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【10年前の社内報を発見】「あの頃からの変化は?」新卒10年目の人にお話を伺いました

こんにちは!社長室の臼井です。

突然ですが、noteの #オープン社内報 というタグはご存知ですか?

いろいろな会社さんがnoteを使って、社員さんのインタビューや日常風景を社内・社外に向けて情報発信されていて、眺めているだけでも色々な発見が見つかる愉しいコンテンツです。

もちろん、オロもnoteやwantedlyを使って情報発信しているわけです。(フォローお待ちしております)

ですが、実はオロには長年続く手作りの社内報文化もあるんです。

それがこちら↓

オロでは、紙冊子の社内報を社内のデザイナーやディレクターを中心とした委員会が作成しており、社員とそのご家族の方に向けて、会社の出来事を定期的にお知らせしています。

上の写真は、なんと約10年前の創刊号とバックナンバーです。
あえて紙で作っているからこそ、こうやって手にとってパラパラめくって懐かしい思い出に浸ることが出来るんです。(筆者は当時入社していませんでしたが)

・・・気分的に懐かしくてしばらく眺めていると、今もオロで活躍している、10年以上前に新卒入社した社員さんのフレッシュな自己紹介を発見しました。

長らくオロの中で成長や変化をされてきた方々だからこそ、"オロらしさ”をより深くお伝え出来るようなお話を聞くことが出来るかもしれない。

(社内報をネタに、新たな社内報記事を書けるかもしれない)


ということで、お話を聞いてみました。

太田さん(左上)/2009年新卒
クラウドソリューション事業部 導入コンサルタント
総務として入社後、事業部サイドへキャリアチェンジ。ご出産を経て、育児と並行してZAC導入支援の様々なプロジェクトに従事。

藤塚さん(右上)/2010年新卒
社長室 人事・採用
クラウドソリューション事業部の営業職として入社後、バックオフィスやマーケティングなど様々なポジションを経て現職。人事制度企画に従事。

篠倉さん(中央)/2011年新卒
デジタルトランスフォーメーション事業部 アカウント・マネージャー
デジタルトランスフォーメーション事業部の営業職として入社後、総合広告代理店への出向や採用担当を経て現職。福岡支社長と兼任して、全国規模のデジタルマーケティング案件に従事。

【社内報を見た感想は?】

太田さん)この当時のコメントやっばいですね。

藤塚さん)懐かしい〜〜 けど、ものすごく辱めを受ける感じですね笑

篠倉さん)ですね。人相もだいぶ変わりましたね〜


【当時の入社経緯は?】

太田さん)私は学生時代にテニスをしていて、どちらかというと男性社会の中で過ごしてきた時間が長いほうだったんです。女性ばかりの職場だと何となくやっていく自信がなくて、当時は男性が多いイメージだったIT業界なら自分に合うんじゃないかなと思いました。
それで30歳ぐらいには、IT業界で今後も働き続けるのか、家庭に入るのかを考えたいとも思っていたので、短期間で色々経験できそうなベンチャーを探して、結果オロに入れたって感じです。

藤塚さん)当時はまだ働くってことの意識が甘くて、具体的な軸はなくて雰囲気とか直感で決めた部分が多かったですかね。
舞台活動を頑張っていて、就活はあまり本気でやらなかったタイプでしたし。この社内報のコメントのとおり、社会をだいぶナメてましたからね笑

篠倉さん)僕は逆に広告にすごく興味をもっていて、当時はまだWEBとかデジタルマーケティングが時代の先取りをしていたような時代でした。
その中でオロは、事業内容はもちろんデジタルだし、ちゃんと先を見た経営をしているなって印象が持てたので、ここで頑張ろうと入社を決めました。


【当時のオロは今と何がちがう?】

藤塚さん)やっぱり設備面は変化が大きくわかりやすいかもしれないですね。今でこそ会議室や休憩室がしっかりしてますが、当時はドアのないオープンスペースみたいなところで面接してたりしてましたよ笑

太田さん)今の東京本社は4フロアあって事業部でわかれて余裕がありますが、私が入社した頃は1フロアの半分に100人いかないぐらいの人数がギュッてしてましたね。

篠倉さん)福利厚生は整ってないし、制度もほぼなかったですし、今よりもだいぶハードな労働環境でしたね。でもそんなことも気にしないタフな人たちが集まっていた印象です。ちょっと野性的というか。

