こんにちは!tamura です。
今日は大泉工場の毎朝の習慣「Good & New」についてお話ししたいと思います。
みなさまは「Good & New」ご存じでしょうか?
大泉工場では、朝8:45にWAREHOUSE前に集まり、その日24時間以内にあった「いいこと」や「新しい発見」などのポジティブな出来事を、ボールをキャッチした人が1分以内に話し、周りの人はその話を聞いて、拍手し、次の人にボールを渡して全員がみんなの前で話すという朝の時間をポジティブに始める習慣があります。
「Good & New」はアメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発された、組織やチームの活性化や緊張をほぐして、本来のパフォーマンス引き出すことを目的としたアクション。
色々な考えの人、様々なルールに則り生きている人が集まっている国で生まれた「Good & New」は
そんな様々な人達が同じミッションや目的に向かって、同じ方向を見てやっていくためにはどうしたらいいのか考えた心理学者が編み出したレクリエーションの1つです。
部署をまたいだ信頼関係づくりや、会社全体にポジティブな思考や雰囲気を生み出す効果があるとされています。
大泉工場では、フライングボールを活用して、実施しています。
やり方はこんな感じです↓
1.グループ分け(10人以下にする)
曜日によっては2組に分かれてやることもあります。KANさんが参加したり、全員揃うと嬉しい。
2.フライングボールを5回連続で落とさず回す
大泉工場の独自ルールです(笑)
3.5回目にボールを持っている人から、24時間以内にあった「いいこと」や「発見」について1分程度話す
4.話終わったら、話し手以外が拍手をする
5.フライングボールを飛ばし、まだ話していない人が受け取る
6.全員が話終わるまで、繰り返す
7.最後の人が話した後に「今日もよろしくお願いします!」と言って解散!
2.のフライングボールを5回連続で落とさず回す…これが意外と難しく、うまくいった日はそれだけで
盛り上がりますし、うまくいかなくてもなんだかんだ盛り上がります(笑)
フライングボールなので投げるのも、キャッチするのも少々コツが必要です。
私も最初はキャッチもろくにできなかったのですが、落とすたびにみんなが丁寧にコツを教えてくれ、最近は大分上達しました。
実感している効果
実際に体験してみると自分の思いや体験を1分以内で話すのって結構言葉に詰まります。
アウトプットする訓練にもなる「Good & New」は、私にとっては参加することで自分の人生に大きく影響を受ける話が聞けたりすることもある新たな楽しい習慣です。
実は「よかったこと」「今日気づいたこと」に気づけるようになること、朝の通勤途中で「今日Good&Newで話すことなにかあるかな」とポジティブに振り返る習慣はセルフイメージの向上にもつながっています。
入社したての頃は、このおかげで他部署の方々のことを知ることができ、より早く皆さんと打ち解けることができました。
ポジティブな雰囲気で朝を始めると仕事もはかどります。
特にコミュニケーションがとりやすくなるので、他部署への相談事や依頼事や連携が多いPR業務では欠かせない朝の習慣です。
実際にアメリカでは、学校教育現場が荒れていた時代に、「Good & New」を取り入れたクラスの雰囲気がよくなり、相乗効果として成績も上がったという事例も。
組織や学校だけでなく、身近な家族や夫婦間でも取り入れると効果的なのだとか。
大泉工場に入社した方達がすぐ馴染むのはこの「Good & New」の習慣が一役かっていると思います。
そして、どんな発言でも「受け止めてもらえる」「認めてもらえる」経験を繰り返すことにより、気軽に発言しても大丈夫な風土がつくられます。
そして聞き手となるメンバーは「認める力」強化のトレーニングにもなるそうです。
なにより毎日続けることが大事な「Good & New」あなたも取り入れてみませんか?おすすめです!