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『アサルトリリィ Last Bullet』ゲームの枠組みを超えたWEBコミック制作へのチャレンジ

ポケラボで開発・運営しているスマートフォン向けゲーム『アサルトリリィ Last Bullet』(以下、『ラスバレ』)。
本作では、ポケラボとしてファンの期待を超えるものづくりをするために、アニメ製作委員会に参加し、ゲーム開発だけでなくIP/作品制作にも主体的に関わるという挑戦をしています。

『アサルトリリィ』をより多くの方々に知っていただき、『ラスバレ』も楽しんでいただきたいという想いから、『アサルトリリィ』の魅力の一つである女の子同士の尊い関係性にフィーチャーしたWEBコミックの制作に初挑戦しました。

原作は尾花沢軒栄先生、漫画は千種みのり先生にご担当いただいた、新スピンオフ漫画『アサルトリリィ Last Bullet しーくれっとがーでん ~Sweet Memoria~』の記念すべき第一話が本日6月30日ついに公開されました!
なんと無料公開となります!

今回は、持ち前のコミュニケーション×コミット力で、ポケラボとして初挑戦のWEBコミック制作を主導した『ラスバレ』のアシスタントプロデューサー栄さんに制作過程や、今後の展望について聞きました。

栄:2020年入社。アライアンス事業部 アライアンス営業チーム所属。
『ラスバレ』のアシスタントプロデューサーとして、主に原作者様やアニメ製作委員会との連携や他IPとのコラボ施策を担当。

初挑戦のコミック制作の過程

まずは企画書を作成し、毎週実施している『ラスバレ』の監修会にて原作・尾花沢先生にご説明したところ、企画についてご承諾をいただきました。

既に上演された舞台の内容をコミカライズしたものはありますが、女の子同士の関係性やリリィたちの日常にフォーカスした『アサルトリリィ』の公式コミックはまだまだ少ないので、個人的にも企画書作成時からとてもワクワクしていました。

次に、コミックを公開するWEBプラットフォームと作家様の選定を進めました。

より多くの方に見ていただきやすいようにWEB上で無料公開することは決めていたので、どのWEBプラットフォームが本企画にとって最適かを検討するところから始めました。

弊社でコミック制作の実績がなかったので、編集業務を合わせて行ってくださるプラットフォーム様を探し、いろいろとスムーズにお話を進めることが出来た「まんが王国」様にお願いすることになりました。

作家様は『アサルトリリィ』のキャラクターが持つ魅力や女の子同士の尊い関係性を描いていただけそうかどうかという観点で、今回お願いすることが決まった先生は、まさにイメージ通り!素敵な作家様に出会うことが出来ました。

そして、上記に並行して企画内容を「どうしたらより多くの方に『アサルトリリィ』を知っていただけそうか」という軸で固めていきました。

毎月1話ずつの公開とすることを決め、具体的に、
・どの月にどのキャラクターの組み合わせにするか
・告知スケジュールをどうするか
・付随したキャンペーン施策をどうするか
などを検討しました。

『アサルトリリィ』を好きでいてくださる皆さんはそれぞれに好きな組み合わせがあると思うので、さまざまな組み合わせでお話を制作することでより楽しんでいただけるのではないかという思いと、このコミックを通じて新たに『アサルトリリィ』に触れてくださる方には様々なキャラクターを知っていただける場とし、ぜひご自分の好きなキャラクターに出会っていただきたいという思いから、毎回組み合わせを変えてお話を展開していく予定でおります。これは、ぜひ楽しみにしていただきたいポイントのひとつです。

あらすじやプロット制作は、『ラスバレ』のシナリオ班と一緒に、まずは「リリィ達の日常にフォーカスすること」「キャラクターどうしの尊い関係性を描くこと」というテーマや、お話のトンマナやルール(やること・やらないこと)を決め、1話に対して、約1ヵ月かけて検討しました。

ある程度進んだところで、あらすじを再考することになったりしながらも、原作の尾花沢先生には毎週の監修会以外の時間でも内容を確認していただき、なんとか完成させることができました。

表紙は、キャラクターの関係性を表現できるようにと考えた構図で作家様にご依頼させていただきました。出来上がってきたものを見たときは、自分もまだ出会ったことのない『アサルトリリィ』の魅力を見つけられたような気がしました。

特に大変だったことは?

