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就活の軸の設定ミスを避けるために、最も大事な「幸せな人生を送るための将来像の設定」について

前回、就活の軸が人生全体の幸せ度を左右してしまうという話をしました。今回は、就活の軸の設定ミスを避けるために、最も大事な「幸せな人生を送るための将来像の設定」についてお話していきます。


おさらいですが、軸は、今の自分と将来の自分を結ぶ線です。

そして、その線は長ければ長いほど正確さが増し、間違いが減ります。

その線(軸)が最も長くなるのは、死ぬときから今に向かって線を引くときです。

未来の自分については、想像力を駆使する必要もあり、

どのくらい遠くから設定できるかは、人それぞれ限界があります。

でも、まずは、「どう死にたいか」を考えてみることが重要です。

わかりやすい極端な二択は

1⃣ 山あり谷あり。良いことも悪いこともたくさんある人生

2⃣ 山も谷もできるだけ少ない、安定した人生

です。そのうち詳しくお話しますが、皆さんは、ほとんど100歳まで生きることになります。
そして、死ぬ間際に人生を振り返って、

1⃣ 「100年間、いろいろなったなぁ」と思いながら死ぬか

2⃣ 「100年間、安定していたなぁ」と思いながら死ぬか

ということです。もちろん、1⃣で良いことばかり‥となれば良いのですが、

なかなかそういう人生も無く、むしろ良いことと悪いことだと、

悪い出来事の方が多めになることが一般的です。

それでも1⃣が良いのか、それとも、

2⃣の「家と職場を往復するだけ」の何事も無い人生で、

「悪いことが起こらない幸せ」を感じるのか。
例えば、親戚をたらい回しになるような苦労を子供の頃にした方にとって、

悪いことが起こらない「繰り返しだけの毎日」はとても幸せに感じることでしょう。

これは、どちらが正しいということではなく、価値観の問題です。

そして、思っているほど、1⃣と2⃣の中間は選びにくいということです。

そのため、大きな方向性として、まずは、1⃣と2⃣のどちらの方向性に進むかを決める必要があります。

そのための質問が、死ぬ間際に、どう人生を振り返りたいかという、

1⃣ 「100年間、いろいろなったなぁ」と思いながら死ぬか

2⃣ 「100年間、安定していたなぁ」と思いながら死ぬか

ということです。
とはいえ、死ぬときは先過ぎてイメージできない方も多いかと思いますので、

もう少し、身近な例でも説明していきたいと思います。

長くなりそうなので、続きは次回で。

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