Kasse(2010年中途入社)
コマースカンパニー トラベル事業 編成・マーケティング部
経歴
2000年に出版社で音楽専門月刊誌の編集職に就く。2004年にエンタテインメント事業会社に入社し、モバイルサイトの編集に従事。その後、広告代理店での企業採用PRなど制作ディレクター職を経て、2010年に楽天株式会社へ入社。
トラベル事業 編成部で「楽天トラベル」のコンテンツ制作のディレクションを担当。育児休暇を経て、トラベル事業 編成・マーケティング部に同職で復帰。
Why Rakuten
自分の施策の効果を
明確に実感したい
前職は、広告制作会社でディレクターを務めていました。クライアントの利益のために良いものをつくりたいと、当事者意識をもって尽力していましたが、やはり社外の立場という壁は大きく、自分が講じた施策の反応が直接見られないことに歯がゆさを感じるようになっていました。そのため、自社コンテンツを制作でき、自分が携わったコンテンツの成果が数字などで明確にわかる仕事に取り組みたいと思うようになりました。
その中で「楽天トラベル」を選んだのは、まず、1ユーザーとして楽天のファンであったこと。それから、多岐にわたる楽天サービスのスケール感、そして、「楽天スーパーポイント」のアライアンスの仕組みなどがとても面白く、自分も関わってみたいと思ったからです。
実際に入社してみて感じるのは、楽天の「成功のコンセプト」のひとつとして掲げている「スピード!! スピード!! スピード!!」の通りのスピード感。そして「GET THINGS DONE」、つまり課題をやりきるという風土があると共に、そのための仕組みが整っているということです。それらを適えるベースとなっているのは、組織の風通しのよさ。与えられたミッションは担当者が1人で考えて進めるのではありません。組織の中で共有し、何をどうすべきか、周囲の人々と意見交換をしながら進められるので、常に達成までの最短ルートに軌道修正されます。だから、無理なくやりきれるうえ、スピード感が落ちないのだと思います。
担当業務について
「楽天トラベル」のコンテンツを介して
多くの「集客」「送客」を生み出す
「楽天トラベル」では、日々、様々なコンテンツを提供していますが、その中で私が制作を担当するのは、エリアに特化した宿泊需要を喚起するコンテンツ。つまり、「夏休み」「紅葉観賞」「年末年始」といった季節ごとのテーマに合わせた全国共通企画ではなく、「都内の専門街でショッピング」「レトロな会津探訪」のように、エリアを限定して旅行者を誘致する企画です。
営業担当からのリクエストや、「楽天トラベル」として様々なデータを分析した結果から、まずは需要のあるエリアやテーマをピックアップ。効果的な時期やターゲットを見極めて企画を立案します。グループ内で企画を持ち寄って検討し、その中から選ばれたコンテンツを制作。私の業務は、基本、ディレクションのみですが、場合によってはライティングや撮影までこなすこともあります。
制作したコンテンツへより多くのユーザー数を集めることを「集客」、コンテンツを介し、エリアや宿泊施設の検索など、次のアクションにつなげることを「送客」といい、私たちのコンテンツ制作における使命は、この「集客」と「送客」を増やしていくことです。「楽天トラベル」にできるだけ多くの人を集め、確実に「検索」や「予約」といったアクションにつなげるため、コンテンツの露出方法や構造、内容を工夫しています。
仕事のやりがい
観光誘致にとどまらない
社会貢献という可能性にやりがい
2016年の熊本地震発生時に、ちょうど九州地方を担当していた私は、震災後、旅行者が減り、各宿泊施設の予約も激減したという報告を受け、すぐに熊本・大分の各宿泊施設を取材、現地への旅を誘致するコンテンツを作成しました。実際に、そのコンテンツで「集客」「送客」ができたのを数字で見られた時には、「楽天トラベル」として被災地に貢献できることがあるということを実感、この仕事をしていてよかったと改めて思いました。
もちろん、私たちがつくったコンテンツをきっかけに、ユーザーの方々に楽しい旅行をしてもらえるだけでもうれしいのですが、さらにこうして仕事を通して誰かの役に立てたことは、大きなやりがいにつながりました。
所属チームについて
成果主義だからママ社員も活躍
一緒に働いている部署にはママ社員もいて、私もその1人です。楽天のいいところは、仕事の成果に対する評価が明確なところです。多くの職場でよくある、残業や休日出勤をすることが、多くの仕事をこなしていることだと評価されることはありません。ですから、時短ワーカーのママ社員にも効率よく仕事をこなし、大きな成果を出して昇格した人もいて、みんなの憧れの存在となっています。
楽天というとバリバリのIT企業だと思われがちですが、「楽天トラベル」ではITの知識だけでなく、旅行業界をはじめとする様々な事業会社で培われた知識や経験も重用されます。旅行という商品をもとに新しいことをやってみたい、何かを変えたいという人は大歓迎。中途採用の人は特にこれまでの経験を活かし、活躍がしやすいと思います。
また、オンライントラベルサイトとして、これから「楽天トラベル」はさらに新しい展開に向かっていくことでしょう。古い枠組みに囚われず、新しいことに自由にチャレンジしてみたいと思う方には、絶好のフィールドといえるのではないのでしょうか。