ワンコイングリッシュの広報の髙橋です!
これから複数回に分けてワンコイングリッシュで働くユニークでダイバーシティーな仲間たちを紹介していきます!
初回となる今回お届けするのは、弊社代表・兒嶋へのインタビュー!
ワンコイングリッシュ設立のきっかけから、今だから言える苦労したエピソードなど踏み込んで聞いてみたいと思います!!
代表の熱い想いを知れば、よりワンコイングリッシュへの理解が深まるはずです!
今後の日本を変えていけるのは、グローバルな視点をもった日本人!
―ワンコイングリッシュ設立のきっかけは?ー
そうですね。実は私日本でまともに就職したことがないんですよ。大学卒業後は周りのほとんどの人が一流企業に就職していく中で新卒活動もせずにインドで修行をしていました。自分の本当にやりたいことが何かもわからないのにとりあえず就職ということがしたくなかったのと、若いうちにいろいろな世界や価値観を感じたくて約50カ国近く旅をしていました。バックパッカーですか?とよく聞かれるんですが、それよりもっとディープでハードな経験をしてきましたね(笑)。
どちらかというと日本社会が嫌で国外に出たタイプなんですが、色々と国を見ているうちに自分の中に大きな変化が生まれ始めました。日本と世界(グローバル)、両側を体験できたことにより、両方の視点=『ハイブリットな視点』を持つことができるようになり、モノの見方、考え方が大きく変わったんですね。日本を外から見ることで日本のいい部分と修正すべき部分が見えた。そして海外から学ぶべきことと反面教師とすべき部分が見えたんだと思います。
日本はとても文化のレベルが高く安全でいい国ですが、ストレスを抱えている人も多く、個人的には『今の日本は病んでいる』と感じています。
そして、この停滞している社会を打破できるのは、日本と世界(グローバル)両方の『ハイブリットな視点を持った人材』です。沢山の日本人がグローバルな体験をして、ハイブリットな視点を持つことで、日本はもっといい方向へ変わることができる。
では、日本を開国するために何ができるか?そこでいきついたのが「英語」でした。語学はインフラです。誰もが享受すべきものであるはずです。良質な英語レッスンを格安で提供することができたら、もっと多くの人が英語を使い、海外に行って日本ではできない経験をしたり、外国人の友人を作って多様な価値観に触れたりして日本人の開国につながっていくはず。社会インフラを低価格で大量に供給する、そういった意味では松下幸之助の水道哲学に近い考え方かもしれませんね。
そう思い始めたことが、ワンコイングリッシュ設立のきっかけになりました。
『英会話は高い』という時代は終わる!誰でも通える低価格な英会話スクールへの道のり・・・
ーワンコイン英会話実現にあたり1番苦労した点はどんな事でしたか?-
ただ低価格といってもインパクトがない!圧倒的にインパクトがある『ワンコイン=500円』にこだわったことで、かなり首を絞めましたね(笑)
今でこそ運営はできていますが、スタートまでに構想とトライアンドエラーを3年は繰り返しました。不可能とされることを実現するために、方法を何十通りも考え最適解を見つけ出すまでが一番大変でしたね・・・。そんなヒントはどんなビジネス書にも載っていないので「絶対実現するんだ」という根拠のない自信と実現した後にきっと多くの生徒様に喜んでもらえるというビジョンだけが支えでした。
ー何十通りも考えていく中で、ついに『60分500円の英会話スクール』が誕生したんですね!ー
そうですね。試行錯誤しながらもついに・・・。自分の理念に賛同してくれるメンバーと3人で、ワンコイングリッシュを設立しました。新宿の雑居ビルの1室からスタートし、少しずつスタッフも集まっていきました。
ほとんどのスタッフは、理念には共感してくれてもワンコイン英会話が事業として成り立つのか不安に感じていたと思います・・・。しかし経営陣3人は必ず成功するという確固たる確信をもっていました。いや・・今思うと、確信というよりも、自分たちが動き出し、成し遂げなければ日本の英会話は変わらない!そう信じてたんだと思います。。
ー設立後は順調にいきましたか?ー
そうですね!といきたいところですが、設立後も色々と壁には当たりましたね。マーケットには英会話は高いというイメージがあったので、500円からレッスンを受けられる低価格の英会話スクールができたらすぐに生徒様は集まると思っていました。
しかし、実際はそんな簡単ではありませんでした。
『安すぎて不安・・・』 『他でもっとお金を取られるのではないか・・』など、逆に怪しまれてしまいましたね(笑)。逆に言うとそれだけ英会話業界のイメージが悪かったのかもしれませんが。いずれにせよ生徒様からの信頼を得るのがなかなかの難関でした。