藤塚さん)確かに、それと比べたら今は本当に治安よくなりましたね。仕事しながらぶつぶつ独り言つぶやいてる人もいるのに、誰もそれに反応してなくって「あぁそんな感じなんだぁ」と軽く衝撃でした笑 だんだん自分もそれに馴染んでいきましたけどね。一人ひとり独特の尖りがある方ばかりでした。尖りがある人が多い点は今も同じですかね〜。


【入社後の過ごし方は?】

導入支援の同僚に囲まれる太田さん。
ちなみに左右も新卒でオロに入社された6年目と2年目の方です。

太田さん)もともとバックオフィスとして新卒入社したので、経理・人事・総務・事務と色んな役割をまとめて担って何でもやるところからスタートしました。色んなことを経験できて楽しかったですね。たとえば、法務部門が無いから「やってみるか」って話になり、独学で勉強して法務の人としての役割も担ったり。

数年経って今度は一転、クラウドソリューション事業部の方でキャリアを積みました。バックオフィスだけでなく対クライアントへのフロント業務にも興味があったのと、現場で働いている人たちが本当に凄い人たちで、この人たちから学びたいって気持ちが強くて。

かなり前の話ですが、お客様との導入キックオフ資料にはじめてプロジェクトリーダーとして名前が入った時は「やったぞ」って感じでした。まぁこれ自分で書くんですけど。

その後は出産と育児もしながら、ZACの導入コンサルタントとして色々学ばせていただき、現在は主に社内のプロジェクトを担当しており、時々クライアント業務に入ったりもしています。

採用を担当されていた当時の篠倉さん。
ちなみに横にいるのは同期入社で現在DX事業部グループ長の方です。

篠倉さん)僕はコミュニケーションデザイン事業部(現デジタルトランスフォーメーション事業部の前身)の営業として、大手小売や教育業界のお客様のアカウントを担当するところからスタートしました。

2年目くらいまでとにかく結果を出すことにこだわって仕事をしてたら、ちゃんと周りでそれを見てくれている人がいたんでしょうね、色々チャレンジをさせてもらうチャンスが巡ってくるようになりました。

3年目ぐらいに総合代理店に出向する機会があって、そこで更に色々な経験をさせてもらえましたね。ジェネラリスト的な営業としての仕事の幅が自然と広がって、その経験があって今大手のクライアントとの仕事に繋がっていたりするのですごくありがたかったですね。

どこの会社でも同じかもしれませんが、ちゃんと結果を出すことにこだわりを持ってやり続けていたり、ちゃんと勉強をし続けていたりすると、色々やりたいことをやらせてくれるようになってきましたね。

オンラインイベント中にファシリテーションをしている藤塚さん
最近は社内向けのポッドキャスト番組のMCとしてマルチに活躍中

藤塚さん)僕はおそらく社内で一番職種を転々としている感じですね。詳細はこのnoteの記事にまとめてもらっていますので、どうぞご覧ください。

▼記事はこちらから
https://note.com/oro_official/n/n25f7e419aaab

【オロの中の人たちの印象は?】

太田さん)抽象的な表現になってしまうんですけど、バランス感覚が良くて優秀な方が周りに多いなぁって思います。視野の広さとか調整力とか、職種的にお客様とプロジェクトを推進していく役回りなこともありますが、社内での色々なプロジェクトも任されている人が多いですね。

篠倉さん)そうですね、全体的に良い人が多いっていうのは入社からずっと変わらないですね。

藤塚さん)良い人を重点的に採用するという考えが物凄く強いわけではないと思うんですけど、なんだかやっぱり一緒に働いていて合いそうな人っていうのがそういう人に落ち着きやすいって傾向はありますね。人との信頼関係を大事にしているというか。

太田さん)確かに。上司や同僚の方には色々気さくに相談にのってくれる方が多いですね。でも、キャラクターの色は全然違うなっていうところもあったり。そこも面白いところですね。

