なにをやっているのか
分身ロボットOriHimeプロトタイプ
今では腕がつき、多様な感情表現が可能になりました。
オリィ研究所は、分身ロボット「OriHime」を作っています。
「OriHime」は、カメラ・スピーカー・マイクを内蔵しています。iOSデバイス、PCなど様々なデバイスからインターネット経由で通話をしながら、視界と腕を操作することができる、孤独なひとのためのもうひとつの身体です。
[分身ロボット OriHime] https://orihime.orylab.com/
なぜやるのか
体が動かなくても、OriHimeがあなたの代わりに動いてみせます。
遠く離れたアメリカにいたって、大事な人の結婚式に参加できます。
CEOの吉藤は、小学校時代から闘病や療養を重ね、3年半の間学校に通うことができませんでした。毎日毎日、家族や友人のお見舞いを待つだけの日々。電話をかけても友達は遊ぶのに忙しく、勉強には遅れ、学校行事での思い出づくりもできなかったのです。自分は人に迷惑をかけるだけの存在だ。そう思い込み、日本語を忘れ、笑うこともできなくなってしまった吉藤は、そこではじめて「孤独」という大きな病に気づきました。
同じような人間がもっとたくさんいるはずだ。
自分が感じた孤独とほかの誰かが戦わなくて済むように。吉藤はそのために分身ロボット「OriHime」を開発しました。
どうやっているのか
ハードウェア製作所
デスクにも工具やデバイスが転がっています
オリィ研究所では、若く個性的なメンバーが日々OriHimeの開発・販売のために働いています。小数ですが、それゆえにひとりひとりが大きな裁量を持ち、考えぬいて行動します。
目まぐるしいスピードで変化するテクノロジー業界の中で、さらにスピード感を持って働いています。