目次
1. 内定式・入社前研修
1-1. 内定式
2. 入社前研修
1-3. 昼食
1-4. 内定者と社員による対談
1-5. 懇親会
3. さいごに
先日、札幌オフィスにて、2024年入社予定の内定者の「内定式」と「入社前研修」と「懇親会」を実施いました。
エンジニア職内定者の加藤さん、堀さんと、デザイナー職内定者の石田さんに札幌オフィスへ来ていただき、行っています。
皆さん最初は緊張している様子でしたが、内定式が進むに連れて段々と社内の雰囲気に慣れてくれたようです★
そして、コロナ禍でなかなかできなかった懇親会が数年ぶりに行われ、社内がさらに活気づきました。
今回は、その様子を詳しくお届けします!
内定式・入社前研修
内定式
例年通り、役員は所属オフィスからビデオ通話で参加をしました。
Zoomからご参加くださいました鈴木社長より激励の挨拶をいただき、大中専務より内定証書の授与を行いました。
鈴木社長より激励の挨拶
このたびは内定おめでとうございます。
今日は、来年から社会人になる皆さんに、私からメッセージを2つ送りたいと思います。
1つ目は、「給料はお客様の課題解決の対価である」ということです。
これは社会の基本でありながら、同時に、会社の規模が大きくなればなるほど忘れやすいことでもあります。
会社に出社するだけで給料がもらえるという考えではいけません。
皆さんの給料は、お客様が困っていることを解決し、その価値に満足したお客様がお支払いいただいた対価から出るのです。この流れの順番を絶対に間違ってはいけません。
そして、だからこそ、お客様が何に困っていて、何を成し遂げようとしているのかについて、誰よりも詳しくなる必要があります。常にアンテナを張っていなければいけないのは、上司の顔色ではなく、どんなときもお客様なのです。
2つ目は、「目先のラクやトクを取るな。困難でも得るものが多い選択肢を選べ」ということです。
このようなメッセージは、私も若い頃、成功者やプロアスリートの人たちが言っているのを聞いたことがあり、そのときはただ「ストイックだなぁ」としか思っていなかったのですが、私自身40代に入り、これまでいろんな企業のリーダーやスタッフと出会い、様々なプロセスや結果を見る中で、これは間違いなく人生の真理であるということを確信しました。
入社したばかりのときは、誰もが目を輝かせ、アクセル全開で突き進みます。
しかし、時とともにブレーキを覚えます。「こんなもんでいいかな」とか、「めんどくさくない方でいこう」とか、「無難な返答で済ませよう」とか、「自ら提案はしないでおこう」とか。怒られたり恥ずかしい思いをしないように、自分が知らない分野を避け、慣れた範囲のことだけやり続けるとかです。
人生、サボろうと思えばいくらでもサボれますし、手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。今すぐラクになれる道はいくらでもあるのです。
でも、世の中には、それとまったく逆の動きをしている人もたくさんいます。目先のラクやトクを取らず、より困難な道を選ぶ人たちです。この人たちは、単純にストイックというわけではありません。彼らだって、ラクやトクはしたい。ただ、時間軸が違います。今ではなく未来のラクやトクを見ています。
そして彼らは、今のラクやトクに飛びついた結果、少しの努力もできなくなるほど弱ってしまう未来の自分が怖いんです。そうなるくらいなら、今の困難から逃げずに立ち向かう方がマシだと思う。そういう思考なんです。
筋トレをやってみればわかるんですが、私はそんなに力もないので60キロの重さでベンチプレスするくらいなんですが、たった2週間サボるだけで、もうその重さがキツくなるんです。それまで貯めていたものがすごいスピードでなくなっていくのがはっきりとわかります。
だから今苦しくてもやる。フルマラソンで歩いたらもう走れなくなることを知っているから、休むときも小走りにする。難しくても最後までやり切る。
そうやって自分の力で困難を乗り越えた数が、自分への信頼につながります。つまり自信がつきます。自信とは、努力し困難を乗り越えた体験の数なのです。
「あのとき、あんなに苦しくても乗り越えられたんだから、それに比べたら今回の逆境くらい絶対自分は乗り越えられる!」という、次の壁が立ちはだかったとき自分を支えてくれる過去の比較体験の数が自信の正体です。これがないと、少し大変なことが起きただけですぐに諦めてしまい、頑張れない人になってしまいます。
