リクルートネット小倉です。
今回は会社が求めるコミュニケーション能力についてお話したいと思います。
コミュニケーション能力と言っても様々な種類がありますが、
一般的には「相手の伝えたいことを受け取る能力」「自分の伝えたいことを相手に伝える能力」です。
ですが、上司との会話において求められるのは「相手に負担をかけない伝え方」になります。
もちろん「相手の考えを理解する」という本質は変わりませんが、
「相手の意見や立場を汲んだ上で務を円滑に行い目的を果たす」ということが大切になります。
会社でのコミュニケーション能力というのは、相手の話を丁寧に聴くというだけではなく
相手の〔立場・状況・性格〕を含めて、
相手の意図を正確に収集するというインテリジェンス分野でもあります。
では会社が求めるコミュニケーション能力とは
どういったものか具体的にポイントをあげてみたいと思います。
1「相手をイラつかせない」
まず「相手をイラつかせない」ということが非常に大切です。
コミュニケーション能力が低い人と会話をすると、
人間は「イライラ」してしまう可能性があります。
コミュニケーション能力の低い人間との会話は相手を疲れさせます!
コミュニケーションに悩む方には
かなり酷い言い方をしてしまっていると思いますが、
分かりやすくいえばコミュニケーション能力とは「相手をイラつかせない技術」でもあります。
人がイライラする例
話しかけるタイミングが悪い
声が小さく聞こえない
話が長い(不必要な情報まで話す)
話が極端に短い(情報不足)
自分本位に話す
業務においては「結論」や「大体の内容」を求める上司も多いので、
相手が何を求めているのかという観点に注目しなくてはなりません。
相手の立場になって受け取りやすいボールを投げることが大切です。
2「話さなくてもわかる人になる」
コミュニケーションは「話し合うこと」が全てではありません。
コミュニケーション能力は相手が求めるインプットに対して
自分からのアウトプットが不十分である時に必要になります。
相手を観察し、相手から問いかけをされる前に必要な情報を
過不足なく与えておくことが会社が求めるコミュニケーション能力になります。
気をつけなければならないのは相手に伝わっていると過信することです。
相手が正しく理解して初めてコミュニケーションは意味を成しますので、過信には注目が必要です。
3「人を動かす」
職場では立場の異なる相手を
「説得」「納得」「承諾」させた上で信頼を得ることが必要になります。
相手の怒りをおさめさせたり、相手をその気にさせることも
コミュニケーション能力の一部です。
例えば、詐欺師はコミュニケーション能力に長けている方が多いです。
相手を騙せと言いたいわけではありませんが
コミュニケーション能力で「人を動かす」という力も大切です。
悪く騙すわけではなく、人の心を騙すという高度なコミュニケーション能力を
身につけることができれば、仕事もより円滑に進むはずです。
コミュニケーションは仕事において重要なスキルなので
苦手な人ほど克服する為の努力をしてみましょう。
常に相手の立場になることが大切です。
・・・といっても僕もまだまだ上記をしっかり実践できていません。
日々会社でこんな能力も教わりながら楽しく過ごしています!