コンニチワ!PROJECT GROUP株式会社の栗本でございます。
今回は2021年8月にPGへ中途入社、前職では投資用不動産会社にて営業として働いていた『樋尾 昇馬(ヒオ ショウマ)』さんをインタビューさせていただきました!
若干20代前半の樋尾さんですが、病気で死にかけた経験を持つ人物。現在PGではコンサルティング業務を通して、マーケティングの知見を高めつつ、将来的には「ビジネスの仕組みを理解したエンジニア」を目指しています。彼の中でどのような心境の変化あったのか。背景を聞いていきたいと思います!
本日はお時間をありがとうございます!まずは簡単な自己紹介をお願いします!
2021年8月にPROJECT GROUPに中途入社した樋尾 昇馬と申します。年齢は24歳、出身は滋賀県です!
小学生の頃はサッカーと川遊びに明け暮れる「田舎少年」そのもので、体を動かすことが好きで毎日朝から晩までずっと走り回っていました。とにかく怪我の多い子供で1年間に3回も骨折や脱臼などして、地元のおじいちゃん達にまぎれて整骨院の常連客でした(笑)
中学になると反抗期を迎えて、カンニング常習犯の悪ガキになりました。なので、ろくに勉強していませんでしたね...。進級試験ではカンニングした相手がめちゃくちゃ賢くて、それが墓穴を掘る形となって「特進クラス」への配属が決まり、地獄の高校生活が始まります(笑)
高校生活はとにかく苦痛...。特進クラスゆえに部活は禁止、土曜日も学校、先生には嫌われて最悪でした。親に「高校を辞めたい」と何度も言っていましたが、何度も引き止められ。ただ友達には恵まれていて、なんとか卒業はできました。
大学になってからも、褒められた学生はやっていないです...。でも高校生活のこともあったので、大学生活はかなり楽しかったです。楽な大学を選んだというのもありますけど、毎月旅行に行ったり、とにかく遊んでいた記憶しかないです(笑)
樋尾さんは中途入社ですが、PGへの転職は何が理由だったのでしょうか?
PGに転職する前は「投資用不動産会社」で営業をしていました。業務内容はテレアポ、社内イベントの企画など。あとはひたすら不動産知識の勉強ですね。業務時間は軽く12時間を超えていました。
激務な分、月収100万円も目指せる会社で当初はワクワクしていました。でも、ある時に腸の病気になって働けなくなったんですよね。病気は遺伝的なものなんですけど、多忙で病院に行けなかったことが悪化の原因でした。ちなみに、その時に医者から「あと2日遅かったら死んでた」と言われました。
この一件から「命より大事なものはない」と会社を辞めるんですけど、「人生なにが起こるかわからない」と強く実感する機会にもなって、自分が本当にやりたいこと、自分のキャリアについて真剣に考えるようなりました。
そんな心境の変化もあって、実家で療養しながら、以前から興味を持っていたプログラミングの勉強を始めるようになりました。で、こういう話って「今では一人前のプログラマーです」みたいなオチが定番だと思うんですけど、僕の場合はそんな華々しいサクセスストーリーではなく...。
プログラミング自体は楽しかったんですけど、結局のところプログラマーとして凡人の域を出ないレベルだったんですよ。でも、そこで自分に落胆して腐るのも違うと思って、プログラミング一本槍ではなく「プログラミングと何かを掛け算できるような人材」を目指そうと思ったわけです。
そんな時、学生時代からの友人、かつPGでエンジニアをやっていた野口に相談したところ、PGを紹介してもらったことが入社のキッカケになります。
▲樋尾さんをPGに誘った「野口 雄喜さん」のインタビュー記事
実際に入社してみて、PGの雰囲気をどう感じましたか?
入社当初は良い意味で「ここは本当に会社なのか...」と目を疑うほど、僕が持っていた会社のイメージ像とかけ離れていました(笑)
PGは、とにかく自由な社風で社員同士の関係もフレンドリーです。社員に与えられる裁量権もかなり大きく、その分1人1人の責任は重くなります。でも、だからこそメンバー全員が熱量を持って働いていますし、特にチームからはエネルギーのようなものを感じました。また社歴や階級に関係なく自分の意見をぶつけ合って議論している様子に圧倒されたことも鮮明に覚えています。
PGの文化に慣れ親しんだ今では、自分自身もチームのエネルギーを生み出す一人だと自覚して、日々の業務に取り組んでいます。とにかく「自分の意見を持って、周囲に発信する」ということ。これを心掛けています。
現在、PGではどのような仕事をしているのですか?