こうやって、目先のラクやトクを選んだ人と、未来を見て困難から逃げずに立ち向かって努力し続けた人との間には、将来、とてつもないほど大きな差が生まれます。その差とは、単に給与や技能のことだけではありません。熱量も価値観もモチベーションもふとしたときに出る話題も、何もかもが違い、あまりに違いすぎて話が合わなくなるので、所属するコミュニティまで違ってきます。
今この瞬間のラクやトクというのは、一度味わってしまうとやめられなくなります。でもそっちを選び続けると、もう元に戻れなくなります。それだけは注意してください。
「目先のトクを取るな。より困難な方を選べ」というのが、私からの2つ目のメッセージであり、自分自身、もっと人生の早いうちに気づけていればよかったなと思う教訓でもあります。
来年から皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
内定証書の授与
社長からの挨拶の後は、内定証書の授与を行いました。
Webカメラの前で授与が行われ、函館オフィス・東京オフィスの社員もZoomを繋いでその様子を見守ります。
▼内定者の皆さんと大中専務のツーショットも撮影させていただきました★
▼Zoom画面越しの授与の様子は、こんな感じでした!
入社前研修
入社前研修は、インターンシップでも実施したペルソナとカスタマージャーニーマップの作成をしてもらいました。
▼「就職のために部屋を借りる学生」を想定し、カスタマージャーニーマップを作成してもらいます。
まずは、ペルソナの作成を行います。
インターンシップとは違いその日中に完成を目指すことになるので、ペルソナの性別・年齢・大学・出身地・家族構成・実家はこちらで設定し、他の設定を考えてもらいました。
▼各々意見を出し合い、ホワイトボードにどんどん書き込んでいってもらいます。
そうして完成したペルソナがこちら!
就職先を「営業職」と想定したペルソナで、細かく設定されています。
次は、このペルソナをもとに、カスタマージャーニーマップを作成してもらいました。
ペルソナの「行動するときの感情・思ったこと」を付箋にどんどん書いてもらい、ホワイトボードで作成した表に貼って可視化していきます。
▼サービスへの課題なども話し合い、解決策を模索しています。
そうして皆で完成させたカスタマージャーニーマップが、こちら!
発生した課題についても、しっかりと対策を考えたものになっています。
たくさん意見を出し合ってもらい、皆さんのこれからの活躍がより楽しみになった研修となりました★
昼食
昼食は、札幌オフィスにて皆でお弁当を食べました。
歳が近い社員やベテランの社員と一緒に、色々と雑談しながら内定者の皆さんと楽しく昼食をとることができました。
内定者の皆さんにも、より社内の雰囲気を感じてもらえたかなと思います★
内定者と社員による対談
内定式のあとは、内定者の皆さんと、弊社システム・デザイン部ミドルマネージャーの竹内さんによる対談も行いました。
この対談動画は、今後開催予定のインターンシップ等でご覧いただける予定です。
入社後の目標や夢など、これからが楽しみな対談でしたので、一部抜粋して皆様にもお届けします!
内定して、4月から入社が決まっている今の心境は?
竹内:
内定して入社が決まっている今の心境を、率直な感想でお願いします!
まずは加藤くんから。
加藤:
ラルズネットを受けたとき、Webの職種別の選考試験は難易度の高い問題が多くて……終わったときに、正直「これはご縁がなかったのかな……」って思ったんです。
でも、一次・二次選考も合格できて、無事にラルズネットに就職できて、今はホッとしています(笑)
堀:
僕も、ホッとしているところです。
就職活動は先が見えないので、いつ決まるかどうか分からない不安もありましたので……。
そこで内定をいただけて、「もう就活しなくて良いんだ!」という開放された気持ちが一番大きかったですね(笑)
石田:
私も、内定をいただけてすごく嬉しかったです。
先程オフィスに来たときに、「内定をいただけたんだ……!」という実感が湧きました。
内定をいただけたとき、とても安心したんですけど、まだ大学が卒業できていないので、安心というよりは実感の方が強いです。
いま、この時点での目標は?
