『Rebase ってどんな会社?どんな人が働いているの?』ということはもちろん、『エンジニアとは?』『マーケティングとは?』などなど様々な角度からお届けするこの企画。
第42弾となる今回は、Rebaseのマーケティングチームにインターンとして2年間在籍し、この春に卒業されるTerryさんにお話を伺いました。
ぜひお読みください!
プロフィール
名前:Terry
所属:マーケティングチーム 2022年3月Join
物理からプログラミングへの方向転換
ー簡単にプロフィールを教えてください!
上智大学理工学部機能創造理工学科に所属しています。
大学2年の時から複数のインターンを経験していて、Rebaseは3社目です。
卒業後はWEB系メガベンチャーでデータアナリストとして働く予定です。
ープログラミングを始めようと思ったきっかけは何ですか?
大学2年生のときに1年留年して、その期間に自分が専攻している物理をあまり好きになれていない自分に気がついたんです。このまま物理の道に進むことに戸惑いを感じて、何か他の専門性を見つけようと思ってプログラミングを始めました。最初は独学で競技プログラミングに触れてみたのですが、独学に限界を感じて、エンジニアインターンを始めることにしました。
ーこれまでに2社インターンを経験されているとのことですが、Rebase以前のインターンではどのようなことに取り組んでいましたか?
最初は、受託開発系の企業で機械学習エンジニアの長期インターンに参加しました。SNSから投稿を取ってきて、その投稿を分析して、どのような投稿を作成したらどういう反応がつくかを予測するモデルを開発していました。
でも、無給でのインターンで、しかもかなり長時間働かなければならなかったので、苦しくて…
そこで、次はN高校でプログラミングTAのインターンを始めました。
2つのインターンを通して、エンジニアになりたいわけではないな、という気持ちが浮かんできました。自分はプログラミングなどの技術を高めていくよりも、売上や数値を向上させるなど、もっとビジネスに近い仕事がしたいしそれが好きだと言うことに気がついたんです。
ーその気づきを経て、Rebaseのインターンに辿り着いたんですね!
はい!
データ分析の仕事に興味を持ったので、その軸でインターンを探す中でRebaseに辿り着きました。
面接などを通して、仕事内容も社風も、自分にマッチするなと思ったのでJoinを決めました。
自分の提案から新規プロジェクトを開始
ー今取り組んでいる業務について教えてください!
今は、レコメンドエンジンの開発に取り組んでいます。
instabaseの利用登録者様宛のメールのなかに、「おすすめのスペース」と言うコーナーがあるのですが、今はそれが個別最適化できていないんです。
個別最適化できていないために、例えば北海道の住所を入力されているユーザーに、東京のスペースをおすすめとして紹介してしまうなどの事象が起こっています。これらを解決するために、個別にスペースをおすすめするシステムを機械学習を使って開発しています。
このプロジェクト、実は課題抽出から起案、プロジェクトの推進に至るまで、一気通貫で自ら周りを巻き込んで進めてきました!
以前クーポン配信のプロジェクトに関わっていた時に、メールのおすすめスペースに起こっている事象を見ていたので、レコメンドの技術を使ってこの課題が解決できないか、と思って取り組み始めました。
ー今までのインターン期間で、特に思い出に残っていることがあれば教えてください!
クーポン施策には思い入れがあります!
最初はバースデークーポンの効果検証をしてほしい、という依頼をいただいたのですが、検証してみると効果にかなりバラツキがあることが分かってしまったんです。
そこで、どのようなユーザーに効果的なのか見つけたいと思い、クーポンが効果的なユーザーをみつける、機械学習を使ったクーポン最適化プロジェクトを提案しました。
自分の提案から生まれたプロジェクトなので、インターンでも提案したらそれが通るのだという強烈な経験として記憶に残っています。
ー当社のインターンを通して、成長したなと思うことを教えてください!
