なにをやっているのか
SIBや社会投資における僕らの立ち位置
SIBの説明
「社会事業に第三のパートナーを。」
これまでの社会事業はNPO・NGOや企業等の実行者(プレイヤー)と公的機関の二者のパートナーシップで行われることが一般的でした。ここに投資家という第三者を加え、投資を行うことでスピードと自由度を上げ地域に資金の循環を生み出します。弊社はこうした社会インパクト投資の中でも、特にSIBのプロデュース(案件組成)とコーディネート(中間支援)を中心に行います。
●社会的インパクト投資とは?
社会的インパクト投資とは、金銭的リターンと並行して社会や環境へのインパクトを同時に生み出すことを意図する投資。社会的インパクト投資の場合、投資判断が、従来のリスク・リターンの二次元評価から、リスク・リターン・インパクトの三次元の評価になります。
※GSG国内諮問委員会ウェブサイトより
http://impactinvestment.jp/impactinvestment/
なぜやるのか
「せとうちで挑戦する人を応援するあたらしい資金循環を
あたりまえにする。」これが僕らのビジョンです。
地域に暮らす人、働く人、育つ人がいて、その関係が豊かな地域には、状況をよりよい方にすすめていく挑戦(チャレンジ)が必要です。
今、地方都市は人口減少と少子高齢化の現実に直面しています。じわじわと実感がない中で進んでいく社会変化。その中で怖いことの一つがチャレンジがまちから減っていくことです。あらたなチャレンジがないまちはどんどんと衰退していきます。維持はそのままではできない。挑戦することで少しずつ上がっていくことで変化する社会の中で維持が実現するとと思います。
そのチャレンジを生む生態系にはヒトとコトのつながりと、やはり資金が必要です。そこにはこれまでの「税」による社会問題解決だけでなく、もっと多様な在り方が必要です。
社会問題を解決し持続可能な地域を実現するために、挑戦する人を応援するあたらしい資金循環があたりまえの社会を目指して、僕たちは取り組んでいきまたいと思っています。
どうやっているのか
僕らの会社はまだ実働しているのは社長の石原とチーフマネジャーの今井だけです。でも、社会問題の解決に取り組む石原が代表を務める2つの組織とのシェアオフィスにいますので、職場の中は賑やかです。
その一つはNPO法人岡山NPOセンター。社会問題の解決に取り組む組織の起業支援や経営支援を行っています。日々、スタッフはNPOや社会事業者の現場を訪ねて支援したり、自治体との仕組みづくりを行ったり、エリアマネジメントなどの市民経営の支援を行ったりしています。
もう一つはNPO法人みんなの集落研究所。いわゆる限界集落と呼ばれるような山間地域の集落や離島の集落支援等に取り組んでいます。様々な地域の現場に出向き、調査やそこから見える課題に対する地域による取り組みの実現を支援しています。
こうした組織と共にありながら、より様々な企業や金融機関と共に、社会問題解決の案件形成を当社では担っていきます。