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個性を活かしシナジーを生み出し続ける。オーガニックグループ子会社代表の組織作り。

Profile

渡辺 真大

STORiiY株式会社(オーガニックグループ株式会社子会社)/代表取締役

・これまでの経歴(https://note.com/organic_group/n/nd0e0e9bd724a)


「経験を重ねて見つけた新しい挑戦」

ーー渡辺さん、これまでのご経歴を教えていただけますか?

 社会人生活は20歳からスタートして、今でちょうど30年目ですね。最初の8年間は広告販促の代理店で営業をやっていました。そこで、クライアントの課題に向き合いながら、営業の基礎や顧客対応力を学びました。その後、フレグランス・化粧品を扱うメーカー兼商社から声をかけてもらい、転職しました。

 その会社では28歳から44歳までの16年間働いていました。最初は宣伝販促部に配属されて、そこから営業推進部のリーダー、さらに化粧品事業の商品企画やマーケティング全般を統括する事業責任者と同時に、ブランドマネージャーとしてマーケティング戦略に幅広く携わってきました。当時の規模は社員30名程度でしたが、最終的には120名以上の会社に成長しました。そこでの経験が今の自分を作ってくれたと思っています。

ーーなるほど!事業立ち上げやマーケティングを軸にキャリアを構築されたんですね!

 はい。マーケティングの幅広いスキルと、事業を立ち上げて運営する力を学べたのは本当に大きかったです。その経験を基に、2019年にオーガニックグループにジョインして、子会社代表としてSTORiiY株式会社を立ち上げました。そして2020年にはメンズコスメブランド「THE FUTURE」をリリースした、そんな経歴になっています。

『個性を活かし、共存できると感じた』オーガニックグループを選んだ理由

ーーオーガニックグループに入社したきっかけを教えてください。

 ちょうど40代になった頃、まだまだチャレンジがしたいという気持ちもあり、キャリアについて本気で考えるようになりました。その際、働き方として、独立してフリーランスや経営者として仕事をしていくのか、会社に居ながらも自分の強みを活かしながら働いていくのかの当時は2択で考えていました。結果として本質的に自分が成長しながら、個性を活かせる選択をしようとしたところ、自分の個性としてオフラインのマーケティングに強みがある一方で、オンラインマーケティングについてはまだまだ磨きようがあると思い、オンラインマーケティングに強い環境へ身を置くことにしました。

 その後、選考に進む中で代表の山本とお会いする機会があったのですが、もう一発で好きになりましたね(笑)。人柄もそうですけど、事業開発力とかビジネスの捉え方が独特で、この人の近くで一緒に事業を運営できたら絶対に成長できると確信し、オーガニックグループへの入社を決心しました。

ーー代表・山本さんとの出会いがかなり大きなきっかけだったんですね。

 そうですね。山本の考え方として、自分の個性や強みを、どう共存させていくかを軸に事業をグロースさせることを常に考えています。だからこそ、話した瞬間に「お互いの得意分野を活かして一緒に何かやったら絶対面白いことができる!」と確信しました。面接というより、最初の話し合いから「一緒に何を作れるか」ホワイトボードを使いながら「あれやってみよう、これやってみよう」ってアイデアを出し合い始めたのも非常に印象的でしたね。

 オーガニックグループのいい所は、常にあらゆる個性を活かしてシナジーを生み出す事について考えていることだと思います。だからこそ自分の個性を活かしながら、どう活躍できるかをしっかりイメージできたこともあり、それがオーガニックグループを選んだ一番の理由ですね。

「グループとして強固なシナジーを!」STORiiYとオーガニックグループの関係性

ーーその後、子会社代表を務められることになったSTORiiYとオーガニックグループはどのような関わり方をしているのでしょうか?

 グループ全体では、EC事業やOMO事業がメインとしているのですが、子会社である僕たちSTORiiYはその中でメーカー機能や通販会社様の卸マーケティング支援、韓国ブランドの輸入事業を担当しています。

 たとえば、親会社であるオーガニックグループが開発した「セナクリア」という商品を、STORiiYが仕入れてロフトなどの店舗で販売する、という形で流通を担っているんです。他にも自社で企画した事業や製品をどんどん進めています。

「挑戦しやすい環境を作る」オーガニックグループが大切にするカルチャー

ーーグループの代表としてどんなカルチャーを大切にされていますか?

 一番大切にしているのは、「挑戦しやすい風土を作り続ける」ことです。失敗を責めない文化ですね。チャレンジするからこそ失敗はあるわけで、それ自体は全く問題じゃないんです。むしろ、挑戦しない方がもったいないと思っています。

 また、意思決定のスピード感も意識しています。「これはイケる!やろう!」をミッションに、アイデアが浮かんだら、まず動いてみる。そのため、無駄な会議や承認プロセスを増やさないことを意識しており、アジリティの良い組織を作ることがうちが大切とするカルチャーだと思います。

ーー実際に、「これはイケる!やろう!」が形になった事業はありますか?

 グループとして形になったなと感じたのは、韓国コスメ事業です。きっかけは、社員の「韓国が好き」というシンプルな声と当事者の熱量でした。シナジーもありながら当事者の熱量もある、ただそれだけを理由に、韓国コスメの輸入にチャレンジしてみたんです。本人のパフォーマンスとグループとしてのシナジーも噛み合い、最初は小規模でしたが、今では事業の柱のひとつになっています。具体的には、3年前は売上800万円だったものが、前期には8,000万円に成長して、今期は3億円を目指す規模にまで成長しています。

ーー社員の「好き」をきっかけに大きな事業に育ったんですね!

 そうですね。シナジーをしっかりと意識しながら、「やってみたい」「これならイケる」という社員の声を拾い上げ、それをスピーディーに形にするのが僕たちのやり方なんです。もちろん、リサーチやマーケティングなど具体的な計画も必要ですが、まず挑戦することが成功への第一歩だと思っています。このスピード感がオーガニックグループらしい部分ですね。

「安心して挑戦できる環境を」裁量を任せる文化の基礎

ーーメンバーに仕事を任せる際に意識していることって何ですか?

  僕が大事にしているのは「遂行責任」と「結果責任」を分けて考えることです。遂行責任、つまり「やりきる責任」はメンバーに持ってもらいますが、結果責任は会社が負う。これをはっきりさせることで、メンバーが安心して挑戦できる環境を作りたいと思っています。

ーー結果責任を会社が負うって、なかなか思い切った考え方ですね!

 そうなんです。でも、結果を恐れて挑戦できないのが一番もったいないですからね。失敗は悪いことじゃなくて学びに繋がるので、会社として受け止めます。ただ、遂行責任だけはしっかり果たしてもらいたい。「やらなかった結果」はダメですけど、「やったけど結果が伴わなかった」なら全然OK。そこは次に繋げればいいんです。

ーー最後にオーガニックグループに興味を持つ方へ一言お願いします!

オーガニックグループは「人」を大事にしている会社です。未経験やあらゆるバックグラウンドがあったとしても、とにかく打席に立つ事で成長していく組織です。あなたの強みや個性を活かしながら、事業を作っていきたい方、ぜひご応募してください!お待ちしています!


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