こんにちは、オープラン株式会社採用広報部です!
今回は、代表の大原さんにインタビューしてきました!
会社設立の経緯やIT業界への熱い想いを語っていただきました。
今後IT領域で活躍したいと考えている方は必見です!是非ご覧ください!
ーまずはじめに大原さんの自己紹介をお願いします!
株式会社オープラン代表の大原文華(オオハラ ブンカ)です。
年齢は35歳で、日本と台湾のハーフです。日本国籍の父親と台湾国籍の母親の間に生まれました。幼少期は父の仕事の影響で、香港やシンガポールなど様々な地域で過ごしていました。
ゲーム好きが講じ、ITの道へ
ー大原さんはなぜITの道へ進むことを決めたのでしょうか。
大学は東京工科大学へ進学し、IT関連の分野を専攻していました。
私自身、高校生の時にゲームをすることが好きだったので、開発に挑戦したいと思ったことと、これからの情報社会に適応することが必要だと感じ、ゲーム開発者を目指すべく、ITの道へ進むことを決めました。
ー大学在学中にもいくつかゲームを作られたんですか?
当時は、アーケードゲーム・アドベンチャーゲーム・アクションゲームなど幅広いジャンルのゲームを作っていました。
世の中にリリースするというよりは、量産したものを自分自身で楽しむために生み出していたといった形です。しかし大学在学中に、ゲームをすることは好きだけど、作り手としてはそこまで好きじゃないということに気付いたんです。(笑)
そこでゲーム開発者としての道は断念し、ITエンジニアとして就職することにも興味がなかった私は、台湾にルーツがあったこともあり、留学して中国語を身につけられたらという思いで留学を決意しました。
組織の在り方のギャップに気付く
ーそこから台湾にはどのくらい滞在されたんですか?
台湾には2年ほど滞在しており、持ち前の行動力で様々なことにチャレンジしておりました。
台湾人と留学生を繋ぐ懸け橋となる存在として、交流会の開催、他には事業立ち上げから台湾のネット麻雀ゲームをローカライズして日本に販売したりと、多方面に挑戦していたと思います。
その後大学を卒業してから3年が経った頃、日本に戻って就職する決意を固め、帰国しました。
ー帰国してからはどのようなご経験をされたんでしょうか。
帰国後は、営業職として国内の中小IT企業に就職しました。
しかしそこで、台湾と日本の組織体制の在り方に大きなギャップを感じたんです。
台湾では、上長と部下の関係性はフラットで、「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」が尊重される環境があり、有益な意見はすぐに取り入れられていました。
それに対し、日本では入社年数や役職によって、立場が明確に分かれ、自分から意見を出したとしても、取り入れてもらえないことが多く見受けられました。
チームに所属する中で会社の意思に沿うように行動したつもりでも、会社から自分自身を否定されるようなことを言われると、矛盾というか、理不尽なんじゃないかと感じることが多かったです。
自分に合う会社を自分自身で作り上げる
ーそこからどのような経緯で会社立ち上げにいたったのでしょうか。
帰国後2社ほど営業職として働きましたが、そこでの経験から、自分に合った企業を探して転職活動するより、自分に合う会社を自分自身で作り上げてしまえば良いのではないかと思ったことが、会社設立を考えた一番初めのきっかけになります。
そこから理不尽なことが一切ない、フラットな目線で社員同士が対話できるような会社づくりを目標にオープラン株式会社を設立しました。
ー立ち上げ期、全てが0からのスタートだったと思うのですが、当時最も苦労したことは何ですか?
基本理念の部分で企業の足並みを揃えることが最も苦労した部分だと思います。
というのも、理不尽なことがない会社にすると掲げてはいるものの、各々が思う理不尽の定義も大きく変わってきます。
この価値観のギャップをいかに埋めていくか、いかに一緒に働く仲間の気持ちを汲み取りながらフラットな組織づくりを目指せるかが肝になってくると思います。
飽きが来ず、常に挑戦し続けられる環境
ーご自身がIT分野に強かったというのもあるかと思いますが、数ある業界の中でなぜITで勝負しようと思ったのでしょうか。
これは僕自身の性格や行動面に由来していると感じます。
昔から思い立ったらすぐに行動に移すタイプなんですが、最初はすごくのめり込んでいく一方、ふとした瞬間に飽きが来るんです。
好きなゲームとかも最初は一つのタイトルを買ったら課金して200、300時間のめり込むんですけど、ある時ふと飽きてしまう質ではありまして…。(笑)
そんな自分の行動をベースとして考えた時に、様々な業界にITは関わっており、飽きが来ず常に挑戦し続けられるという点で、この業界で勝負することを選択しました。
また、「ITのためのITをしない」ということも非常に重要だと思っています。
すなわち、ITは他業種のためだけにあるものだということです。
なので、情報技術を扱う企業のためにITがあるのではなく、他の業界に対して幅広くサポートができるからこそ、IT業界の取り回しの良さがいいと思ったんですよね。
ー貴社のロゴマークにはどのような想いが込められているのでしょうか。
弊社のロゴマークには「閉鎖的な空間からドアを開け、飛び出して走ろうよ」という想いが込められています。そこから、オープン(open)とラン(run、plan)を掛け合わせて、現在のロゴマークが完成しました。
ロゴマーク完成後の話にはなりますが、自分自身の名前「大原」と「計画」をかけ合わせてもオープラン(大原計画)になることに気付いたんですよね。(笑)
本当にたまたまなんですが、まあそれもよしという事でこのロゴマークで行こうと決めました。
ーそうだったんですね。実際、ロゴのデザインは結構考えられたんですか?あるいは突然降ってきたりするんですか?