ソフト面だと、自分から提案していく姿勢はかなりついたと思います。
今までのインターンでは、基本的に上から指示書が来てその通りに作るだけだったのですが、Rebaseでは、かなり抽象的な分析依頼をいただくので、手順は自分で決めますし、自分で考えて行動します。目標に対して提案する力が身についたのはかなり大きいなと思います。
ハード面では、機械学習のスキルは本当に成長したと思います。課題に対して答えだけではなくて、次のアクションまで提案できるようになりました。
例えば、今取り組んでいるレコメンドエンジンに関しては、元々全然知識がない状態で始めましたが、先輩である Toyo さんや他のメンバーの知見を吸収しながら日々スキルが成長しているのを感じます。
アウトプットを出すたびにアドバイスやフィードバックを頻繁にもらえる環境があったので、それは本当に助かりました。
ーほぼ2年間インターンをされていると思いますが、長く続けられた理由はなんでしょうか?
とにかく、仕事が楽しかったと言うことに尽きると思います。
自分が全力で取り組んだことに対して、さらなるアドバイスとちょうど良い負荷を与えてくれるような環境があったので、成長していく実感がありました。
インターンでも、提案したことをビジネスアウトプットに繋げられる環境なので、モチベーションも高く保つことができました。
本当に良い環境でした!
インターン経験を生かして第一志望の会社へ
ーどのような就活を行ったか教えてください!
WEB系のメガベンチャーに絞って、就活していました!
理由としては、データサイエンティスト・データアナリストになりたい、と言うところが固まっていたので、スキルアップする上ではデータの数が多く、大きいサービスを持っている会社が良いと考えていました。
また、実際に事業を改善する経験を積みたいと言う気持ちと、ベンチャー気質のある会社が良いと言うところもありました。
ーご自身の就職先について、詳しく教えてください!
WEB系メガベンチャーで日本トップレベルに大きい会社に、データアナリスト新卒1期生として就職します。
まずデータアナリストとして成長して、どこにいても活躍できる人になりたかったので、幅広いデータが集まっていて、分野のエキスパートに出会える会社に就職したいと考えていました。日本トップレベルの会社に身を置くことで、データアナリストとして良い修行ができるのではと思っています。
ー就活の中で、Rebaseでのインターンの経験は役に立ちましたか?
お世辞抜きで、本当に役に立ちました!!
内定をいただいた会社の最終面接でいただいたフィードバックの中で、シンプルに技術力があることと、自分から技術を学びにいく姿勢を高く評価していただきました。
そのような良い評価をいただけたのは、Rebaseのインターンで培ったものがあったからこそだと思いますし、後者の姿勢に関しても、間違いなくRebaseの中で自分が身につけることができたものだと考えています。
ー特に理系の学生は授業も忙しいと思いますが、長期インターンをする意義はどこにあると思いますか?
むしろ、忙しい学生ほど長期インターンをやった方が良いと思っています(笑)特にIT系の企業は働き方が自由な会社が多かったりするので、アルバイトなどで長時間拘束されるよりも効率的です。
スキルもつきますし、一石二鳥ですね。
今後の展望
ー就職後のプランがあれば教えてください!
ゆくゆくは起業したいと思っています。親族が会社を経営していて、昔からその背中に憧れていました。
そのためには、マネジメントや技術、事業を作るためのスキルなども身に付けなければいけません。
まずはデータアナリストとして成長することが一番ですが、そのうちPMなども経験してみたいと思っています。
実は、データアナリストという職種ができたのも最近のことで、キャリアパスがあまり定まっていないんです。自分がどのような道を歩んでいくのかあまり予想はできませんが、一瞬一瞬を全力で楽しみながら働きたいと思っています。
ーRebaseでのマーケインターンがおすすめできるのは、どのような人ですか?
まずは、好奇心旺盛な人です。データ分析をした結果見えてきたものに対して、「この部分ってどういうことなんだろう?」などが気になる人は仕事として楽しいと思いますし、意味のある分析がしやすいと思います。
また、学生時代に何かを成し遂げてみたい人にもおすすめです。
自分のやりたいことが実現できる環境が整っているので、あとはその人次第でいくらでも成長することができます。
ーRebaseに興味を持ってくれている人にメッセージをお願いします!
とにかく、楽しいインターンだと言うことを一番伝えたいです!
数字に抵抗がなくて、物を作るのが好きな理系学生であれば、自由研究のように様々なことに取り組める環境は非常に楽しいと思います。
僕自身はとても楽しかったですし、それでスキルもついて、第一志望の会社にも就職できて、このインターンを始めてから目に見えて人生上向いたなと思っています。
この記事を読んで、自分にも当てはまるなと思った人は、ぜひ躊躇わずに応募してみてください!