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ARは"感情に働きかけるテクノロジー" Pretiaのマーケティング担当が挑むARの社会実装

こんにちは!プレティアにてHRを担当しています、田中です。本日はプレティアにて1人マーケ・広報として活躍してくれている伊藤さんにインタビューしてきました!

フランスでニート後、スタートアップを渡り歩いた伊藤さん。実はプレティア側からマーケ担当として入社アプローチするも、「まだ時期ではないと思います」とフラれたことも…?そんな伊藤さんが今はプレティアで挑戦していようとしていることとは?必読です!


Pretia Technologies Inc. Senior Marketer 伊藤広(Hiro Ito)
高校卒業後フランスへ留学、帰国後メディア運営のベンチャーに入社しグロースを担当。その後モビリティ事業を手掛けるAzitにてリサーチ、デジタル広告、戦略立案を経験。ビットキーにてEC担当を経て現在はPretia Technologiesにてマーケティング・広報を担当し「ARを社会にどう普及させていくか」を日々考えている。

目次

  1. 「海外で過ごす」が簡単に達成され、日本を出ていく仕事をしてみたいと思うようになった。
  2. 初めてプレティアに勧誘されたとき、”まだ時期ではない”と選考を辞退
  3. ARは感情を直接動かせるテクノロジー
  4. ARを通すと実現できる体験を、世界中で再現したい

「海外で過ごす」が簡単に達成され、日本を出ていく仕事をしてみたいと思うようになった。

ーまずはプレティアでのお仕事を教えてもらえますか?

主に3つあります。1つ目は、マーケのなかでもDeveloper Successという役割です。プレティアが提供するARクラウド「Pretia」を使ってくれている開発者や会社とコミュニケーションをとりながら、どうしたらうまく使ってもらえるかなどを日々考えています。具体的にはイベントやMeetupも定期開催していまして、開発者とのコミュニティを活性化させるような役割を担っています。

2つ目はBusiness Developmentで、企業さんとARにまつわるプロジェクト推進を行っています。ARに興味がある企業や自治体が多く存在する一方で、どのようにARを活用すべきかということはまだ答えがない状態です。ARというテクノロジーを使って、ビジネスとして成り立つようにクライアントがARをどう活用し、そして目的を達成していけるかの座組を一緒に考えています。

3つ目は広報です。プレティアがどんなことを行っているかや、会社そのものについてを、日本のみならず世界に発信していく役割です。サービスを使ってくれるユーザーを増やすこと、そして会社そのものの認知をあげていくことの2つを目的としています。


ーどれも重要なロールですね…!プレティアに入社する前はどのようなことをされていたのですか?

もともと海外で過ごしてみたくて、高校を卒業してすぐにフランスに行きました。フランスでは住む場所がなくなりそうになったりもしましたが、意外と簡単に「海外で過ごす」という夢は達成されてしまったんです。日本は好きなのですが海外で過ごした経験も忘れられず、ゆくゆくは”日本と海外をつなぐ仕事”をしてみたいと考えるようになりました。

それ以外の軸としては、自分が作っているサービスやプロダクトをつかって、感情が変わっていくのを見るのが楽しいなと思っていて、仕事としてもお客さんの変化が一番近くで見れる仕事がいいなと考えていたんです。サービスとお客さんをつなぎ、気持ちの変化に触れる。その一連の流れを担う役割がマーケティングではないかなと考えるようになりました。


そんな経緯もあって、プレティアに入社する前にもスタートアップでマーケティング担当として働いていました。マーケットで大きく勝負するために、何を検証すべきかを明確にして、サービスやプロダクトのユーザーを増やしていくような仕事をしていました。リサーチからプランニング、実行、制作など広く関わらせてもらえた経験は今も生きているのではないかなと感じます。

初めてプレティアに勧誘されたとき、”まだ時期ではない”と選考を辞退

ープレティアとの出会いは?

以前所属していたであるAzit社の先輩が、プレティア代表の牛尾と同級生だったんですよね。Azitを退職するときにTwitterにてDMをもらって。ARという業界の話もそのタイミングで初めて聞きました。そのときにARって面白そうだなと思ったんですよね。ただそのタイミングでは、AR業界全体としてゲーム文脈でARを活用することが一般的だったんです。プレティアも当時はゲーム全開だったのですが、ゲームにはそこまで興味を持てなくて、そのときは「まだその時期ではないと思います」と選考そのものをお断りしてしまったんですよね。


ーなんと!一度入社を断っているんですね。

そうなんです(笑)。そこから1年半くらい経って、改めて牛尾と話をしたときに、ARの技術が進化して、社会実装の可能性も具体化していることを知りました。プレティアもゲーム以外の領域への活用も前のめりで、事業のポートフォリオが増え、適用範囲が広くなり、ARそのものの新しい使い方が想像でき、大きな可能性を感じたということが入社を後押ししました。

また、プレティアには明確に世界に出ていくというビジョンがありました。海外のユーザーに使ってもらう、海外のクライアントと提携していくというプランが明確にあったのも、自身のキャリア志向には合っていたなと思います。

ARは感情を直接動かせるテクノロジー

ーARへの可能性をどんなところに感じていますか?

