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2015年新卒入社。2年でMVPになった理由。〜2016年下期MVP 市川悠人〜

2016年下期MVPを受賞したのは、市川悠人さん。

2015年4月に入社した新卒2年目社員。最年少(※)でMVPを受賞することとなりました。


市川さんは、入社以降運用広告のコンサルタントとして活躍しています。大きなご予算を預かり、クライアントの目標数字の達成において大きな成果を出しました。


数字の面でも圧倒的な成果を出していることに加え、今回表彰理由として挙げられたのは「生産性の高さ」。残業もほぼなく、それでいて大きな成果を出していることが今回の表彰に繋がっています。


※現在コネクトムの社長を務める久米田さんも同タイミングでMVPを受賞しています。




■生産性高く、いかに短い時間で成果を出せるかこそが成長


田中:MVP受賞おめでとうございます。受賞しての感想を教えてください。


市川さん:

受賞の瞬間は、準MVPで名前を呼ばれなかったことにへこんでいたので驚きました。まさかMVPを頂くとは想像していなくて。最年少ということもあって、結果を出し続けるプレッシャーを感じていますが、これまでのプロセスや働き方への意識は変えず、失敗を恐れずにこれからもチャレンジしていきたいと思っています。


田中:成果に至るプロセスについても高く評価されたということですが、市川さんが大切にしている働き方を具体的に教えてもらえますか?


市川さん:

長時間働いて成果を出すのは当たり前、いかに少ない時間で成果を出すか、ということを大切にしています。もちろん、遅くまで働かないといけない日もありますが、基本的には残業代が出る時間まで残って働くということはしないように考えています。自分自身のポリシーみたいなものです。


田中:会社にとっても重要なクライアントを担当して成果を出されていますが、これだけお取引の濃いクライアントを任される時、プレッシャーには感じませんでしたか?


市川さん:

「やっと任せてもらえた!」という気持ちが強かったですね。それまではコンサルタントの本業よりは、アシスタント的な仕事も多かったので、上長に「もっと仕事がしたい。自分に任せて欲しい。」と都度お願いしていました。実際に、大きな金額を任せてもらえたことに感謝しましたし、しっかり結果で返したいと思いました。当初、業務量が膨大になりすぎて、体力的にかなりきつい時期も経験しましたが、今は比較的落ち着いて仕事ができています。


田中:こなすべきボリュームが多いというのは、運用型広告のあるあるかもしれませんが、具体的に生産性を上げるために取り組んだことはどういったことでしょうか?


市川さん:

そんなに目新しい話ではないんですが、主に3つです。

1つめは、小さな効率化を徹底的に行うこと。

例えば、Gmailの返信定型文機能を何パターンも用意して、メールを作る時間を減らしています。よく使う言葉は予測変換の辞書登録に絶対登録。自分の予測変換に登録されている単語の数は、相当多いですよ。あとはデスクトップや格納先もできるだけきれいに整えて使いやすいかたちを考えています。

2つめは、社内ツールを活用すること。

自社で開発しているツールがものすごく便利で、フル活用しています。新しいツールを使うことは、これまで慣れていたやり方を変える部分も必要なのでストレスはあるかもしれませんが、非常に便利で使わない手はないと思います。足りない機能があっても、開発チームに要望を出せばすぐに改善してくれますし、本当に助けられています。こうした環境が整うことで、生産性は改善していくと思います。

3つめは、人に任せること。

ご予算の大きなクライアントを任されてからはここが1番大きく変わりました。とにかく自分ひとりで完結できる仕事ではないので、自分がやるべき仕事以外はまわりの方にお任せし、自分がすべき仕事に集中できる環境を整えています。


田中:「自分でやったほうが早い」や「お願いするのが申し訳ない」といった思いを持つ人も少なくないと思いますが、そういった意見に対してはどう思いますか?


市川さん:

それは言い訳かな、って思います。私たちの目標は、お客様の成果を最大化するために、最短の時間で最高の成果を出すことです。適切なリソース配分は、成果を出すために必要不可欠ですし、自分が運用コンサルとしての仕事に集中できるよう、自分でなくてもよい仕事はそれぞれの役割に準じてお願いするようにしています。お客様に最大限のパフォーマンスを発揮するという目標はチームで共通していますし、無駄に気を使ったり、自分でやってしまおうと考えるのは違うなと思っています。


田中:市川さんがそこまで生産性にこだわる動機ってどこにあるのでしょうか?


