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代表的なプログラミング言語である「Java」
エンジニアとして転職する際、プログラミング言語の習得を考える方は少なくありません。
中でも代表的なプログラミング言語である「Java」の資格を取得したいと考える方は多いのですが、試験の難易度はどれほどなのでしょうか?
今回は、Javaの資格の取得難易度やおすすめの資格についてご紹介します。
Javaの資格を取るメリットは?
Javaの資格を取得するメリットは、「自らの技術レベルを証明できること」です。
Javaはシステム開発に用いられるプログラミング言語のひとつです。汎用性の高さから人気のある言語で、多くのエンジニアがさまざまな業界で活用しています。
Javaを使える技術者は大勢いますが、誰もが資格を取得しているわけではありません。
しかし、Javaの資格を取得すれば、企業の採用担当者に自らの技術レベルを客観的に証明できるため、キャリアに有利になることは間違いありません。
資格を取得するには、Javaに関する一定の知識と技術が必要です。どんな資格であっても、保持していることが技術と知識を証明する指標になります。
高度な専門技術や知識を有することをアピールできるため、新たな業務やプロジェクトを任される機会も増えるかもしれません。その結果、年収アップにつながるというメリットもあります。
資格取得に向けて勉強を進めていくことは、新たな知識や技術を身につけるための冒険であると同時に、忘れていたことを思い出すための道のりでもあります。
このような努力を通して資格を得ることは、たしかな自信につながるでしょう。企業の人事担当者へのアピールだけではなく、勉強を通したスキルアップにも役立ちます。
以上のように、Javaの資格を取得することにはさまざまなメリットがあります。本気でプログラマーやエンジニアへの転職を考えているのなら、この機会に取得を検討してみましょう!
オススメのJava資格試験の種類と難易度
続いて、Javaの資格にはどのような種類があり、試験の難易度はどの程度なのかについて詳しく見ていきます。
Javaの資格はいくつかありますが、なかでも「Oracle認定Javaプログラマー」や「Javaプログラミング能力認定試験」などが代表的な資格です。
また、「Android技術者認定試験」も人気のある資格なので、ぜひ覚えておきましょう。
Oracle認定Javaプログラマー
試験を実施しているのはOracle社ですが、同社はJavaを開発した企業です。
「Oracle認定Javaプログラマー」は、Javaに関する知識と技術を証明できる資格であり、開発元が主催していることから試験の質が高いことでも知られています。
Javaのバージョンアップが行われると、試験も同様にバージョンアップされます。そのため、受験するなら最新バージョンの試験を受けましょう。
ブロンズ、シルバー、ゴールドの3グレードが存在し、初心者レベルのBronze、中級レベルのSilver、上級でもっとも難易度の高い試験がGoldとなっています。
初心者の場合は、もっとも難易度の低いBronzeから受験するのがオススメです。基礎的な知識を問う問題が多くを占めているため、基本をしっかりと押さえておけば合格ラインは見えてきます。
Silverから上は国際資格となるため、難易度は当然高くなります。
Silverはテストコードや実装コードを書けることが前提となり、Goldは3年以上の実務経験を持つ技術者向けの資格です。Goldでは、自身で設計から実装までを完結できる知識と技術が求められます。
Oracle認定Javaプログラマーは、世界中で多くの優秀なエンジニアやプログラマーが取得している信頼性の高い資格です。ほかの技術者との差別化にもなり、強力なアピール材料となります。腕に覚えのある方はぜひチャレンジしてみましょう。
Javaプログラミング能力認定試験
サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催している試験です。Javaの基本知識はもちろん、オブジェクト指向に基づいたプログラムの作成スキルを認定します。
1~3級に分かれており、3級は年に4回、2級は年に3回、1級は年に2回の試験が行われています。
3級と2級はマークシート形式と多肢選択解答形式の筆記試験です。プログラミングに関する知識や技術に関して出題されます。1級はパソコンを使った実技試験となり、実際にコーディングやコンパイルなどを行います。
3級は基礎的な知識を問う問題が多くを占めるため、そこまで難易度は高くはありません。
2級になると、基礎だけでなく実践的なスキルが求められます。
1級は自身でプログラミングはもちろん、保守まで対応できるかを問われるため、難易度は高くなります。
Javaプログラミング能力認定試験は、勉強の過程でスキルを磨けて、キャリアアップに役立つなどのメリットがあります。
サーティファイが主催する試験を資格奨励制度の対象としている企業が多いこともメリットといえるでしょう。
Android技術者認定試験
Android技術者認定試験は、Androidの開発技術に関わるスキルを証明するための資格です。一般社団法人IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会が主催しています。
この資格は、あくまでもAndroidのアプリケーション開発スキルを測るもので、Javaスキル自体を証明するものではありません。しかしAndroidアプリケーションのほとんどはJavaで開発されています。そのため受験者はJavaの知識を持ち合わせていることが前提となります。
試験にはアプリケーション技術者認定試験とプラットフォーム技術者認定試験の2種類があります。前者はアプリ開発に携わる方のスキル認定、後者はプラットフォーム開発を行う技術者のスキル認定が目的です。
アプリケーション技術者認定試験は、開発に関する基本的な知識がメインで、覚えるべきことをしっかり暗記できていれば合格ラインは見えてきます。
プラットフォーム技術者認定試験は、アプリケーション技術者認定試験よりも難易度が高いといわれており、平均点も低くなっています。
そのため、まずはアプリの試験を受け、それからプラットフォームの資格を受験するのがオススメです。
Androidはオープンソースであり、たくさんのアプリ開発が盛んに行われています。世界的に見てモバイルOSのシェアも高いため、取得すれば活躍の場をさらに広げられるでしょう。もちろん、就職や転職時のアピールにもなります。
Javaの試験は独学で突破できる?オススメの勉強法
独学でもJava試験の突破は可能ですが、未経験者の方は研修を受けるべきでしょう。試験対策はインプットとアウトプットの2つが大切なので、どちらもバランスよく進めましょう。
インプットに役立つのは各試験に対応した教科書や参考書。これらを読んで知識を詰め込みます。
アウトプットに役立つのは過去問や予想問題集。多くの問題を、繰り返し解くことが大切です。
独学は自分のペースで学習を進められるというメリットがありますが、間違った方法で勉強を進めると時間をムダにしてしまうこともあります。
自己管理も課題で、試験の日程から逆算して、計画的に勉強を進めなければなりません。もし、独学では難しいと感じるようであれば、研修が充実している企業を選びましょう。
まとめ
Javaの資格を取得すれば、ほかのプログラマーやエンジニアとの差別化が可能で、就職や転職の際、有利になります。
キャリアアップにもつながるため、ぜひこの機会に資格取得を検討してみましょう。
どの資格も、上級になればなるほど難易度が高く、実務経験が必要になることも多いので、まずはエントリークラスから受験することをオススメします。そこから少しずつ努力して、上級資格の取得を目指しましょう。
オープンアップITエンジニアでは、入社時に2ヶ月間の研修期間を設けています。プログラミングについて学べるコースもあるので、この機会にぜひご相談ください。