【ラピュタではたらく vol.10】若手エンジニアから見た、様々なカルチャーが融合するロボティクスベンチャーで働く魅力
ラピュタではたらく魅力や裏話を紹介する「Work at Rapyuta -ラピュタではたらく-」シリーズ。
社員インタビューを通じて、会社情報には載ってない「リアル」をお届けしていきます。
Work At Rapyuta - ラピュタではたらく- vol.10
藤原 格 (Itaru Fujiwara) ソフトウェアエンジニア - フィールドロボティクス
オランダで生まれ育ち、12年間を過ごす。その後カンボジア、アメリカで学生時代を過ごし、在学中にインターンシップとしてラピュタロボティクスへジョイン。約半年間のインターンを経て、2021年4月に新卒で正社員として入社。コンピューターサイエンスやソフトウェア開発の知識、語学力を活かしてプロダクト開発やオペレーション、導入サポート業務などに従事。入社2年目、若手ながら卓越したコミュニケーション能力とハツラツとした明るさで日々楽しみながら業務に取り組んでいる。
グローバルな環境で育ち、エンジニアを目指した少年時代
ラピュタロボティクスに入るまではずっと海外で生活をしていました。生まれも育ちもオランダで、12年間暮らしていました。それからカンボジアに2年、高校から大学まではアメリカで過ごしました。結構珍しがられますが、特に変わった生活をしていたわけでもなく、普通の子ども時代でした。唯一違うところといえば、ずっとインターナショナルスクールに通っていたので、幼少期からいろんな国の人とコミュニケーションを取ったりいろんな考え方や文化の違いに触れていたことくらいでしょうか。小さい頃からゲームが大好きで、中学生の時には自分でゲームを作って遊んでいました。高校生になる頃にはパソコンにも興味を持って、それも自分で作ったりして。ソフト面だけではなくハードウェアにも興味を持ちはじめ、大学でもその延長という感じでソフトウェア開発やコンピューターサイエンスの研究をしていました。
そして、在学中にインターンシップ先を探している中でラピュタロボティクスと出会いました。生まれ育った環境もあって日系企業よりは外資のようなカラーを持つ企業、さらにスタートアップ企業に興味があったのですが、その中でコンピューターサイエンス、ソフトウェアエンジニアとなると選択肢がほとんどなくて。検索していくうちにラピュタロボティクスを見つけ、事業内容が面白そうだったのはもちろん、創業者がスリランカ人であったり、メンバーが非常に多国籍な部分にも関心を持ち、応募しました。
インターンから正社員へ 社内のメンバーと対等に渡り合いながら切磋琢磨する毎日
インターンとして入社した時は、シミュレーションの手伝いをしたり、プロダクトの開発やそのサポートを行っていました。また、僕は日本語も英語も話せたので、日本企業のお客様と海外メンバーであるエンジニアの間に立ってコミュニケーションを取るような立場も担っていました。そしてインターンとして半年間ほど従事し、大学卒業と共に新卒で正社員として働き始めました。
2022年からは、協働型ピッキングアシストロボットラピュタPA-AMRのロボットオペレーションズチームに配属されました。現場のサポートチームと開発チームの間に入り、地図の作成やコンフィグレーションの設定などお客様先へのプロダクト導入、また稼働後のサポートまで様々な業務を行っていました。そこで現場と開発側、双方とのコミュニケーションが大切になる仕事を経験し、現在はラピュタPA-AMRのさらなるバージョンアップを見据え、解析ツールを新たに作るなど、今後の導入をできる限りスムーズに実施していけるよう事前準備を進めています。
仕事はもちろん楽しい。そして何より、人が優しい。だから僕はラピュタで働きたい
たまたまインターンシップサイトで出会ったラピュタロボティクスではありましたが、入社してからの大きなギャップはなく、ジョインした当初から正社員として働きたいと思っていました。理由としては、純粋に仕事自体が楽しいことです。今まではソフトウェアの開発をしてもコンピューターの画面上でしか動きが見られない状態でしたが、ロボティクスの開発だと目の前でロボットが動いてくれます。もちろんうまくいかないこともたくさんあるのですが、意図した通りに動いてくれた時はソフトでは感じられない喜びがあって、その部分が一番楽しいと感じます。