ロゴのデザインについては、いきなり降ってきました。
トータルで言うと1時間半ぐらいしか悩んでなかったと思います。(笑)
生活が便利になるプロセスの一部
ー貴社ビジョン「ITをより身近に。」には、どのような想いが込められているのでしょうか。
皆さんがITと聞いてまず一番にイメージするのは、有形だとスマートフォンやパソコン。無形だと、アプリ、サービスが挙げられると思います。
その中で、人々の生活に根付いたソリューションを提供し、生活が便利になっていくプロセスの一つに、ITが繋がれば良いなという想いを込めて、このビジョンを掲げています。
例えば、冷蔵庫の中身を管理するアプリケーションなど、各家庭に何かしらの形でITを導入できれば、ITのことをより身近に感じ、利便性が高まると思っています。
ーそういった観点から最近マッチングアプリもリリースされたとお聞きしました。
そうですね。恋人探しでこのマッチングアプリを使っていただいたり、今週発表予定の「キャリブル」というサービスも仕事探しの際に使っていただけたらと思っています。
時代の流れに合わせて、最先端かつ身近にITを感じてもらいつつ、皆さんの生活がより豊かで便利になるようなサービスを生み出し続けていきたいと思っています。
ー貴社の魅力や規模感について教えてください。
まず、弊社の規模感からいくと、現在従業員数が約90名ほど在職しています。
その内、社内の平均年齢も25、26歳と若いため、ベンチャー企業で作り手に回って会社を大きくする経験を積みたい方には非常に魅力的な会社になっていると思います。
また、役職につく人を固定していないので、優秀な人がそのポジションに就いて実績を出してくれれば良いなと思っているんですよね。
そういった意味でも、自分が考えたアイデアを主体性持って積極的に提案できるような方とは是非一緒にお仕事させていただきたいです。
事業成長のためにコツコツ取り組む
ー中長期的な目標はどのようなものを描いていますか?
実は中長期的な目標はありますが、あえて具体化するようなことはしていません。
というのも会社の成長曲線を考えた時に、アップダウンあると思うんですが、業績が下がった際に、そこで残念に思うぐらいだったら、常に目の前の課題をコツコツこなしていくことが重要だと思ったんです。
コツコツやった結果が、事業の成長に繋がるので、目の前のことに集中してベストを尽くすというのが、経営者としての根底の考え方になります。
ー大原さんは、IT業界に今後どのような人材が必要だとお考えですか?
今後のIT業界で必要な人材は、ただソースコード(※1)を書ける人材というよりも、Web業界全体がどういう仕組みで動いているかという理解があり、システムを構築するのに何が必要で、ソースコードをどう利用するのかという知見をお持ちの方だと思います。
したがって、Web業界に対する知見とプロジェクトのマネジメント経験がある方が今後飛躍的にIT分野で活躍されていくと思いますね。
これを踏まえると、大前提としてITに興味があること、そして未経験でもエンジニアとして活躍していきたい方が、欲しい人の条件に当てはまると思います。
(※1)プログラミング言語で書かれた、コンピュータプログラムを表現する文字列のこと
ー最後に求職者の背中を後押しする一言をお願いします!
僕が就職活動する上で最も重視していたのが「人」でした。
一日八時間働き、人生の約三分の一を労働に費やすと仮定するのであれば、せめてその三分の一はハッピーな方がいいと思ったからです。
会社を選ぶ際の基準は人それぞれだと思いますが、一緒に働く「人」に着目している方がいれば、まずはぜひ一度会ってお話してみましょう!
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