竹内:
学生の頃の「当面の目標」って、まずは就職だよね。
今回内定をもらったってことは、その「当面の目標」はクリアされたと思うんだよ。
そこで、その「当面の目標」をクリアした「いま、この時点での目標」を聞かせてほしいな。
堀:
そうですね……。
内定は「とりあえずの中間のゴール」で、そこが終点ではなくスタートだと思っていまして。
まずは、業務知識とかを身につけさせていただいて、「いち早く仕事ができるようになりたい」が、いまの目標かなと思います。
石田:
いまは様々なデザインの知識が少ないので、その知識を習得するのはもちろんなんですけど……。
やりたいことや、気持ちを発信することが苦手だな、と自分で思う部分があるんです。
なので、入社して皆さんと話すときなどに、自分の気持ちを伝えることにも力を入れていきたいと思っています。
まとめると、「コミュニケーション能力の強化」が、いまの目標です。
加藤:
いま卒業研究で、「Flutter」っていうフレームワークファイルでチャットアプリを作っていて、バックエンドエンジニアとしてプログラムを書いている最中なんです。
そういう卒研の作業も通して、今後もバックエンドエンジニアとして働きたいと思っているので、いまの目標は「今後の業務のためにも、バックエンドエンジニアの知識や流れを身につけて、力を蓄えていきたい」ですね。
いま持っている夢は?
竹内:
いいね、みんなフレッシュだね!
目標はさ、業務とか、卒研の話とか、コミュニケーションとか、すごく現実的なことを挙げてくれたじゃない。
それはとても良いことなんだけど、あえて、ここで「目標」じゃなくて「夢」って聞いたら、皆はどう答えるかなって。
聞いてみたいと思います!
石田:
まだ、ほんわかした感じなんですけど……。
先程言ったように、伝えるとか表現することがまだ苦手なので、そこをしっかりしたいと思ってまして。
デザインとかで表現したときに、そのデザインを見た人の心を変えたり動かしたりするような、そういう力のある人になりたいと思ってます。
加藤:
僕は、一言でいうとスーパーエンジニア的な職に就きたいです。
先程、社長がお話ししていた「困難な道を貫いて自信をつけていく」に通じていて、難しいプログラムを組んで実際に自信をつけながら、周りからも信頼されるエンジニアになりたいと思っています。
堀:
エンジニアとして給料を貰ううえで、誰でもできることをしても、それなりの額しか貰えなかったりすると思うんです。
けど、その人しかできない専門的な分野で力を発揮すれば、それに見合って自分の評価も上がっていきますよね。
そういった技術を身に着けて、どこでも適応できるように自分の価値を上げたいなっていう夢があります。
竹内:
人の心を動かせるようになる、スーパーエンジニアになる、自分をどんどん高めていく、全部大切だと思います。
働くとさ、やっぱりしんどいこともあるよね。
しんどくなって、仕事の先の目標も追えなくなっちゃって、自分の心を寄せるところも無くなっちゃう……みたいな。
だけど、夢があると、本当にしんどい時・辛い時の支えになるから。
「夢のためには、ここでメゲていたら駄目だ!」って踏ん張れるようになるんだよね。
夢はその時その時によって変わってくるけど、今みたいな、夢やその道の先にあるかも分からない物を、追い求めていくような人になって欲しいなって思ってます。
ラルズネットの社員について
竹内:
面接から入社前研修に内定式と、色んなラルズネット社員と触れ合ったり働いてる姿を見たりして、どんな印象を受けました?
