起業をすると、それまで全く気にしていなかったことに直面することになります。
その1つが収入印紙です。
学生時代はその存在すら知りませんでした。
最初に知るのは会社設立時です。
会社をつくるときに法務局でお金を支払う必要があるのですが、
その際に、現金ではなく収入印紙で支払います。
その後、登記簿謄本(会社の住民票のようなもの)や
印鑑証明をとる(発行してもらうこと)際に、毎回、収入印紙で支払います。
個人だと市役所や区役所で現金などで支払いますが、
法人だと全て収入印紙を買って貼り付けて支払います。
切手だと思うとわかりやすいです。
この収入印紙は役所での手続きだけでなく、
契約書や領収書にも必要な時があります。
ある程度の金額以上の契約や請求、領収のときに、
貼り付けます。これは税金です。
このように、大きな取引そのものに、国は税金を課します。
とはいえ、ソーシャルな分野では、それほど多く必要としないので、
手元にあることは無いと思います。
それで、必要な際は買いに行きます。
コンビニでも少額(200円)の収入印紙は売っていますが、
だいたい、必要となる時は400円以上なので、郵便局で買うことになります。
私たちは契約作業は土日にやることが多いのですが(中断が少なく集中できるため)、
土日は郵便局が限られます。
コンビニで200円×2枚でも法的には問題ありませんが、
収入印紙を貼るような契約をする取引相手は、
信用の関係からあまり複数枚貼るのは高評価ではありません。
ここまでが前提です。
さて、あなたは契約書に捺印しようとレターパックを開きました。
(いまだに契約は電子は30%くらいで70%が紙で郵送です。)
今回は収入印紙400円が必要となります。
手元に収入印紙はありません。
あなたは本日、2回、外出する予定です。
土曜の郵便局は民営化後は17時までしかあいていません。
しかも最寄りではありません。
1回目の外出は午後ですが17時前です。
2回目の外出予定は17時を過ぎます。
繰り返しになりますが、本日は土曜日です。
コンビニでは現金支払いです。
郵便局ではキャッシュレスです。
これらを踏まえたうえで、
1⃣すぐ、コンビニで調達して1回目の外出時に投函して完了しますか?
2⃣それとも、1回目の外出時に調達して2回目の外出時に投函しますか?
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あなたが、起業したばかりなら断然1⃣がオススメです。
安定してきたら2⃣を目指しましょう。