現在はWEBコンサルティング事業部に所属しています。仕事内容はクライアントのサイトを解析、そこで得られるデータを基にユーザーの行動を分析し、売上向上のための施策を立案しています。
単純にデータを見て「こうだから、こうです」ではなく、ユーザーの心理や行動から仮説を組み立て、なおかつ数的論拠を証明したうえで施策に落とし込んでいます。それだけに難易度は高いですし、必ずしも施策が当たるわけではないので、トライ&エラーを繰り返しながら日々スキルを磨いています。
仕事をする中で意識していることは「へこたれない」ことですね。僕らの業務は、とにかくトライ&エラーの繰り返しなので一喜一憂している暇は無いと思っています。
施策が当たらなかったことを悔やむのではなく、「なぜ上手くいかなかったのか」「今回のことからどんな示唆を得られたのか」を考える方が有益なので、へこたれている時間はないわけです。逆に自分の立案した施策が当たって、クライアントから喜ばれたりするのはシンプルに気持ちが良いですね。
これまでにPGで得たものはありますか?
PGに入社してから、得たものは大きく2つあります。1つ目は「論理的思考」です。PGのコンサルティング業務は「なんとなく」が一切許されないので、半ば強制的に論理的に物事を考える習慣が身に付きます。
例えば、施策を提案する際は「クライアントに納得してもらう」必要があるんですけど、まず内部で「なぜ、この施策を実施するのか」を論理的に説明できないと、施策自体を提案させてもらえないんですよ。この厳しさが、PGメンバー特有の"プロ意識"を支えている部分だと思っています。
2つ目は「仕事に対するマインドセット」です。特に入社当初と比べると「できる、できない」で悩むのではなく「どうやるかを考え、なんとかする」という力が付いてきたと思っています。普段の業務がルーティンワークで無いがゆえに、経験したことのない仕事が振られたり、色々な課題にぶつかることも多いんですよ。
僕の場合は「動画を用いた施策」があったんですけど、これまでに動画制作の経験も無くて作れない。でも、どうにか進めなくてはならない。だからゼロから映像編集の方法を学んだり、その界隈に詳しい人に聞いて回ったり、気合で進めたわけです。もちろん苦労はしましたけど、ちゃんと形にできたんですよね。この経験を得てからは「なんでも本気でやればなんとかなる」と思うようになりました。
今後、PGで成し遂げたいことはありますか?
PGで成し遂げたいことは「ビジネスの仕組みを理解したエンジニアになる」ことです。その為に意識していることが「分解思考」と「取捨選択」です。
物事は全て何かの要素で構成されていて、それらの構成要素を素早く分解し、重要なものを選択することが大切だと思っています。何かを達成するために、がむしゃらに頑張るのではなく、論理的かつ合理的に、逆算して達成するようなイメージですかね。
僕の場合は「ビジネスの仕組みを理解したエンジニアとは何なのか」「その為に必要なスキルとはどんなものなのか」をとにかく分解する。そして現時点での自分を振り返った時に、どのスキルから獲得すればいいのかを選択できれば達成できると思っています。
PG入社を考えている人にメッセージをお願いします!
能動的で自走力がある人と一緒に働きたいですね!
現在PGは事業拡大の真っただ中で、採用もかなり強化している状況です。会社の成長に合わせて、自分自身もどんどん成長していかないと置いて行かれると思っています。そういう意味では、指示待ち人間の人には厳しい環境ですし、逆に「自分が会社を引っ張ってやる」くらいの意気込みの人は合うと思っています。
そしてPGは仕事における裁量権もかなり大きく、自由なやり方で仕事を進められます。自分自身で仕事の優先度をつけ、考え、実行できる人だったら、好きなだけ自分の力を試せる環境が揃っていると思います。あと負けず嫌いな人だとより楽しいかもしれないですね。
負けず嫌いのメンバーが多いので、お互いの意見が衝突してよく議論になったりします。でも、そうやってお互いの意見をぶつけ合って、色々な考えや価値観を共有することで、全員がレベルアップしていけたら嬉しいですね。
本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
▼プロフィール
氏名:樋尾 昇馬(ヒオ ショウマ)
出生:1998年生まれ 滋賀県出身
入社:2021年にPGへ中途入社
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