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急成長する人に共通する3つのこと

先日、ある講演の機会を頂いた際に、スタートアップの成功に必要なことは、「失敗の質✕失敗の数✕学習力」であるとお話したことがありました。LeanStartupでは、「いかに早く低コストで学習することが出来るか」といったことを言及されています。

一方でこの「スタートアップの成功」と「個人の成長」は似ていると考えています。

- 同じ市場環境で同程度の資金力のあるスタートアップの成否に大きく差がつくこと。
- 同じ職場で成長機会が平等にあるはずなのに、メンバーごとに大きく成長の差が付くこと。

この2つの理由について、自分なりの仮説を持つことで、僕自身が社長として日々成長したいと思いますし、非常に優秀なメンバーとのかけっこ競走がさらに熾烈化させるきっかけになればと思っています。

成長する人に共通する3つのこと

「失敗の数」をこなせる人か?

① 仮説構築力
そもそも失敗(学習)とは、「100といった結果を出すために、Aをしてみた。」というときに、「Aでは80という結果しか出なかった。」といったAというアクション仮説と100という結果にズレが生じたとき、始めて生まれるものだと思っています。しかし、「仮説のない無自覚なアクション」によって「なんとなく上手く行っていない。」となってしまっている人は多いように感じます。

② 情熱を燃やせるか
先程の100という結果を出す。ということに対して、そもそも10しか目指さない。といった場合、失敗体験というものは、生まれません。しかし、失敗の可能性のあるような「ストレッチした目標」を立てるには、個人の目標や会社の目標にコミットメントできるような情熱を燃やせるかどうかが重要です。

③ スピード感のある行動力
情熱と仮説構築力があっても、いつまでたっても行動に移せない人はいるものです。プライドが邪魔をしていたり、しっかり行動計画を作ってからじゃないとやってはいけないという解釈。など様々あるかもしれませんが、ざっと考えてすぐ動ける人はやっぱり成長も早いなと感じています

「質の高い失敗」をできる人か?


①優先順位をつける力
質の高い失敗をするには、「フォーカス」をする必要があります。あれもこれもやろうとなってしまうと、「フォーカスをしていたら成功していたかもしれない失敗」が生まれてしまうことになります。時間の使い方に無自覚になってしまうと、色々やっていたけど、結局何も進捗していなかったという人は多いのではないでしょうか。

②アドバイスを乞う力
わざわざ体験をしなくてもよい失敗もあります。今、自分がトライしようとしている仮説に対して、既にトライしたことある人は周りにいませんか?そういった人を見つけて、自分の仮説のアドバイスを主体的に取りに行くことが出来る人は、数回分の失敗を飛ばすことができます。「形になる前に人に見せるのは、かっこ悪い」といった解釈をしてしまっては、勿体無いです。

「失敗から学ぶ」ことができる人か?

①素直さ&自責力
「営業を失注してしまった。」「採用で内定承諾をしてもらえなかった。」といった日々の失敗体験時や、「先輩のロープレを見たとき。本を読んだ。」というインプット時に「失敗要因の分析」「次からやることリスト」を毎回、意識してできる人とできない人では、大きな差がついています。また、そういった「インプット→アウトプット」をできる人には多くの人がその人の成長に向けて協力者が多く集まります。

②ハングリーか
あるメンバーの営業同行をしたときのことです。こうやればもっと上手くいくといった箇所を、フィードバックをしたとき、彼は「その通りです...」と、めちゃくちゃ悔しそうな表情をしながら聞いてくれました。(そんなに深刻にならなくてもいいのにw) その翌日にまた彼と営業同行をした際に、フィードバック内容を完全に改善されていたときには、非常に感心しました。

③真似する力
成功への近道は、「成功している人の真似をすること」だと僕は考えています。まずは、真似をしてみて、そこから自分なりのやり方を加えていって「自己流」にしていく。ある失敗をしたときに、その失敗を上手く乗り越えた人を見つけて、TTP(徹底的にパクる)できる人と対面したときにゾッとします。

まとめ

スタートアップとは、普通なら10年かけて体験するような失敗や成功を1年で得られる。そんな環境だと思っています。だからこそ、この業界に飛び込む人は、一つ一つの体験に対して最大限、学習しなくてはなりません。

リフカムでは、一緒に働く仲間を探す際に、「成長ポテンシャル」を大切にしています。しかし、そのポテンシャルを最大限引き出すには、「情熱」が必要不可欠だと考えています。

情熱の源は、「その人の個人的な夢」かもしれませんし、「リフカムのビジョンへの共感」かもしれません。いずれにしても情熱があれば失敗する可能性のある挑戦する理由が生まれますし、失敗を自責にして学習しようという気持ちが生まれるものです。何より情熱のある仲間と働けることは、気持ちが良いです。

リフカムは、明るい未来を創るために、「個人と会社の成長ベクトル」を重ね合わせながら急成長していきたいと思います!

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