加藤:
優しいのはもちろんなんですけど、柔らかい雰囲気や空間を作ってくださる方達だなって思いました。
堀:
加藤くんと被っちゃうかもなんですけど、和やかな雰囲気を感じました。
初対面って、どうしてもお互い固くなっちゃうとは思うんですけど、そういうことなく優しい感じで話しかけていただいて。
第一印象は、雰囲気がすごく良いなと思いました。
石田:
私も、雰囲気がすごく和やかで、元気な印象を受けました。
色んな人が話しかけてくださったり、和ませてくださったりしたので、最初の一歩を大事にしているのかなって感じます。
竹内:
皆が、のびのび働いていけるようにしているからかな。
警戒心を抱かないで仕事できる環境が良いよね。
伸ばしたい技術・能力について
竹内:
いま、自分の中で「まずはこの技術・能力をのばしたい!」って思っているものを、ひとつ。
これは具体的に持っておいた方が良い指標なので、教えてほしいな。
石田:
目標と似た感じになってしまうのですが……デザインやソフトを使いこなす技術などの前に、お客様が「どうデザインしたいか」を読み取る能力や知識をつけられたら、と考えています。
こちらでバイト(※)をしている時に、社員のYさんから「自分の中と、お客様の中にあるデザイン、どっちも大切にすることが大事だよ」って学んだので、これを芯にして仕事を覚えていこうと思いました。
※弊社では、新卒内定者の方に【入社前シゴト体験】として、入社までの好きな期間でアルバイトに来てもらっています。
先輩や色んな人に「こういう見方があるよ」「こういうデザインがあるよ」という知識やフィードバックとかをいただいて、自分の中にある価値観だけじゃなく、他の人の価値観もどんどん取り入れていきたいんです。
そうやってたくさんの価値観を取り入れて、お客様が欲しいと思っている理想的なデザインを表現できる能力をつけられたらなって思います。
そこがやっぱり私の原点というか、オリジンなので。
加藤:
今まで触れてきた言語って色々あるんですけど、インプットすることがとにかく多かったんです。
なので、まずはアウトプットする能力を伸ばしたいですね。
自分なりに噛み砕いてコードに起こしてみることの他に、研修の時に竹内さんが言っていた「自分がやりたいことを言語化する」のも、アウトプットのひとつだと感じました。
そのアウトプットが、卒業研究のプログラミング作業をするときに役に立ったと実感できたことがあったので、今後もアウトプットすることを軸にして、業務に取り組んでいきたいと思います。
堀:
具体的な技術って言う面でお話させていただくんですけど、今ちょうど国家資格の勉強をしていて、セキュリティに観点をしぼって重点的に勉強をしている最中なんです。
そのセキュリティの重要性について、最近思うところがありまして。
これから業務をする中で身につけていくことではあるんですけど、コードを書く中で、よりセキュアなコーディングをするための知識を吸収したいっていうのが、僕の伸ばしたいひとつの技術です。
竹内:
みんな具体的で、すごく頼もしいよ!楽しみだね!
焦らず、いま自分で言った能力を伸ばしていこう。
やっている最中に、「こっちのほうが面白そうだな」ってことも多々あると思うけど、そういうことがあっても、常に近い目標を持っておくと良いよ。
いまある目標と、その先にある当面の目標と、さらにその先にある目標、その三段階くらいを持っておくと、先へ進もうとする力がさらに強くなるからね。
でもね、君達はまだ学生だから、業務業務って考えなくて大丈夫!
学生の頃にしかできないことって、100%あるから。
まずは親御さんに心配をかけすぎないように、羽目を外しすぎないように、ちゃんと卒業する。
そうやって、今を大切にしつつすごしてね。
懇親会
そして夜は、数年ぶりの懇親会を開催しました!
コロナ禍でなかなかできなかったのですが、今年からようやく解禁です。
▼札幌オフィスの皆と、内定者の皆さんで乾杯です!
▼花火付きのお肉盛り合わせに、テンションが上がりました★
▼焼肉は煙がすごいんですよね……(笑)皆さんどんどんお肉を焼いて食べてくれました。
▼炭が炎上するのは、焼肉あるあるですね(笑)網の上のお肉は無事でした!
久々の懇親会はとても楽しく、皆お腹いっぱい美味しいお肉を堪能しました★
内定者の方も含め、すごく会話が弾んでいたように思います。
さいごに
皆さん、入社前研修やアルバイトを通して、素晴らしい理解力・吸収力で力をつけてくれました。
サポートをしてくれた先輩社員からも、満場一致で「即戦力になる」とお墨付きをもらっております!
半年後に入社ということになりますが、今から入社後の活躍に期待しております。
あらためて、内定おめでとうございます!
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