市川さん:

単純に長時間労働がかっこ悪い、と思うのが理由だと思います。そういった自分なりの「かっこよさ」にこだわって仕事をしていたいと思っています。1年目のとき、MVPを取った田村さんと同じ部署だったんですが、仕事もできるのに早く帰宅していて。そんな田村さんがMVP表彰されているのを見て「かっこいいな」と思ったのを覚えています。できる限り効率的に仕事をして、仕事だけでない色んなことにトライする時間を作っていきたいです。




■1年目に感じた圧倒的な悔しさをバネに


田中:では、少し話題を変えて。市川さんがオプトへ入社した経緯を教えてください。


市川さん:

元々インターネット業界に絞って就活をしていました。広告代理店に対する関心はあまりなくて。インターネット関連企業数社の選考が進む中でオプトに決めたのは「若いうちから責任ある仕事を任せてもらえること」と、面接でお会いした社員の方全員が「オプトは人がいいし、仕事が楽しい」とお話していたことです。

印象深かったのは、1時間の予定で組まれた面接が5分くらいで終わり、残り時間が就活相談の時間になったことです。オプトへの入社を抜きにして、自分の目標を実現するために何をすべきなのかという相談や面接のテクニック的なこともアドバイスしてもらいました。その時に、オプトの“人の良さ”や“懐の深さ”を感じて。実際に入社してからもそれを裏切られることはなく、職種や役職に関わらず色んな人が本気で仕事をしていて、且つ一緒に働く人を大切にしている会社だと思います。


田中:これまで印象に残っているエピソードはありますか?


市川さん:

嬉しかったことよりも悔しかったエピソードのほうが強く印象に残っています。昨年トレーディング領域で目標に掲げていたある商材の売上目標を達成することができませんでした。目標自体もさほど高くなかったと自分では思うんです。ただ、そう思う目標すらも達成できない、でも達成できていない理由も当時1年目の自分にはわからなくて、自分の無力さや小ささを痛烈に感じました。あの時の悔しさが自分の原動力になっています。


田中:受賞時の上司からのメッセージに「発信力」に対する評価もありましたが、まわりへの情報発信などもそうしたことが動機になっていますか?


市川さん:

そうですね。発信力に関しては、上司にアドバイスを受けて強化しました。社内に、事例やハウツーを共有するツールがありますが、そのツール上で「この人、いいもの上げてるな」と思ってもらえるような情報を発信するようにしていました。事例はもちろん、運用のコツやポイント、新メニューのオペレーション方法などをアップしていました。

徐々に、自分のもとに質問へ来てくれる人も増え、知らないことをさらに調べることで自分の知識も増えていきました。こうした発信をきっかけに新規プロジェクトのキックオフミーティングに同席してほしいと声を掛けてもらったこともあります。発信をすることで、新しいチャレンジの場に繋がる実感を持っています。



■まずは新しいことにトライ、決めたらブレずに徹底


田中:市川さんが仕事をする上で大切にしているポリシーはありますか?


市川さん:

社会人になるときから思っているのは「月曜日が楽しみになる仕事をする」です。明日から仕事か…と憂鬱になるような仕事をするのではなく、やるからには楽しく、成果に繋がることをやろうと思って仕事に向き合ってきた2年間でした。ただ楽しむだけでなく、てっぺんを目指すことも大切にしています。

自分の強みは、まずは新しいことにトライしてみることだと思っています。そしてスピード感を持って決断し、決めたことはブレずに徹底する。これは、簡単に人には負けたくない部分ですし、これこそが「月曜日が楽しみになる仕事をする」ためのポイントだと思っています。


田中:これからやっていきたいことや目指す姿はありますか。


市川さん:

この業界でNo.1を取りに行きたいです。前述した内容とも被りますが、やるからにはてっぺんを取る。そのために自分が大きなうねりを起こし、先頭に立って行きたいと思っています。

運用型広告のコンサルタントとしての仕事が好きなので、まずはこの職種で先頭に立って、オプトがNo.1になるために仕事をしていきたいです。提案内容や運用結果の優劣は競合と比して大きな違いではないにも関わらず、1位の座を奪われっぱなしなことがやるせないです。やっぱり、今ここにいるメンバーで1位を取っていきたいし、それがオプトのスタンダードだと言えるような文化も作っていきたいですね。

長期的なイメージは具体的には描けていないので、これから向き合っていく必要はあると思います。ただ、ポリシーにも繋がりますが、仕事内容や業務以上に、自分自身の心の持ち方が大切だと考えているので、将来どんなことをするようになっても、今と変わらないスタンスで成果にこだわる仕事をしていきたいです。


強い眼差しで「やるからには成果を」「やるからにはかっこよく」「やるからにはNo.1を」と語る市川さん。これからのオプトを引っ張っていく新しいリーダーとしての姿が印象に残りました。


最年少MVPの意気込みとともに、オプトはこれまでにない高みを目指してまいります。


★これまでのMVP受賞者を下記ページにて一覧でまとめております。こちらも是非ご覧ください。

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オプトは讃える文化を大切にしています。半期毎に行われる全社表彰の様子とMVPの声をご紹介します。
https://www.opt.ne.jp/creative/mvpcontent/index.html
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