これまでARはディープテック(高い問題解決力を秘めた専門性の高い技術のこと)寄りでしたが、実用的になってきているのが今ではないかと感じます。製造、小売、広告などへの社会実装も実際に進もうとしている段階で、あたらしい体験を作れるというのが面白いなと思います。

テクノロジーを使って例えば業務が時間短縮されたり、手間が減るとか、ミスが減るみたいなことはこれまで多くあったと思うんですよね。一方で、感情を直接動かせるテクノロジーというのは少なかったのではないかと感じていて、ARはそこにチャレンジできるのがワクワクするなと感じます。日常的に使うものはすべてARが介入する可能性を秘めていて、これからもニーズは拡大していくと思います。その一歩を作るという仕事はチャレンジングで、大変面白いです。また、他社も含め全世界の会社がARの社会実装を進めているので、プレティアのようなスタートアップでも、やろうとしていることや検証していることは世界最先端で、むしろ少し先をいっているのではと思えることもあって、そこがワクワクしますね。


ープレティアに入社してみて、入社前とギャップを感じたりしませんでしたか?

いい意味でそんなになかったなと思います。外国籍のメンバーが多くを占めると聞いて、ワイガヤしているのかと思ったのですが、意外とみんな落ち着いているなと思いました。一方で話すと暖かくて面白い人が多くて。今のご時世下ではリモートがメインですが、プレティアはオフラインでのコミュニケーションのほうが弾むんじゃないかと思いますね。


ー部署横断で業務に従事してくれていると思いますが、横断的にチームを見ている伊藤さんから、プレティアにはどんなメンバーが多いと思いますか?

プロフェッショナリズムを持つホスピタリティが高いメンバーたち、という感じですね。少人数の企業なので、1-2名しかいないチームが存在します。そのなかで「自分の領域は自分が責任を持つ」というプロ意識が高いメンバーが多くて、どんなシーンでもオーナーシップをもって取り組んでくれるメンバーが多いなと思います。
また、”テックオタク”な感じのメンバーも多いですね。エンジニアの方を対象としたマーケの施策についてエンジニアメンバーに少し相談すると、自身の専門領域と絡めて全力で回答してくれます。話してて面白いですね。

ARを通すと実現できる体験を、世界中で再現したい

ープレティアでマーケティング担当として働いてみて、どんなふうに感じていますか?

人数が少ないので、近接領域のことも考えて進めなければいけないという点において、自身の考えや知識の幅が広がるなと思います。新しい技術について研究開発している話をR&Dチームのメンバーから聞きながら、「自社としてどう活用していくべきなのか」だったり、「どういう会社とタッグを組めばいいか」を考えたりしています。
研究開発から社会実装を考えるのは一般的にかなり長いプロセスを経ますが、それをプレティアでは数名のチームでクイックに検証をしながら進めています。これは想像以上にかなり大変な工程ですが、楽しいポイントです。

一方で、ひとりで進めなければいけない場面も多くて、一緒に壁打ちしながら、何が正解かを一緒に考えながら進められる人がいるといいなと思いますね。良い人が来てくれるのを待っています(笑)。


ー採用、がんばります...!現在募集しているマーケターとして、どんな人に来てもらいたいですか?

AR自体にワクワクできる人、そして開発者と同じ方向を向いて、開発する人とワクワクする未来を作りたいと思っている人がいいですね。


ー最後に、プレティアで成し遂げたいことを教えてください。

まずはプレティアのサービスを、グローバルできちんと使われるサービスにしたいです。ARの体験は、ひとつ検証を挟むと、ユーザー側で発見が多くあるんです。例えば神保町にてAR謎解きゲームを開催したときの話ですが、「ARがあったからこそこんな発見があった」とか、「ARがあったからこのお店を見つけることができた」とか、そんな声がお客様からよく聞かれるんです。普通のゲームや体験では起こらないことが、ARを通すと実現できる。だからこそ、多くの人に使ってもらえるようにしていきたいです。

ーありがとうございました!

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