【活動指針を改めて読んで】

基本的な日々の考え方としてオロが定めている12個の指針。10年間オロで過ごしていると自然な考え方として定着されているようです。

太田さん)オロの活動指針って人間性みたいなところに言及してる内容なので、立場とかによって捉え方が変わったりするんですけれど、いつも自分に刺さるのは「(5) あきらめない」ですかね。仕事中は当事者意識・主体者意識は常に心がけています。ですが、基本的には家でぼーっとしていることが大好きなタイプなので、何かで自分を奮い立たせることが必要で。そういう意味で、ここに書かれてる"誰も諦めて投げ出されることは望んでいません"という言葉を仕事中によく思い出したりしますね。

あとは「(7) 成長の幸せ」も。1日1つ、今日出来るようになったことを思い出して寝るっていうことを、18歳から数年ぐらい前までの10年間ぐらい続けていました。入社して数年は仕事をしていて1日1個どころか9〜10個もあるみたいなことも多くて、短期的な成長を実感するのに、私にはあっていた方法だったと思います。たまに今日は何も見つからないなってときは、知らない英単語1個覚えて寝るって日もありましたけどね。

藤塚さん)入社当時はよく理解してなかったですが、仕事してから大事なんだなわかってきたので大事にしようっていう感じのものが僕は多いですね。意識してるシーンは結構バラバラというか、仕事に直接活かしやすい内容を気にしてみたりするんですが、結局どれも大事なんですよね。

どれが得意なのよ?とかって聞かれると「(10) 利害のベクトルをあわせる」ですかね。導入支援の業務をしている際にすごく意識するようになっていって。ほかは今後の人生の積み上げの中で引き続き意識的に取り入れていこうって思います。

篠倉さん)子供の頃からそのように育てられたっていう要素が大きいと思うんですが、自分が意識としてよく持っているのが「(3) 感謝の気持ち」「(4) プラス思考」「(8) 謙虚に行動」ですね。

川田さんが「足るを知る」って言葉を使ってるのを聞いたことがあって、現状がどれだけ幸せかを意識するっていうものなんですけど、それをしてると自然と感謝の気持ちが生まれてきたりしますね。

今は立場的にも人とか組織をまとめる立場になったんですけど、だからこそ人のいいところを見つけたりとか、然るべき立場だからこそ然るべき行動をとる、例えば誰よりも先に会社に来たりとか、そういうことを意識してたりします。

【みなさんの今後について】

藤塚さん)おじいちゃんみたいな表現ですが「善く生きる」ことをし続けていきたいですね。いま私がオロにいるように、人って自分から選んでても、知らずしらずのうちであっても、何かしら目的がある組織やコミュニティに属している状態っていうのが常であると思うんです。

その目的っていうのは、自明的である場合もあれば、そうでないこともあったりするんですが、どっちであってもそれを考えた上で「正しくやる」っていうことを忘れないようにしたいですね。いま、オロの人事という立場にいるので、この会社の進む先を考えた上で、人に関する良い制度なり良い文化なりをつくっていくことに頑張りたいと思っています。

篠倉さん)人が喜ぶ姿を見ることが活力なので、それを少しでも増やし続けていければいいなと思っています。そうすれば、もちろん自分も嬉しいし、周りも同じように動いてくれるようになってきて、結果としてさらにポジティブになっていける、そういう繰り返しが作れたらいいなと思っています。

太田さん)基本的には、会社に来てちゃんと仕事をしているというだけでまずは100点。基本ネガティブで引きこもり志向なので。

でも日々心がけてるのは、自ら楽しんでいくっていうのと、自ら役立っていく自ら仕組みを作っていく、っていうこの三つで、いまの仕事だと最後の自ら仕組みを作っていくっていうのがやっぱり学びが必要だなと日々感じているので、インプットの習慣をまたもう一回はじめていきたいなと思います。

なるほど、オロに入って10年経ってもなお、皆さんが楽しく仕事をされていることがよく伝わってきました。お三方、ありがとうございました!

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いかがでしたでしょうか?
オロで10年以上過ごされている方々のお話を通じて、オロという会社の雰囲気や働いている人たちの輪郭が少しでも見えてくるような気付きが有りましたら幸いです。

個人的には、皆さんのキャリアがタテ・ヨコ・ナナメに進んでいる所が印象的でした。オロにはキャラクターが多様な人達が多いのはもちろん、経験や知識も色々持たれている人たちが集まっているんだなぁと改めて感じることができました。

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