした。

まあ、こんなもんかなあ、でももうちょっといくかなあ、と思って寝て、次の日の朝に覗いてみたら7:24に社員から「Weeklyで1位になってますよ!」と

そしてその日の午後にはMothlyランキングでも1位に。

公開日翌日からどうして伸びたのかなあ、と思ってWanteldyの管理画面のアクセスデータを見てみると

こんな感じで、Facebook経由が多いようでしたが、肝心のFacebookへの投稿はこんな感じでした。

あまりコメントを長く最初に書くと、リンクが隠れてしまうので、内容を読みたくなうような感じで簡潔にしてみました。いいね数とシェア数は大したことがなかったので、ここから(いいね!をせずに)直接記事を読みに行った人が多かったのでしょうか?

しかしその後の最終的な、17,000PV時点でのアクセスデータですが

このように、Google経由が半分以上でWanteldy経由は安定でした。

ネクストアクション

ちょっと長くなってしまいましたね。さて、このガイドに従って記事を書いて公開することで、果たして誰でも高PVを叩き出すことができるのか?(笑)

引き続き検証していきたいと思います。


<おまけ>

1.1年くらい前に前職でもブログ書いてたなと思って見返してみると、中々にアクセス稼いでました。

「腕一本で転職9回。大企業からベンチャーまで渡り歩いてきた辣腕の仕事人が、攻めの転職を語る」 | 株式会社マナボ :

2.STORYS.JPで高PVを出して2014年に書籍化されたのを思い出したので記念にリンクしておきます。

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