ただ当時はスタッフも少なく、私も生徒様との距離が近かったため、今まで英会話を習いたいのに習えなかった方々がレッスンを楽しそうに受けている姿や、心から満足していただけている様子、そして直接のお礼のメッセージをいただくことによって、これだけ喜んでもらえる満足度の高いサービスなら、いずれ生徒様にも信用いただける!という自信に繋がりました。
スタッフとの出会いに感謝
ー当時を思い返して、初期メンバーへ伝えたいことはありますか?-
立ち上げ当時は「想い」しかありませんでした。そんな想いに共感してくれて、一緒に頑張ってくれたことにとても感謝しています。帰国してしまったメンバーも多数いますが、これからも更に成長してその「想い」が間違ってなかったことを証明することが彼らへの何よりの感謝のメッセージだと思っています。
ーここまで成長できた大きな要因はなんだと思いますか?ー
いろいろな要因があると思いますが、個人的には、我々の理念やミッションからブレなかったことだと思います。例えば、どんな場合でもお客様に対して誠実であること。騙すようなことは決してしません。それは自社の利益より国益(日本人のグローバル化)が重要という理念があるからです。小さな視点でなく常に大きな視点で見ていること。
あと、もうひとつ大きいのはスタッフの仲の良さ!これはすごく大事だと思います。上司に自分の意見が言えず、納得のいかない指示に従い、ストレスを抱えながら負のスパイラルの中で働いている日本人は沢山います。ワンコイングリッシュでは性別も年齢も違う世界各国のスタッフが一緒に働いていますが、グローバルな環境の中でも、いい関係性が築けています。それはみんなで目指すゴールが明確で、それぞれがやるべきことをちゃんと理解できているからです。また休みもしっかり取り、プライベートも充実させ、結果仕事でいいパフォーマンスをするという正のスパイラルで回っていることも重要ですね。
その空気感がお客様にも伝わり、結果的にファンが増え、クチコミが広がり、ここまで成長することができたのではないかと感じています。
ー日本語学校の設立にあたっては、どんな思いからですか?ー
色んな国がある中で、日本に興味を持って、海外から来てくれている人たちはお客様だと思っています。しかし、、日本に住みたくても住めない人がものすごく多いのが現状。
独特な日本だけの習慣や、日本語の問題により、住みづらさを感じ、日本の良さを知らないまま出て行ってしまう人も多い。英会話スクールがある程度形になってきた今、逆の環境も考えるようになりました。
『日本に住みたいけど、語学が問題・・・』 『日本語習いたいけど高くて通えない・・・』そんな海外の人達に向けたサービスを提供できれば、日本が好きで日本に来てくれている外国人の日本化に繋がり、そういった人材が今後の日本を救っていってくれるはず!『日本人のグローバル化⇔外国人の日本化』、両方の軸から日本のためにできることを考えて、格安で受けられる日本語学校を立ち上げました。
ーこの先、新たに挑戦していきたい事はありますか?ー
さらに多くの方に英語を話せるようになっていただきたいので、お客様から求めていただける以上はさらなる店舗展開を考えています。また日本人のグローバル化を促進できるためにできることがあればどんどん展開していきたいですね。やりたいことの構想はまだまだ色々ありますが、そのためにはこのインタビューを読んでいるあなたの力が必要です(笑)
よりグローバル感覚をもった日本人を増やし、日本と世界にいい影響を与えていきたい!我々は本気です。そんな想いに共感してくれる方お気軽に連絡ください。
◆兒嶋裕貴(経歴)◆
1980年生まれ 早稲田大学商学部卒業。大学卒業後に渡航し、学生時代から合わせて世界約60カ国以上を周る。帰国後はテレビ制作会社に就職したのち、ネットベンチャーに転職。サイト売買のサービス「サイトストック」を事業化し上場企業へ売却。売却後はベトナムでオフショア開発企業を立ち上げ、その後2009年に(株)Resorzを設立する。海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima~出島~」は、海外マーケットで成功する企業を支援するための総合相談窓口となり、海外進出を希望する「日系企業」と、各国のサポート企業とのマッチングサービスとして、海外ビジネス相談件数15,000件を超える実績を誇る。また、海外ビジネス支援の実績をもとに民間企業の他、公的機関や金融機関に向けても海外展開アドバイザーとして講演やコンサルティングを行っている。日本企業の海外進出支援に従事しながら、さらなる日本人のグローバル化を目指して、2014年に低価格で良質な英会話レッスンが誰でも気軽に受けられる、『60分500円の英会話スクール』(株)ワンコイングリッシュを設立。他に株式会社2社の取締役、一般社団法人の理事も務める。