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連続転職でハイ年俸!ハイポジション!成功者の裏!

Photo by Razvan Chisu on Unsplash

キャリアアップには、実務経験と実績が必要です。しかし、本当にそれだけでしょうか。

◆リファレンス
まずは、「リファレンス」という言葉を聞いたことがありますか?
欧米では、就職するとき、転職をするとき、リファレンスをとります。
簡単に言えば、第3者に、貴方自身に関する評価をしてくれる人がいて、企業がその方に貴方のことを聞くっていうことです。それが選考基準になります「。

私は、すべて、このリファレンスが良かったことで、転職はうまくいったと言っても過言ではないです。
特に、ポジションが高くなればなるほど、リファレンスは必ずとられています。

私自身、外資系企業の業界トップの企業へ勤めていましたので、
昔の同僚は、無論、ハイスペックです。アメリカやヨーロッパの超大企業へ転職した仲間によくリファレンスになってもらいました。履歴書以外に、リファレンス先も用意しておくものです。

しかし、それで安心してはいけないです。
オファーレター(内示書)をもらい、それから数か月後、昔の上司と会うことがあったときに、「あなたの企業からリファレンスをとらせてくださいと言われて、リファレンスになってやったぞ!」と言われました。え!、油断もできない・・・。

ある上司が、超優良企業のアジアパシフィック統括責任者・日本法人代表取締役が内定をもらっていたことは知っていました。その企業がリファレンスとしてインタビューした方が、相当、悪いことを言ったことにより、採用がキャンセルになっていました。リファレンスって、恐ろしいと思いました。

日本企業では考えづらいですが、競合会社に転職するとき、転職先が決まっているときに、それでも、上司にリファレンスになってくださいと頼むのも普通です。タイミングが難しいですが、これは普通です。

つまり、エゴの転職、敵を多くつくっている転職は、失敗をします。特に年齢を重ねたときの転職で、実務経験と実績を上げたとしても、リファレンスが関与しない転職は、年俸も、ポジションも急落するということです。普段から、本物同士のつながりは大切にしたほうが良いということを言いいたいです。そして、それが世界標準です。実務経験と実績がある人は、リファレンスになってくれる方も、それなりのポジションについていますし、その部分は重要です。

◆ものごとの視点を変える
学生と話をしていると、資格、資格・・・。そんなことをするなら、サークル、ゼミ、研究室、いろいろなことへチャレンジをして、いろいろな人と交流する場をもっともったらよいと思います。大学生は4年もある貴重な時間は、コミュニケーション能力を高める時間ではないでしょうか。

9割以上の資格は、別に、なんの役にも立ちません。ちょっとした就職のパスポートではないでしょうか。人とのコミュニケーション能力は一生モノです。処理能力の高さだと思っている人は、いつまでの平社員のままです。

私自身、非常に思うことが1つあります。弁護士、公認会計士、税理士などの士業をもった先生は、同じ資格をもっているにも関わらず、実務レベルの差が極端です。コミュニケーション能力が高い先生は、実務経験をこなすチャンスは多く、いろいろな知恵をもっています。その反対に、学生レベルから変わっていない先生もまれに見かけます。

◆人一番考え、人一倍努力をする
問題解決力が高い人は、人一番考え、人一倍努力をする人です。分かることばかりやっていては成長はできないです。それは、コミュニケーション能力が高いと、チャンスが多くなり、そのチャンスを有効にするためには、人一番考え、人一倍努力をすることです。

◆村社会の存在を認めること
何事も、できる人はできる人の村社会があります。例えば、職種、業種など。そこには、結果をだしたものだけが交流できる場が存在しております。個人的には、エゴが強い人がリーダーになっている村社会が多いので、個人的には好きではないです。ただ、タレントではないですが、有名タレントのように認識されると、それはチャンスがアップします。

◆番外編
私は、日本企業からアメリカ企業へ転職が決まり、「退職願」を出した後、毎日、本社に呼ばれて、「転職をやめなさい」と引き止めてくれました。意思は高かったので、それを変えるつもりはなかったです。あるときから、何も言わなくなったのです。あきらめたと・・・。
それから何年か後ですが、私を引き抜く代わりに、アメリカ企業成長企業の日本総代理店の権利を調整してあげるということで、上でトレーオフをしていたことです。企業同士、こんなこともやるんです。

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