社内に実績がないので、とにかくやるべきことや手順が全くわからず、全てが手探りで、効率的に進められない歯がゆさがありました。

ゲームとコミックでは業界が異なるので、前提となる慣習も異なる部分があり戸惑うことも多かったです。

まずは、とにかく自分で調べ、考えてみたやり方を都度チームに相談したり、出版業界にいる友人の話を聞いてそこからヒントを得たりしながら、少しずつ前に進めてきました。

素材制作や告知準備、監修など、通常のスケジュールからオーバーしてしまっていたのですが、各所にお願いにまわり、社内外で多くの方々にご迷惑をおかけしながら、とにかくありとあらゆる手を使ってなんとか間に合わせることができました。
ご協力いただいた皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

逆に、やりがいを感じたことは?

ひとつは、ゼロから企画を作り上げ、実行できていることです。

ポケラボとしても前例のない業務を担当させてもらい、誰も正しい進め方が分からない中、自分なりに試行錯誤しながらベストを尽くしてこられたと感じています。原作の尾花沢先生や社内メンバーにも度々ご協力をいただき、施策の進行だけでなく、コミックの内容に関しても責任をもって全力で取り組み、ゼロから作り上げることができました。

ファンの皆様には何としても直接お伝えしたいと思っていたので、先月5月21日に飛行船シアターで開催された『アサルトリリィ』ミニトーク&ライブ 「#リリィ向上会議」Days3に告知を間に合わせることができたのは本当に良かったです。

Twitterでも多くの反響をいただき、大変嬉しく思っております!

そしてもうひとつは、『アサルトリリィ』の魅力を新たな形でお届けできることです。

ファンの皆様にこれまであまりお見せできていなかったリリィたちの日常に溢れるかけがえのない時間を”コミック”というかたちでお見せすることができ、素敵な作家様にリリィたちを描いていただけることで、また新たな魅力が生まれたように思います。

正直なところ、ゲーム内でお届けできるストーリーには制作工数などの関係で限界もあり、楽しみにしていただいているユーザー様にもっと喜んでいただきたいという思いもあったので、新たな枠組みでリリィたちのストーリーをお届けすることができて嬉しく思っています。

コミックを届けたい人は?

まずは、『アサルトリリィ』そして『ラスバレ』を好きでいてくださっているファンの皆様です!皆様に楽しんでいただけるようにと日夜考えて作りあげた企画なので、ぜひ読んでいただきたいです。

そして、まだ見ぬファンの皆様にも届いてほしい……!
このコミックを入り口に、少しでも『アサルトリリィ』と『ラスバレ』を新たに知っていただき、好きになってくださる方がいらっしゃれば幸いです。

このコミックは無料で公開させていただくので、ファンの皆様にも是非、ご友人などにシェアしていただけますとありがたいです…!

今後、実現していきたいこと

もっともっと『アサルトリリィ』を好きになっていただいて、長く愛していただけるような作品づくりを目指したいと思っています。

『ラスバレ』は『アサルトリリィ』というコンテンツの中で、最も常にお客様との接点がある場だと思っているので、この接点を活かしてファンの皆様に楽しんでいただけるよう、新しい企画や質にこだわった施策をこれからも展開していきます。

そのためには、より多くの方々に『アサルトリリィ』という作品を知っていただくことが、作品の今後の展開にも関わる重要なことだと考えています。

今回のコミカライズ企画は私にとって大きな挑戦でしたが、いまの自分に出来ることだけではなく、出来るかどうか分からないことにもどんどんチャレンジしていく気持ちで、『ラスバレ』そして『アサルトリリィ』を盛り上げていけるよう今後も頑張りたいです。

さいごに

『アサルトリリィ』をより多くの方々に知ってもらいたい、『ラスバレ』のユーザー様にもっと喜んでもらいたいという栄さんのアツい気持ち……
とにかく伝わってきませんか?

そんな栄さんをはじめとしたポケラボメンバーが魂込めて制作にチャレンンジしたコミック、『アサルトリリィ Last Bullet しーくれっとがーでん ~Sweet Memoria~』 は、本日6月30日より「まんが王国」様にて第一話、無料掲載開始です!

アサルトリリィ Last Bullet しーくれっとがーでん ~Sweet Memoria~(外部リンク)

多くの皆様のもとに届くことを願って、ポケラボは試行錯誤しながら、ゲームの枠組みを超えて、ファンの期待を超えるものづくりに挑戦しつづけます。

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