株式会社ONERの成川です。
今回は学習塾STRUXで9月に行う、3泊4日合宿型インターンへ向けてのミーティングのご様子をチラッと紹介したいと思います。
今回のミーティングには私成川のほか、STRUX塾長の綱島、株式会社ONERのCEO長谷川、STRUX元教務主任の小野木と行いました。
今回のミーティングのテーマ
今回のミーティングのテーマは
「学習塾STRUXの現代文トレーニング内容について」
です。
(学習塾STRUXとは?と思った方はこちらをご参照ください。(https://strux.oner.jp/))
学習塾STRUXの授業内で行われる10分間程度の学力向上トレーニングの現代文編のコンテンツ案の企画から作成を行っていました。
この学力向上トレーニングはそもそもどのような目的からスタートしたかというと、以下の問題点からです。
・高校生の自学自習の効率が悪い
毎週の授業内で今週やるべき勉強内容や勉強方法についてお教えいるのですが、勉強の定着度合いや進捗具合は人それぞれ。
授業を行なっている中で感じた問題点が、頭の使い方が良い生徒と悪い生徒がいて、悪い生徒は矯正しない限りなかなか身についていかないということ。
そして頭の使い方がよくない子は勉強の効率も悪くなってしまう。
ですので、この学力向上トレーニングでは、「効率的に身につく頭の使い方」「より効果的な勉強法」をお伝えするためにトレーニングを行いました。
(ミーティングの様子。楽しく行いながらもたくさんの意見を出し合います。)
今回のミーティングのアジェンダ
①現代文の学力向上において必要なことの洗い出し
②学力向上トレーニングで扱うトレーニングの選定・全体設計
③たたき台を作成
今まで何度もミーティングを重ねてきたメンバーなので、サクッとスタート。
①現代文の学力向上において必要なことを洗い出し
STRUXで実際に生徒さんをもつ講師陣中心に現代文の学力向上において必要なことをブレストしていきます。
・現代文の学力向上において必要な知識・スキル
・現状のSTRUX生徒が足りていない現代文の能力
・どうやったら現代文の学力を上げることができるか
などの細かいテーマに分けてディスカッション。
溢れるように意見が出てきてこんな感じになりました。
(ブレストしたホワイトワード。コンテンツ案だけでなく、具体的な内容まで話し合いました。)
②学力向上トレーニングで扱うトレーニングの選定・全体設計
①のブレストをもとに、塾生に提供できるようにトレーニングの設計を行いました。
・現代文トレーニングの全体の流れ(どう進めたら効率よく現代文のコツをお伝えできるか)
・各コンテンツの中身、冊子の内容の設計
・それぞれどれくらい作るべきかの全体計画
などなど、「生徒にどうやって指導したらできるようになるか。大事なポイントをより伝えるためにどう工夫できるか」を意識してコンテンツの設計。
実はこの作業が非常に大事です。
コンテンツ案を考えることも重要ですが、「身につくようにいかに導線を引くか」という視点でコンテンツを作成していかないとただ作ってもなかなか良いサービスになりません。
そんな感じで作ったトレーニング案はこんな感じになりました。
初級のステップでは、現代文に必要な知識のインプット。中級では現代文でよく出る問題形式に答える問題、上級では要約や実際の過去問などを使って、本番レベルの問題を解けることを目的においたトレーニングの設計を行いました。
③たたき台を作成
ここでは実際にトレーニングで行う問題を作成。実際に生徒さんがトレーニング行えるように作り込んでいきます。
ただ今回はあくまでたたき台。生徒さんに実際に使ってもらって、その結果や感想を反映させて再度ブラッシュアップしていきます。
今回のミーティングで実際にできた問題がこちら
初級レベルの問題です。あとは実際に生徒さんに取り組んでもらってブラッシュアップのみです!
今回のミーティングはここまでです。
3泊4日の合宿ではこのようなワークを何度も行うことで、勉強法冊子を作っていきます。
ここでは具体的な考え方やノウハウについてはあまりご紹介できませんでしたが、実際のコンテンツ作成に必要なノウハウのインプットからスタートし、アウトプットを出していくトレーニングを行います。
自分も一緒に作ってみたい、合宿についてちょっと話を聞いてみたいと方はぜひご気軽にご応募ください。