なにをやっているのか
宮川山林は8つの林区に分かれており、杉・ヒノキが植え分けられています。尾根沿いには広葉樹林が広まっています
宮川山林の中には、枝打ちされた質の良い杉やヒノキの林分もあります。
トヨタ自動車は2007年に三重県大台町に1700haのスギ・ヒノキの人工林を取得し、林業の再生を目指して森づくりに取り組んできました。宮川事務所を拠点とし、地域の人々の協力を得ながら施業を行っています。過密状態だった山林は間伐によって光が入り、徐々に美しい森に生まれ変わろうとしています。山林は国際的な信頼性の高いFSC認証を取得し、人工林でありながら生物多様性の高い森林となっています。また、宮川の支流が流れ、とても水の美しいところです。
なぜやるのか
冬には厳しい寒さとなる山林の仕事は厳しいものです。
せっかく手入れを続けてきた山林ですが、販売価格は低迷を続けています。
しかし、同時に林業だけではやっていけない現実も見えてきました。
この森を次世代に繋げるために必要なのは、林業にとどまらない森の活用と、森と関わる人たちを増やしていく事だと考えました。
どうやっているのか
この山林で例えば、森林セラピーで人を集めたり、森の中で山菜などを生産する、半林半農ライフで人を呼び込むなど、新たな事業を興してみたい!という方を募集します。年間200万円の補助のほか、事業アドバイスや地域との連携が必要な時のサポート、移住相談などを行います。