人事評価制度ができるまでのストーリー

みなさん、こんにちは！人事のまおです。

弊社では、これまで人事評価システムを活用してきましたが、少人数ということもあり評価システムの機能を全て使いこなせてない…というのが悩みでした。
「もっと自社に合った人事評価にしたい」という思いの元、早速人事部で考案🙋‍♀️
人事評価制度ができるまでの道のりを一挙公開します！

まず初めに取り組んだこと

思い立ったらすぐ行動するのが弊社のいいところ（笑）
とはいえイチから人事評価制度を作るためのノウハウを知らないことには始められないですよね。

ということで、HR系のセミナーに参加して、まずは情報収集から始めました。
無料で開催してくれる企業さんの有り難み・・・😢
セミナーの中で、そもそも人事評価制度を行う目的や進め方、社内への落とし込み方などを学び、ここからは早速実践です。

全員共通の評価項目で認識を統一！

今まで行ってきた人事評価制度は、自分で評価項目を設定していたので、どうしても個人差が出てしまうことが課題でした。
自分で設定するとより熱意を持って行動できる反面、もうすでにできていることを項目にしてしまうなど、若干自分に甘くなってしまうこともあり得ますよね。
もちろんそんな事をするメンバーはいないのですが（笑）、項目を統一することで全員が同じ認識を持って取り組めるようにしました！

理想の行動例を言語化！

今までなんとなく思い浮かべていた「こういう人がRefineに向いてるよね」「こういう人は向いてないよね」を言語化。
Refineで働くメンバーとしてのいい例を8つ・悪い例を6つ挙げました。一例はこんな感じです🙋‍

いい例：とりあえずやってみる、レスポンスが早い etc
悪い例：完璧主義で仕事のスピードが遅い、指示がないと動けない etc

各部署の上長にも相談

次に、各部署の上長に協力してもらい、部署ごとの評価項目を考案していきました。
先ほど同様、その部署で働くメンバーとしてのいい例・悪い例を一緒に考え、それぞれ7つに絞りました。
ここではエンジニアの部署の一例をご紹介します📢

いい例：期日前倒しで物事を進めているかetc
悪い例：依頼や相談されたことだけを"こなす"だけになっているetc

もっとMVVを社内に浸透させたい…

MVVに添った評価項目を取り入れることで、社内全体にMVVが浸透するような工夫をしました。
弊社のMissionは『世界中にゆとり時間を』なので、"時間"を意識できるような項目を設定！
自分の時間もそうですが、相手の時間も意識したいですよね⏰

残業時間を45h以内に抑えられたか
社内外の連絡はすぐに行い、相手を待たせることはなかったかetc

評価項目がこちらの4つに決定！

より自社にマッチした評価項目4つに絞りました🙆‍♀️
今までなかった実績評価も取り入れ、より結果が評価に反映される仕組みにアップデート！

• 部署評価
• 態度評価
• MVV理解度評価
• 実績評価

360度評価でより公平な評価へ

項目が決まったので、あとは運用の部分です。
評価の仕組みは、今まで通り"360度評価"を採用しました！
人間なので、この人には甘く…この人は厳しく…というのはあるものですよね😮
同じ部署で互いに評価し合うので、意見や評価が偏ることなく公平な評価ができます。

頑張った分、昇給される仕組み！

やっぱり気になるのが昇給ですよね。
今までの算出方法を見直し、新たに昇給額テーブルなるものを作成！
昇給額テーブルは「等級」と「S~Eランク」で分け、ランクによって昇給額が変わる仕組みにしました。
360度評価の平均点でランクが決まるので、頑張って高い評価がもらえれば、より昇給を狙えます🤑

"まるわかりBOOK"で社内に落とし込む！

重要且つ難しいのが社内への落とし込みですよね〜😂
参加したセミナーでも、ここが一番大切です！って念を押されてました（泣）
そこで、"まるわかりBOOK"という資料を作成し、全員を集めて口頭で説明！
一方的な説明にならないよう、意見も聞きつつ、さらにブラッシュアップしていきました。

今回改めて思ったこと

常に進化し続け、"こうあるべき"という固定概念がなく、フェーズに合わせて柔軟に変化できる会社だからこそ、今回のような人事評価制度の大幅な変更が実現できたんだと思います。
人事総務部に全て任せていただけたことも有難かったのですが、改めて1人1人の裁量権が大きい会社だと再認識できました（笑）
これからも、働くメンバーのモチベーションを高められるような取り組みをしていきたいです！
最後までご覧いただきありがとうございました！