そして何より、一緒に働く人がとても優しいです。CEOを含め、みんながフラットでコミュニケーションがとても取りやすいと感じています。僕はまだわからないこともたくさんあるので、仕事を進めるにあたっては、一人でずっと悩んでいるよりもわかる人に質問することが大事だと思っているのですが、その分野の専門家のメンバーたちが快く教えてくれるんです。仕事がスムーズに進むというのはもちろんですが、まわりからインスパイアされ自分自身の知識が増えて成長を感じることもできるので、その点は本当に良いところだなと感じています。僕自身も開発に関わるものも多くなってきたので、逆に質問された時には気持ちよく答えていきたいなと思っています。
今後は、個人的にはどんどん新しいプロジェクトを遂行したいと思っていますが、ラピュタPA-AMRの品質を安定させて高めていき、より効率よくピッキングできるようにしていくことが目標です。
多国籍だからこそ生み出せる面白いものがあり、そのためのコミュニケーションは惜しまない
ラピュタロボティクスの一番の良さは、やはり多国籍なところだと思います。いろんな国籍の人がいて、いろんな経験があって、そこで醸成されたさまざまな意見があるというのは、ものすごく強みだと思いますし、他にはない面白いものが作れると考えています。その分、コミュニケーションが大変なこともありますが、僕は人と話すことが大好きなのでこの環境はすごく楽しいです。しかもみんなものすごくフラットに考えていて、どのメンバーも平等なんです。マネージャークラスのメンバーとも対等に話せますし、若手の僕の意見を「むしろ聞きたい」と言ってくれて、その上で判断をしてもらえるところがとても嬉しい。年齢や国籍、役職などにとらわれず、本当に誰とでも気軽に話せるし、わからないことをすぐに聞けるというのは素晴らしい環境だなと感じています。これは仕事だけに限らず、プライベートでも同じです。この前もCEOと一緒に、僕がもんじゃ焼を作って食べる機会がありました。笑
ラピュタの「フラットさ」と「優しさ」のルーツとは
ラピュタロボティクスにはコアバリューと言って、それぞれ意思決定を行う際の6つの指針があるのですが、僕は中でも【Empathy】という考え方が一番好きです。【Empathy】は、「相手のことを思いやり、ニーズや感情を汲み取る努力を惜しまない」という意図なのですが、外資系の企業や海外の企業だとこのような考え方はあまり見ないなと個人的に感じています。
お客様が困っている時はもちろんですが、社内のステークホルダーとの関わりの中でもとても大事にされていて、日本らしい考え方も混ざり合っているのがいいなと思うと同時に、この概念をこんな多国籍な社内で共有できていることがすごいなと感じています。
ラピュタのエンジニアにとって大切な考え方
僕自身、中途採用の面接をさせていただく機会があるのですが、知識や技術の面はもちろん、お客様とのやり取りを通してエンジニアとしての本当のスキルが問われると思っていて、お客様先でどんな対話をしているのかという部分をよく観察しています。
面接では、前半で技術的な話をして、後半はその人の考え方みたいなところを聞くようにしているのですが、相手の考え方をしっかり把握して、それに寄り添いながら対応する力はエンジニアにとってとても大事だと考えています。
僕たちは専門家なので細かい知識がある上で話すわけですが、お客様はわからない部分もある。そういう時に、相手がどんな説明やサポートを求めているのかを考えた上できちんと理解できるように説明し、望まれているスタンスで関わっていくことが大切だなと。これから一緒に働く仲間も、その部分の考え方が一致していると嬉しいです。
気持ちの面でいうと、ベンチャー企業なのでまだまだチャレンジの連続です。様々なことが変化していく中で、問題が起こった時にどう対処して解決できるかを自分で考えられることが大切だと感じます。
あとは海外のエンジニアとたくさん仕事をする中で、コミュニケーションの部分をどのように捉えるかで仕事を楽しめるかどうかが変わるかなと思います。語学的な意味ではなく、良いことも厳しいこともストレートに伝える人が多いので、それをどう受け止めるか、どう解釈して、どう対処していくかをポジティブに考えていけるかがとても重要です。言葉を素直に受け取り、これからどうしていくのかを前向きにディスカッションする。そういったところのコミュニケーションが取れるかが非常に大切なので、この部分も得意だったり、共感して努力していける方だととても楽しく働けるんじゃないかと思います。
いろんな面でチャレンジングな環境ではありますが、それを楽しめる方はとてもマッチすると思います。ロボットが好きで、いろんな国の人といろんな考え方の中で働くことに興味がある方はぜひ応募してください!一緒に楽しみながら働きましょう!
ラピュタロボティクスでは、一緒に働く仲間を募集しています!